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仲尾 夏樹

HONZ事務担当。1991年、横浜生まれ。美大の建築学科卒。成毛眞の元アシスタント。現在は食を軸にしたまちづくりをする会社で食べ物のことばかり考えている。料理と文鳥が好き。

(2024年当時)

仲尾 夏樹の記事

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380記事

今週のいただきもの:2017年12月10日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年12月10日週

家人からのリクエストで、クスクスを作りました。クスクスは、世界最小のパスタと言われ、肉や魚、野菜の煮込みをかけて食べます。この小さな粒々をどうやって作っているかというと、小麦粉に水をかけて指でもみ、小さな粒にしてからふるいにかけ、乾燥させているそうです。 クスクスは、モロッコやチュニジア、アルジェリアなど、北アフリカの先住民ベルベル人の伝統料理です。これらの

今週のいただきもの:2017年12月3日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年12月3日週

先日、ラ・フランスをいただいたので、熟すのを待っています。ラ・フランスの収穫は実の固いうちに行われ、常温で10〜14日ほど追熟します。軸周りが柔らかくなり、香りが強くなってきたら食べごろです。 「ラ・フランス」と、国名を冠していますが、実は日本だけの呼び名です。ラ・フランスは1864年にフランスのクロード・ブランシェ(Claude Blanchet)が発見し

今週のいただきもの:2017年11月26日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年11月26日週

この時期、丸の内のイルミネーションが綺麗ですね。丸の内といえば、東京駅と皇居をつなぐ、行幸通りの景色に、統一感があると思いませんか? 行幸通りに面した、丸ビルと新丸ビルは約31m(100尺)までの低層部と高層部でデザインを変えています。これは、100尺規制撤廃以前の昭和の建築をイメージしているんです。100尺規制とは、ロンドンの街並みを参考に、当時のイギリス

今週のいただきもの:2017年11月19日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年11月19日週

1年中見られる「留鳥」のカワセミですが、北日本では秋冬に暖地に移動します。カワセミは川や湖に飛び込んで狩りをするため、水面が凍る地域では生きていけません。 鮮やかな色から、「青い宝石」や「渓流の宝石」と呼ばれます。しかし、この青はカワセミの色素によるものではなく、羽毛にある微細構造に光が干渉し、青く見えます。これを構造色といい、シャボン玉やCDが様々な色に見

今週のいただきもの:2017年11月12日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年11月12日週

Rの付く月の楽しみといえば、牡蠣ですね。逆に、5〜8月に牡蠣を食べはなかったのは、冷蔵で海から消費地まで輸送ができなかったから。これは1752年にパリで出された法令に由来します。 また、この時期の牡蠣は、産卵のために身が細り、あまり美味しくないんです。ただ、近年3倍体の牡蠣(染色体数が多いため、産卵しない)が開発され、一年を通し、太ってクリーミーな牡蠣を楽し

今週のいただきもの:2017年11月5日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年11月5日週

地元、横浜の大さん橋に行ってきました。国内外の大型客船が寄港する客船ターミナルで、屋上は天然芝とウッドデッキになっています。カフェやショップも入っていることから、船に乗る人以外も楽しめるスポットです。 設計はイギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィで、コンペで選ばれた当時は大変話題となりました。建物内部は、柱のない大空間となって

今週のいただきもの:2017年10月29日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年10月29日週

安売りに釣られて買った、人参がしなびてきたので、慌ててミートソースを作りました。子どもから大人まで大好きなミートソースですが、イタリアンレストランのメニューでは、なかなか見かけません。代わりにボロネーゼという、よく似たパスタがありますが、何が違うのでしょうか。 ボロネーゼはイタリアのボローニャで、富裕層がフランスのラグー(煮込み料理)をもとに、肉や野菜、ワイ

今週のいただきもの:2017年10月22日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年10月22日週

最近、ポタージュにハマっています。ブレンダーを買ってから、ポタージュを作るのが楽チンなので、カボチャやジャガイモ、サツマイモなど素材を変えて毎日のように飲んでいます。 そういえば、カボチャの語源をご存知ですか?なんと、「カンボジア」に由来するんです。カボチャは天文年間(1532~55年)、ポルトガル人によって、カンボジアの産物として日本に伝わりました。漢字の

