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久保 洋介

1985年、大阪生まれ。幼少時代を大阪・長崎・ニューヨークで過ごす。京都大学法学部在学時には、日本文化を紹介するイベントを企画し、「京都大学総長賞」「京都学生人間力大賞」を受賞。現在は総合商社にてエネルギー担当。好きなジャンルは、評伝、世界史、サイエンス。

(2024年当時)

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128記事

『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』 書影

人物 / ビジネス

『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』

史上最多の米機密文書がウィキリークスと欧米マスメディア連合によって2010年末に一斉公表された。世界180ヶ国にある約280の大使館・領事館で書かれた合計25万通に及ぶアメリカ国務省の内部文書だ。質の高い文書の中には、ウォッカに煽られたディナーや、独裁者の会合、サウジアラビアのセックス・パーティーの描写まであり、世界を震撼させた。チュニジアの米大使の文書(同

『閃け!棋士に挑むコンピューター』田中徹,難波美帆 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

『閃け!棋士に挑むコンピューター』田中徹,難波美帆

チェスの世界ではコンピューターは既に世界チャンピオンに勝っている。将棋の世界でもコンピューターが一流棋士に勝つのは時間の問題だと思っていたが、ついに2010年10月にコンピューター「あから2010」が清水女流王将に勝利した。本書評を書く数日前にもコンピューターが人間クイズ王2人を破ったニュースが飛び込んできた( http://bit.ly/gpo7wa )。

『青年・渋沢栄一の欧州体験』泉三郎 書影

人物 / おすすめ本レビュー

『青年・渋沢栄一の欧州体験』泉三郎

日本の大企業の大半は数名の偉人によって起業されている。三菱の岩崎弥太郎、三井の益田孝、金融界の安田善次郎、そして日本資本主義の父と言われる渋沢栄一などである。例えば渋沢栄一が関係した主な会社は、みずほ銀行、東京ガス、東京海上、JR東日本、日本郵船、帝国ホテル、アサヒビール、日経新聞など誰もが知っている日本の大企業だ。ちなみに渋沢の活動は実業界にとどまらない。

『クジラは海の資源か神獣か』石川創 書影

サイエンス / 教養・雑学

『クジラは海の資源か神獣か』石川創

著者はクジラの調査捕鯨船団長(シーシェパードから攻撃を受けているあの捕鯨船である)で小中学生向けの総合学習企画「クジラについて学ぼう クジラ博士の出張授業」のクジラ博士だ。本書を通して最新の知見や学説を分かりやすく紹介している。これ一冊を読むだけでクジラ博士になれて、まわりの子どもたちに自慢できる。ちなみに一番最初のページはクジラの口の中の写真。ついジーっと

『川跡からたどる江戸・東京案内』、『江戸艶本への招待』 書影

アート・スポーツ / 日本史

『川跡からたどる江戸・東京案内』、『江戸艶本への招待』

短い書評なら気合を入れなくても、気軽に書けそうだ。 東京のことについてあまり詳しくないので、ちょっと勉強してみようと思って買ってみたのが本書。渋谷センター街は40年前まで川底だったという事実にはビックリした。それも江戸時代はホタル鑑賞の名所だったそうだ。全然知らなかった。そう言われてみれば渋谷駅からどの方面へ歩いても坂を登らなくてはならない。渋谷駅周辺は確か

『寄生虫のはなし』 書影

生物・自然 / おすすめ本レビュー

『寄生虫のはなし』

久々に大当たりの本だ。今年のMY BEST 10におそらく入るだろう。夢中になってワクワクしながら読める本は少ないが本書はその一つだ。とあるアメリカの大学の寄生虫学の講義内容を本にしたのが本書である。ただし、その辺の生物理論や生物の特徴を羅列する教科書的な本とは全然違う。まず目次を見てみよう。「第6章 肛門をのぞき見る―わが子の」「第10章 反ユダヤ主義のサ

『警察の誕生』 書影

世界史 / おすすめ本レビュー

『警察の誕生』

日本では『踊る大捜査線』や『相棒』などの刑事番組ものが人気であるが、刑事が所属する警察がどういう組織で何を目的に活動しているのかをきちんと理解している人は意外と少ないのではないか。そもそも警察は何を目的に活動しているのだろうか。事件を解決することが目的だとか、犯人を捕まえることが目的と思った人は、間違いではないが、テレビ番組の影響を受けすぎているかもしれない

はじめに&2010年に読んだ新刊本おすすめトップ10 書影

おすすめ本レビュー

はじめに&2010年に読んだ新刊本おすすめトップ10

面白い本を紹介することが本ブログの目的。自分自身ビジネスマンだが、ビジネスマンたちが日ごろあまり手にしない本をここでお勧めする予定(月に2回程度アップデート)。 一人前の「本のキュレーター」になれるよう今年1年間 成毛眞さんの勉強会 で勉強させてもらう。 2010年に読んだ新刊本おすすめトップ10は下記の通り。今年は残念ながら突出した本に出合えなかったので、