
今週のいただきもの:2018年9月16日週
ここ数日、東京は気温が下がり、雨も強く、出掛ける気が全くしませんね。買い物に行かなくても家にあるものだけで作れる、豚肉のシャルキュティエールをご紹介します。用意するものは、豚肉、玉ねぎ、トマト缶、ピクルス、マスタード、バターです。 豚肉をフライパンで両面焼きます(最後に煮込むので、この時は中まで火が通っていなくてOK)。豚肉を一度取り出し、みじん切りにした玉
(2024年当時)
380記事

ここ数日、東京は気温が下がり、雨も強く、出掛ける気が全くしませんね。買い物に行かなくても家にあるものだけで作れる、豚肉のシャルキュティエールをご紹介します。用意するものは、豚肉、玉ねぎ、トマト缶、ピクルス、マスタード、バターです。 豚肉をフライパンで両面焼きます(最後に煮込むので、この時は中まで火が通っていなくてOK)。豚肉を一度取り出し、みじん切りにした玉

ここ数日、涼しい日が続きますね。秋の気候の変化での不調は「秋バテ」と言うらしいですよ。さて、そんなしんどい体でも、簡単に作れる料理をご紹介します。豚ばらのブロックに塩をつけて、茹でただけの「塩豚」です。 材料は、豚ばら肉、にんにく、しょうが、長ねぎの青い部分だけ。にんにく以下は無ければ省いてOKです。はじめに、(時間があれば前日から)豚ばら肉に塩をまぶし、キ

まだまだ暑いですが、秋の夜長にオススメの夜食レシピをご紹介します。卵、マスタード、蜂蜜、油、チーズを使い、ビストロで定番の「ウフマヨ」を作りましょう。自家製マヨネーズと半熟ゆで卵のメニューです。 鍋にお湯を沸かし、きっちり7分半タイマーをかけ、卵をゆでます。その間にマヨネーズを作ります。卵黄と油(オリーブオイルやサラダ油など)を混ぜてとろみがついたら、マスタ

朝晩は過ごしやすく、心地よい虫の声が聞こえてくるようになりました。この時期、美味しい魚といえば鰯ですね。すぐに弱ってしまうことから、魚に弱いと書いて「鰯」ですが、「海の米」「海の牧草」と呼ばれ、世界中の海の生態系を支えています。 そんな鰯を使ったパスタをご紹介します。材料は、鰯、ニンニク、オリーブ、トマト缶、ディル、レーズン、ナッツだけです。はじめに、鰯はは

先日、夏らしいことをしようと、花火をしました。花火の締めといえば線香花火ですが、東西でずいぶん違うことをご存知ですか? 西の線香花火は、スボ手牡丹と言います。300年変わらない線香花火の原形です。米作りが盛んな関西には、ワラが豊富にありました。ワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが、始まりだと言われています。ちなみに、火先は上

東京は昨日からすっかり秋めいて、過ごしやすくなりました。涼しくなると、チョコレートのような濃厚で、甘いものが食べたくなりますね。そこで、今日は簡単でとっても美味しいチョコレートケーキのレシピをご紹介します。用意するのは、明治の板チョコ3枚、バター60g、卵3個、グラニュー糖大さじ9、生クリーム50cc、薄力粉大さじ3、ココアパウダー大さじ10、ウィスキー(o

最近、料理のレシピばかり書いている気がしますが、今日もアボカドナーラのご紹介です。 材料は、アボカドとパルメザンチーズ、パスタだけ。初めに、お湯沸かしてパスタを茹でましょう。その間に、柔らかくなったアボカドを潰し、パルメザンチーズを混ぜ、塩胡椒で味付けします。パスタが茹で上がったら、アボカドペーストを和えれば完成です。 それでは今週献本いただいた新刊本のご紹

今週、恵比寿のスペイン料理屋でバイトのOG会をしました。カタルーニャ出身のシェフが腕を振るうこのお店は、まるでスペインにいるかのようです。スペインといえば、グラナダのバルが忘れられません。ファーストドリンクに、無料のおつまみとして、ガスパチョやパエリア、煮込み料理など、しっかりしたものが出てくるんです。軽めのランチなんかはこれだけで十分でした。 ここで、簡単
今週はHONZも大変お世話になっている、水代優さんの新刊イベントにお邪魔してきました。私自身、ちょうど新しいことを始めようとしている時なので、水代さんの 『スモール・スタート あえて小さく始めよう』 を読んで、すごく勇気づけられました。また、水代さんの人との付き合い方が、仕事だけでなく、プライベートでもすごく参考になります。 今回、水代さんの Hama Ho