今週のいただきもの:2017年10月15日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年10月15日週

ここ数日はすっかり寒くなって、秋というより冬ですね。秋の味覚といえばきのこ。まつたけなんてめったに食べられませんが、しめじやしいたけ、えりんぎなんか安くて美味しいので、この時期は毎日のように食べています。 普段、私たちがスーパーで目にするしめじは本物のしめじじゃないということをご存知ですか?少し前までひらたけというきのこを「しめじ」としてスーパーなどで売って

今週のいただきもの:2017年10月8日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年10月8日週

本日、天ぷらを食べに行く約束があったのに、昨日の昼も天ぷらを食べてしまいました。どんだけ天ぷらが好きなんでしょう。昨日のお店は江戸前らしく、ごま油を使っていましたが、本日は関西出身のご主人のお店なので、サラダ油を使っているはずです。 さて、諸説ありますが、天ぷらは室町時代、日本に入ってきた南蛮料理です。語源はポルトガル語の「tempero(調理)」やスペイン

『この椅子が一番!』ゆったりと座るか、それともただ眺めるか 書影

教養・雑学 / アート・スポーツ

『この椅子が一番!』ゆったりと座るか、それともただ眺めるか

私事で恐縮だが、今、猛烈に椅子が欲しい。この原稿は床に座って、ベッドを背もたれにし、ローテーブルにPCを置いて書いている。短時間の作業なら何の問題もないのだが、長時間となると、体のあちこちが痛くなってくる。そんな時、座り心地のいい椅子があれば、すらすらと原稿が書けると思うのだ。欲を言えば、食事をする時にも、くつろぐ時にも使える椅子が欲しい。そんなわがままな要

今週のいただきもの:2017年10月1日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年10月1日週

柿、梨、葡萄と、秋は果物が美味しい季節ですね。葡萄といえば、どうやって種無し葡萄を作るかご存知ですか? 種無し葡萄は、ジベレリンという植物ホルモンを使って、作られています。通常、果実は受粉によって子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になります。ところが、葡萄は受粉しなくても、ジベレリンに浸すことで子房がふくらむのです。ジベレリンは、茎を伸ばして、密着によ

今週のいただきもの:2017年9月24日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年9月24日週

今週末の東京は、行楽シーズンぴったりのお天気ですね。行楽といえば、お弁当。稲荷寿司と巻き寿司を詰め合わせた、助六寿司が好きです。 助六寿司の「助六」は、歌舞伎十八番のひとつ「助六所縁江戸桜」に由来します。主人公助六の愛人は吉原の花魁で、「揚巻(あげまき)」という名でした。「揚巻」の「揚」を油揚げの稲荷寿司、「巻」を海苔で巻いた巻き寿司になぞらえ、この2つを詰

今週のいただきもの:2017年9月17日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年9月17日週

先週末、我が家でホームパーティーをしました。レシピを考えている時が準備では一番楽しいのですが、最近はお花選びも楽しんでいます。今回は秋の花ということで、ダリアにしました。 ダリアはメキシコ原産で、日本には江戸時代の終わりにオランダからもたらされました。牡丹の花に似ていることから、和名は天竺牡丹といいます。天竺(インド)を経由してきたわけではありませんが、当時

『世界の広場への旅』みんな同じで、みんな違う 書影

社会 / おすすめ本レビュー

『世界の広場への旅』みんな同じで、みんな違う

読むと旅に出たくなる本がある。想像もつかない場所へ果敢に挑んだ旅行記や、街が美しく描かれた小説を読み始めると、旅の妄想が止まらない。本書『世界の広場への旅』は旅行記でも小説でもないが、読み終わったらきっとあなたは旅支度を始めることだろう。 著者は昭和女子大学教授で、これまでに冷戦時代の東欧や青蔵鉄道開通前のチベットなど、延べ86カ国、1,059カ所の広場を調

今週のいただきもの:2017年9月10日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年9月10日週

蒲田にあるトルコレストランに行ってきました。蒲田には美味しいベトナム料理屋が2軒あったり、中華やインド、ベトナム料理専門の食材店があったりなど、ちょっとしたアジア旅行気分が楽しめます。そんな蒲田にあるトルコレストラン、本場のようにお手ごろ価格で美味しく、お店の方がホスピタリティにあふれ、とても素敵なお店でした。 トルコの主な宗教はイスラム教ですが、お酒に関し

