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鰐部 祥平

1978年愛知県生まれ。10代の頃は中学3年で登校拒否、高校中退、暴走族の構成員とドロップアウトの連続。現在は自動車部品工場に勤務。気がつくとなぜかHONZのメンバーに。趣味は読書、日本刀収集、骨董品収集、HIPHOP。

(2024年当時)

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『日本のリアル』解剖学者と4人が語る現場 書影

生物・自然 / おすすめ本レビュー

『日本のリアル』解剖学者と4人が語る現場

食卓を語り、農業を語り、漁業を語り、そして林業を語る。この本は解剖学者である養老孟司が「本当の仕事」をしていると考える4人と対談した、対談集である。 4人とは岩村暢子。岩澤信夫。畠山重篤。鋸谷茂。それぞれ日本の1次産業で日本の今に接し、そのあり方に大きな疑問や提唱をおこなってきているスペシャリストだ。ひとまず目次を見てみよう。 第一章 現代人の日常には、日常

『シャンパーニュの帝国』革命と戦争を乗り越えて 書影

教養・雑学 / 世界史

『シャンパーニュの帝国』革命と戦争を乗り越えて

世界中で愛飲されているシャンパン。パーティーや祝いの席には欠かせないワイン。この美しく輝く琥珀色で泡立つワインの歴史は、それほど古いものではない。そもそもワインに泡が立つということはワインの腐敗を意味し、歓迎されることのない現象なのだ。スパークリングワインの発祥や商品化については、どこで始まり誰が行ったのか諸説あり、いまひとつはっきりとしていないようだ。 シ

『朽ちる鉄の美』 書影

アート・スポーツ / 新刊超速レビュー

『朽ちる鉄の美』

鉄は朽ちる。特に日本のように湿度の高い土地では少し油断するとたちまち錆が生じ朽ち果てる。本書は朽ち果て行く鉄の道具を集めた写真集である。 鉄の美を語る上でよく引き合いに出されるのは日本刀である。本書には日本刀は登場しないが、日本刀にも錆を鑑賞する部分がある。それは茎である。日本刀の刀身は木製の柄にはめ込まれており、目釘という竹の釘で固定されている。目釘を抜き

『日本林業を立て直す 速水林業の挑戦』持続可能な林業とは 書影

ビジネス / おすすめ本レビュー

『日本林業を立て直す 速水林業の挑戦』持続可能な林業とは

書店でこの本を見かけたとき、特に興味を持つこともなく一瞥してその場を離れた。しばらく店内をブラブラとしているとき、頭の中に山と森のイメージがわいてきた。その森は針葉樹で覆われた森。よく考えてみると行楽などで山に行くと車窓から見える森の多くは針葉樹の森ではないか? 自然林でこんなにも針葉樹の森が形成されるわけがない。そうだ日本の森の多くは人工林なのだ。そのよう