毎日溶けるような暑さですね。暑いと食欲が無くなりますが、そんな時でもエスニック料理は食欲が湧きます。ベトナム風のつけ麺である「ブンチャー」は、野菜や肉も一緒に食べられるので、栄養バランスも良いですよ。平たく伸ばした生地をカットしているフォーとは異なり、ブンは麺の元を型に入れ、ところてんのように押し出して作られます。 家で作れる、ブンチャー風のレシピを紹介しま

『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60』 や 『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』 を献本いただき、すっかりいきものづいているHONZです。先日、HONZのいきもの係塩田春香、 シャークジャーナリストの沼口麻子さん 、 冒険歌手の峠恵子さん たちと珍獣食のお店に行ってきました!(題して、「アマゾネス軍団なんで

最近、夏バテ気味なのですが、そんな時でも何か口にしなくてはと、アボカドを食べるようにしています。アボカドは、メキシコ、中央アメリカ原産の果実です。隔年で実をつけ、成熟には10〜15ヶ月を要します。大きな種子は、アメリカ大陸で既に絶滅した巨大生物に合わせて進化したものだそうです。 ヘトヘトで、5分以上台所に立ちたくない!という時に、すぐに作れるアボカドカップの

昨日、関東地方では梅雨が明けましたね。1951年の観測開始から、最も早い梅雨明けとなるそうです。ここ数年、梅雨の記憶がほぼ無いのですが、去年はギリシャへ旅行に行っていたのでした。地中海に面するギリシャは、温和で過ごしやすく、なんと言っても食事が美味しいです!今日はギリシャのおふくろの味、「ムサカ」を紹介しましょう。ムサカとは野菜のラザニアのことで、ギリシャを

梅雨ですね。雨続きの憂鬱な気分を吹き飛ばすため、最近は生春巻きパーティーをしています。というのも、凝った料理をするのも億劫なので、自分で食べる分は自分で巻いてもらおうという魂胆です。 レタスやキュウリ、モヤシ、ニラ、シソ、パクチーなど好みの野菜を用意し、巻きやすい大きさに切ります。むきエビや湯がいた豚肉などもあるといいでしょう。ライスペーパー(私はカルディで

明日は父の日ですね。母の日に比べると、少し控えめなイベントのような気がしますが、きちんと日頃の感謝を伝えましょう。私は、父の好物のスイカを贈ることにしました。 スイカといえば、最近スイカのサラダにハマっています。スイカでサラダ…?と、思うかもしれませんが、シンプルでさっぱりとしているので、夏バテで食欲がない時にもオススメです。ブロック状に切ったスイカに、チー

今週のメルマガ にもありましたが、HONZで 『バーフバリ』 応援上映会をしました。異常な盛り上がり様だったのですが、詳しくはアーヤ藍のレポートを楽しみに待ちましょう。 さて、インドと言えばカレーです。自宅で簡単にできる、本格派っぽいキーマカレーをご紹介します。材料は玉ねぎ1個、ひき肉300g、トマト缶とスパイス(コリアンダー大さじ1、ターメリック、クミン、

フルーツサンドって、なんて夢のある食べ物なんでしょう。一口ごとに味が変わるなんて、まるで魔法みたいですね。手元にある 『世界のサンドイッチ図鑑』 を見ると、フルーツを使ったサンドイッチは珍しく、日本発祥のようです。昭和初期には、ケーキの代用品として食べられていたんだとか。 自分で作る場合、個人の好みですが、食パンは甘みがないもの、生クリームも甘さ控えめにした

今週は丸の内で今一番イケてる場所、 Marunouchi Happ. Stand & Gallery に行ってきました。こちら、 伊勢角屋麦酒 とのオリジナルビールが飲めるのですが、とっても美味しいのでおススメです。丸の内にお立ち寄りの方はぜひ。 「液体のパン」とも言われるビールは、紀元前4000年以上前から飲まれていたそうです。メソポタミアで農耕が始まった

鯵が旬の季節です。江戸の学者新井白石が「鯵とは味なり。其の味の美をいふなり」と評したほど。鯵の語源は「味」で、その味のよさから名付けされたとか。漢字の「鯵」は、元は魚偏に「操」だったものを、日本人が書き間違えて「参」になったそうです。 干物やなめろう、フライなど定番の食べ方はたくさんありますが、ピカタで食べるのもおいしいですよ。三枚におろした鯵に塩胡椒、小麦

アスパラガスが美味しい季節です。江戸時代に観賞用として伝わり、明治期からは食用として栽培されるようになりました。芽が地上から出ないように土寄せして地中で栽培したものが白アスパラガスになり、土寄せせず、地上に伸びたものがグリーンアスパラガスになります。 春野菜のオススメの食べ方は、フランス風にエチュベ(蒸し煮)です。お好みの春野菜(アスパラガス、スナップエンド