今週のいただきもの:2017年9月3日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年9月3日週

去る9/7 、成毛眞の私的なパーティーがありました。その名も「表参道パルプンテ」。年齢性別経歴商売関係なしの50人が集まって、ただただ楽しくお酒を飲んで、おしゃべりするだけです。 さて、そんなパーティーの準備で、かすみ草を買いました。かすみ草の花言葉は「清らかな心」「幸福」「夢見心地」。石灰質の土壌を好み、学名はGypsophila elegans(gyps

今週のいただきもの:2017年8月27日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年8月27日週

六本木の国立新美術館で開催中のジャコメッティ展に行ってきました。ジャコメッティは20世紀を代表する彫刻家で、針金のように極端に細長く、引き伸ばされた人物彫刻で知られています。今回の展覧会は初期〜晩年の作品が集められ、彼の一生を追うことができます。個人的に気に入ったのは、大戦中に製作された作品です。持ち運びができるように、指の腹にも乗るようなサイズですが、彼の

今週のいただきもの:2017年8月20日週 書影

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今週のいただきもの:2017年8月20日週

先日、友人が畑で作ったという枝豆をもらいました。大豆を若いうちに収穫したものが枝豆ですね。そのまま育てると莢が枯れ、黄色く熟した大豆が採れます。 枝豆は奈良〜平安時代にすでに現在の形で食され、江戸時代には夏になると路上に枝豆売りの姿があったそう。当時はさやが枝についたままの状態で茹で、売られており、それを食べ歩いていたことから、ファストフードのような存在だっ

今週のいただきもの:2017年8月13日週 書影

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今週のいただきもの:2017年8月13日週

「形態は機能に従う」とは、シカゴの建築家 ルイス・サリヴァン の言葉です。9代目当主クラウス・ヨーゼフ・リーデルが機能美を求めた結果、 リーデル は世界中で愛されるワイングラスのトップブランドになりました。 シャンパンを飲むときは、フルートグラスで飲むことが多いですが、リーデルが薦めるのは 卵型のグラス です。シャンパンの香りや果実味をより一層楽しめるように

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今週のいただきもの:2017年8月6日週

いつかお別れの日が来ることはわかっていました。でも、毎日一緒にいて、あなたの存在は掛け替えなく、大変離れ難かったです。 そう、親知らずを抜きました。 親知らずは10代後半から20代前半にかけて生え始めます。乳歯と異なり、親は生えてきたことを知らない=「親知らず」と呼ばれるようになりました。英語ではwisdom tooth、分別がつく年頃に生えてくる歯とされて

今週のいただきもの:2017年7月30日週 書影

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今週のいただきもの:2017年7月30日週

先日、HONZの夜会がありました。お店はメキシコ料理屋、飲み物はビールとテキーラだけという、少々ハードな飲み会でした。 テキーラといえば、サボテンが原料だと思われがちですが、竜舌蘭という別の植物から作られています。無色透明のシルバーは蒸留後、熟成しないで瓶詰めにします。薄い黄色のゴールドは樽詰めにし、熟成させるため、ほのかに樽の香りが感じられます。ショットで

今週のいただきもの:2017年7月23日週 書影

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今週のいただきもの:2017年7月23日週

オフィスにお中元でマンゴーが届いたので、頼まれてもいないのに率先して切り分けました。かつて フェルメール が愛用した、インディアンイエローという顔料にマンゴーが使われていたことをご存知ですか? インディアンイエローは、インドのベンガル地方の特産品でした。マンゴーの葉と水だけで牛を育てると、牛の尿は鮮やかな黄色になります。それを集めて乾燥させ、顔料を精製してい

今週のいただきもの:2017年7月16日週 書影

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今週のいただきもの:2017年7月16日週

夏といえばスイカの季節ですね。JR東日本のICカードもSuica(スイカ)と言いますが、由来をご存知ですか?「スイスイ行けるICカード」というだけではなく、「super urban intelligent card」の頭文字なんです。ロゴマークはJR東日本のイメージカラーである緑と、線路でスイカを表現しています。 マスコットキャラクターのペンギンも頭が丸く、