本日5月5日は、端午の節句ですね。菖蒲の節句ともいい、無病息災を願って、菖蒲湯に入ります。菖蒲を勝負や尚武にかけ、男児の出生を祝ったことが始まりとされています。 菖蒲湯は、水の時から浴槽に菖蒲を入れ、湯を沸かします。香り高くするためには、一度、42度ほどまで温度を上げ、ほどよい温度に冷ましてから入浴すると良いです。血行促進や保温効果のためには、葉だけでなく、

筍の旬がもう少しで終わるかと思うと、悲しいですね。筍は「古事記」に登場していることから、日本では古くから食べられていたようです。しかし、現在一般的に食べられている孟宗竹という種類は、江戸時代に中国からもたらされました。 美味しいことはわかっていても、下処理が面倒なイメージがありますよね。筍の下茹では、普通の鍋だと小一時間ほど掛かりますが、圧力鍋を使えば15分

明後日、4/23はサン・ジョルディの日です。カタルーニャの伝統でこの日は、女性から男性には本を、男性から女性には花を贈ります。バルセロナのランブラス通りには、本や花の屋台が立ち並び、年に一度のお祭りとなるんです。 サン・ジョルディは騎士であり、中世からカタルーニャ地方の守護聖人として、親しまれてきました。この日に花(特に赤いバラ)を贈るのは、サン・ジョルディ

先日、会社の飲み会で、若くて可愛い女の子がハイボールを頼んだので、意外と酒飲みなのかと思ったら、美容のため(糖質が少ない)でした。 バーボン(boubon)は、英語の綴りからわかるように、フランスのブルボン王朝に由来します。アメリカ独立戦争時に、フランスは、独立派を支援しました。当時、植民地支配をめぐり、フランスはイギリスと対立していたのです。 アメリカ独立

最近、農家さんや漁師さんから直接食材を買える、 ポケマル(ポケットマルシェ) にハマっています。友人からこの時期旬のサザエを勧められたのですが、2人暮らしで20個を食べ切れるか不安で購入に踏み出せずにいます。近所へのおすそ分けを真剣に検討中です。 諸説ありますが、サザエは「小さい家」という意味であり、「ササ」が小さい、「エ」が家を表しています。また、漢字の「

表紙のアップルパイに惹かれて、本書に手を伸ばした。甘く煮付けた熱々のりんごと、サクサクのパイ生地が美味しそうだ。洋菓子は、生きていく上で米や塩のように必須ではないが、私たちの生活に彩りをもたらしてくれる。 洋菓子の歴史は記憶によって語り継がれるため、伝説や珍説が生まれやすい。その全てを真に受けないためにも、洋菓子の背景にある文化史を理解することは重要だ。 著

明日はエイプリルフールですね。4月1日をフランスでは「ポワソン・ダヴリル(Poisson d’avril) 4月の魚」と言います。紙に描いた魚の絵を、仲間の背中に気づかれないように貼り、後ろからみんなで「ポワソン・ダヴリル!」とはやし立てる風習があるんです。また、パティスリーのショーウィンドウも魚のチョコレートやタルトで満ち溢れます。 由来は諸説あるのですが

今年の桜は今週末が見頃でしょうか。桜といえば、桜餅。関東と関西ではずいぶんと違うものですね。関東風の桜餅は、徳川吉宗の公園政策によって生まれたんです。吉宗は景色が寂しかった、向島界隈の隅田川堤に、桜の木を植えるよう命じました。これにより、桜の季節にはたくさんの人が、花見に訪れるようになったそうです。 そんな折、向島長命寺の門番をしていた人物が、この桜の葉を塩

今週献本いただいた『絶景本棚』は、本読みたちの書斎の写真集です。登場する34人の書斎主は趣味も専門もバラバラで、本棚への本の納め方にも個性が出ています。すっきり整然と納めている人もいれば、床積みしていたり、魔窟と化している人も…。ちなみに、代表成毛眞の本棚も掲載されています。 実は以前、HONZのメンバーと飲んでいる時に、各自本棚の写真を撮り、「これは誰の本

すっかり春らしい気候になりましたね。暦も啓蟄、桃始笑(ももはじめてさく)です。桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃であり、昔は「咲く」という言葉を「笑う」と表現したそうです。今年の関東の桜の開花は3月20日頃と、例年よりも少し早いそうです。 お花見といえば今は桜ですが、かつては梅でした。梅は奈良時代に中国からもたらされ、日本の貴族たちが歌詠の会の際に観賞されて