今週のいただきもの:2017年7月9日週 書影

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今週のいただきもの:2017年7月9日週

地元の縁日へ行ってきました。縁日と言えば金魚すくい。昨日はボウルに金魚がいっぱいになるまですくい、ちびっ子たちから尊敬の眼差しを浴びました。 金魚すくいのコツはいくつかあります。 ・ポイ(金魚をすくう道具)は表裏があり、紙が貼ってある表面を使う。 ・ポイは最初に全部濡らす。一部だけ濡らすと、境目が破れやすい。 ・ポイは斜め(45度くらい)に水に入れる。 ・水

今週のいただきもの:2017年7月2日週 書影

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今週のいただきもの:2017年7月2日週

京都の夏の味覚といえば鱧ですね。鋭い歯で咬みつくことから、「食む(はむ)」がなまり、「はも」と呼ばれたそうです(諸説あり)。血液には毒があるので、加熱して処理します。小骨が多く、調理の際は「骨切り」の技術が必要です。1寸(約3cm)につき26筋の包丁を入れられると、料理人として1人前と言われたとか。 上品な味はまさに京都らしいですが、よく食べられたのは、その

今週のいただきもの:2017年6月25日週 書影

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今週のいただきもの:2017年6月25日週

ギリシャのサントリーニ島に来ています!エーゲ海のキクラデス諸島南部に位置し、火山によって形成された、カルデラの外輪山にいくつか集落があります。白壁の家が密集する景観で知られ、島の北部イアの夕日は世界一と言われているんです。美しい街並みを眺めながら、美味しいお酒(サントリーニはワインが有名)とギリシャ料理を堪能し、ひたすらダラダラしようと思っていた私。ですが、

今週のいただきもの:2017年6月18日週 書影

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今週のいただきもの:2017年6月18日週

絵本『はらぺこあおむし』の作者である、エリック・カールの展覧会に行ってきました。『はらぺこあおむし』をご存知の方も多いと思いますが、あらすじを軽く。 日曜日の朝に生まれたあおむしが、月曜日にはりんごを一つ、火曜日には梨を二つ…と、一週間掛けて色々なものを食べていきます。土曜日にはさなぎになり、最後には美しい蝶へと変身します。子どもの頃に見た、鮮やかで大胆な色

今週のいただきもの:2017年6月11日週 書影

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今週のいただきもの:2017年6月11日週

上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれましたね。パンダは繁殖力が低く、1度の妊娠で1頭しか子供を産みません。稀に2頭生まれたとしても、母親は本能的に強い方の子を選び、もう片方の子の世話をしないんです。飼育下では1頭を母親の元に置き、もう1頭は保育器に入れ、数時間ごとに交代させます。粉ミルクだけでは健康に育たないため、交互に母親に抱かせる必要があるんです。 現在

今週のいただきもの:2017年6月4日週 書影

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今週のいただきもの:2017年6月4日週

今週は新宿オペラシティの 『片山正通的百科全書』 に行ってきました。インテリアデザイナーの 片山正通 氏が収集した500点を超える書籍やCD、アート作品の展示をしています。自宅やオフィスにお邪魔しているような、片山氏の頭の中を覗いているような感覚を覚えます。 私の1番のお気に入りはこれです。ホッキョクグマ。 156cmの私が横に並ぶと大きさがわかりますね。こ

今週のいただきもの:2017年5月28日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年5月28日週

都市のアイコンとして、電波塔の役目を終えてからも人気のある東京タワー。赤白に塗り分けられているのは、航空法で定められているからなんです。現在の東京タワーは、大展望台よりも上の部分が7等分に塗り分けられていますが、昭和61年までは、これが11等分でした。大展望台の色が赤→白となるため、かなり印象が異なります。 ちなみに、スカイツリーが赤白の塗装でないのは、高光

今週のいただきもの:2017年5月21日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年5月21日週

もうすぐ5月も終わりですね。この時期旬の鰹はもう食べましたか?太平洋沿岸を回遊している鰹には、旬が年に2回あります。4~6月頃に黒潮に乗って北上する鰹を「初鰹」、10〜11月に親潮にぶつかって南下するものを「戻り鰹」と呼びます。 低い海水温の影響を受け、初鰹より戻り鰹の方が脂が乗っています。江戸では「初物」を珍重したため、「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」と