今日は雛祭りですね。旧暦3月3日は上巳の節句といい、中国では桃酒を飲み、川辺で詩歌を詠む曲水宴を行っていました。これが日本に伝わり、平安時代には子供の無病息災を願い、紙で作った人形を川へ流す「流し雛」になったそうです。後に節句の儀式と女児の人形遊びが結びつき、現代の雛祭りの原型になったと言われています。 江戸時代初期の雛飾りは、内裏雛のみだったのですが、時代

春先は蛤が美味しい季節ですね。蛤は、雛祭りや結婚式には欠かせない縁起のよい貝です。二枚の貝殻は対のもの以外とは合わないことから夫婦和合の象徴とされ、祝事に用いられる食材となりました。 蛤の語源は、形が栗の実に似ていて、浜辺に生息していることから「浜栗」となったそうです。植物の栗も古代から重要な食糧であったため、「山の栗」に対して「海の栗」と考えたのでしょう。

美味しいそうな鯛が手に入ったので、塩釜焼きにして食べました。塩釜焼きは、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、玄界灘で獲れた母への贈り物の鯛を、腐らないように塩で包んだことが始まりと言われています。 作り方は、魚の内臓部分に長ねぎ(青い部分)と生姜を詰め、塩味のメレンゲ(卵白4個:塩1/2カップ)で包み、200℃のオーブンで25~35分焼くだけです。出汁を取った昆布があ

代官山にある旧朝倉家住宅に行きました。旧朝倉家住宅は、地主であり、東京府議会議長を務めた朝倉虎治郎の邸宅です。回遊式庭園を持ち、東京都心部にある、数少ない関東大震災以前の歴史的建造物として、重要文化財に指定されています。 庭というとつい植栽を眺めがちですが、『作庭記』にも「石を立てん事、まづ大旨をこゝろふべき也」とあるように、庭は石組みが要です。鎌倉、室町の

友人がワカサギ釣りに出かけているのを、SNSで眺めています。ワカサギの氷上の穴釣りは、昭和初期に、長野県の松原湖や野尻湖、山梨県の山中湖などで行われてました。 食用とされることから、綺麗な水にのみ生息しそうですが、じつは水質が悪い状況や低水温、塩分に対して広い適応力があります。また、ワカサギを漢字で「公魚」と書くのは、常陸国麻生藩が徳川11代将軍家斉に年貢と

酢飯を作る時以外にもすし酢をよく使います。先日、すし酢への愛が強すぎて、家にストックがあるのにまた買ってしまいました(ただ忘れていただけ)。 酢飯を作る時のコツは、ご飯が熱いうちにすし酢をなじませること。ご飯が冷めると、でんぷんが変化し、すし酢が浸透しないんです。木製のすし桶を使うと、木がご飯の余分な水分を吸収して、べちゃっとしません。すし酢を馴染ませた後に

今週は浜町にある Hama House で、HONZの新年会がありました。HONZの新年会ということで、檀一雄や池波正太郎にゆかりのある料理をご用意いただきました。放浪癖のあった檀一雄が、日本食で一番食べたくなったものは、田楽だったそうです。 豆腐に味噌を塗って焼いた田楽は、平安時代に行われていた芸能の田楽に由来します。田楽を舞う時に棒のついた台に乗る姿が、

昨年10月の天候不順により、野菜が高くて悲しいですね。今が旬のブロッコリーは、地中海沿岸が原産です。キャベツの花を支えていた枝が緑化したもので、ローマ時代から食べていたそうです。食べるのはつぼみの状態の花であり、収穫せずに栽培を続けるとたくさんの黄色い花が咲きます。また、発芽したての子葉と胚軸を、スプラウト(もやし)としても食べますね。 房がたくさんあること

2017年も残すところあとわずか。お正月の準備はもうお済みですか? お正月の縁起物といえば、松竹梅ですね。松竹梅は、中国の画題である「歳寒三友(さいかんさんゆう)」に由来します。松は常緑樹で冬でも枯れず、凛々しい姿を保つことから、「長寿・延年」の意味をもちます。竹は折れにくく、成長が早いことから、「生命力・成長」の象徴とされました。梅は苔が生えるほどの樹齢と

明後日12月25日はクリスマスですね。クリスマスはキリストの降誕(誕生)を祝う祭りですが、新約聖書にはキリストの誕生日に関する記述はありません。あくまで「降誕を記念する祭日」とされています。 クリスマスの由来は諸説あります。古代ローマでは、土着の宗教があり、冬至の日(12月25日)に「太陽神の誕生祭」や「農耕神への収穫祭」が行われていました。異教徒との対立を