今週のいただきもの:2017年5月14日週 書影

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今週のいただきもの:2017年5月14日週

この数日、無性にチキン南蛮が食べたくて、チキン南蛮のことばかり考えています。ところで、チキン南蛮や南蛮漬け、鴨南蛮にカレー南蛮と、食べ物につく「南蛮」とは何のことでしょう。日本史の教科書に出てきた南蛮人と関係があるのでしょうか。 当時、南蛮人によってもたらされた、新しい料理や調理法には「南蛮」とつけられるようになりました。南蛮漬けはエスカベッシュやマリネがも

今週のいただきもの:2017年5月7日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2017年5月7日週

ゴールデンウィークは晴れの日が続きましたが、今日の東京はぐずついた天気ですね。「五月雨(さみだれ)」とは梅雨、旧暦五月(現在の六月)頃に降る長雨のことを言います。「さ」は皐月や早苗と同様に耕作を意味する古語「さ」で、「みだれ(水垂れ)」は雨を意味します。現在の五月に降る雨のことを五月雨と言うわけではないんです。 また、「五月晴れ」はこちらも本来旧暦五月の梅雨

今週のいただきもの:2017年4月30日週 書影

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今週のいただきもの:2017年4月30日週

5月の第2日曜日は母の日ですね。母の日の習慣は、アメリカである女性が母親の命日に教会でカーネーションを配ったことに由来します。その後、母の日が制定されると、母親へ日頃の感謝として赤のカーネーションを贈り、母親を亡くした人は白のカーネーションを胸に飾るようになりました。 様々な色があるカーネーションですが、色によって花言葉が異なります。赤は「母の愛」、白は「私

今週のいただきもの:2017年4月23日週 書影

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今週のいただきもの:2017年4月23日週

映画 『メットガラ ドレスをまとった美術館』 を観ました。メットガラとは、ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)を舞台に、1946年から行われているファッションイベントです。2014年には一晩で1,200万ドルもの資金を集め、収益金はメトロポリタン美術館の服飾部門1年間の活動資金に充てられます。 本作は『プラダを着た悪魔』のモデル、VOGUEの編集長ア

今週のいただきもの:2017年4月16日週 書影

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今週のいただきもの:2017年4月16日週

長崎に行ってきました。出島や島原など、長崎には歴史の舞台となった場所が数多くあります。世界遺産に登録された グラバー邸 は、南山手の外国人居留地にあり、日本最古の洋風木造建築です。 スコットランド出身のグラバーは、英国の貿易会社の代理人として来日しました。維新派の藩に艦船や武器を売り込み、伊東博文や井上馨など、明治維新の中心となった若者の海外留学も支援しいて

今週のいただきもの:2017年4月9日週 書影

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今週のいただきもの:2017年4月9日週

六本木の国立新美術館で開催中の ミュシャ展 に行ってきました。ミュシャ×スラブ叙事詩(チェコ国外での公開は初めて)ということで、混雑覚悟で臨みました。混雑を少しでも避けるなら会期半ば、平日16時以降でしょうか。チケット売場も並ぶ(草間彌生展も開催中)ので、金券ショップでチケットを購入してから行くのをオススメします。 ミュシャといえばアールヌーヴォー、美しい女

今週のいただきもの:2017年4月2日週 書影

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今週のいただきもの:2017年4月2日週

六本木で 「大エルミタージュ美術館展」 がやっていますね。エルミタージュ美術館はルーブル美術館、メトロポリタン美術館とともに世界三大美術館の1つです。帝政ロシア時代にパリを模倣して造られた都市、サンクトペテルブルクにあります。 エルミタージュ美術館は、ロシア皇帝の冬宮殿として建設されました。イタリア人の建築家により設計され、ロココ様式で建造されています。建設

今週のいただきもの:2017年3月26日週 書影

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今週のいただきもの:2017年3月26日週

今日から4月ですね。4月の誕生石であるダイヤモンドの名は、その硬さから「征服されざるもの」を意味するギリシャ語「adamazein」に由来します。地中深く、マントルの高温高圧下で炭素が強く結びつき、ダイヤモンドは作られます。 原石はあまり光らないため、かつては今ほどの価値はありませんでした。15世紀にダイヤモンドをダイヤモンドで研磨する方法が確立され、輝きを