
これから出る本 2021年4月
3月に入り、緊急事態宣言期間も終了しましたが、未だ新型コロナウイルス感染がおさまる気配はありません。出版業界は『鬼滅の刃』ブームに続き、コミックで『呪術廻戦』が大ブレイク中です。陰陽師や呪術に関してのノンフィクションにも目がいくと良いのですが。 今月もノンフィクションの予約ランキングから見ていきます。2021年3月19日時点の予約受注実績から4月以降に発売に
(2024年当時)
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3月に入り、緊急事態宣言期間も終了しましたが、未だ新型コロナウイルス感染がおさまる気配はありません。出版業界は『鬼滅の刃』ブームに続き、コミックで『呪術廻戦』が大ブレイク中です。陰陽師や呪術に関してのノンフィクションにも目がいくと良いのですが。 今月もノンフィクションの予約ランキングから見ていきます。2021年3月19日時点の予約受注実績から4月以降に発売に

2月も書店店頭にはお客様が多い日が続きました。巣ごもりが続く中、勉強して知識を増やすということに取り組んでいる方も多いようです。まずは先月出た本の売上ランキングから売場を見ていきましょう。 日販オープンネットワークWINから2月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキングを作成しています。(2021/2/1

2月。新型コロナウイルスの流行が始まってから1年になりました。また、東日本大震災から10年という節目を前にして大きな地震も発生。ただ10年を振り返るだけではなく、これからの災害に備えるという意識も強くなってきた気がします。これからどんな本が話題になっていくのでしょう。 ノンフィクションの予約ランキングから見ていきます。2021年2月19日時点の予約受注実績か

1月に入り再度非常事態宣言が発出されました。1回目の非常事態宣言と異なるのは、完全休業している書店がほとんどない、ということ。また、新刊も活発に発行されています。まずは先月出た本の売上ランキングから売場を見ていきましょう。 日販オープンネットワークWINから12月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキング

1月。新型コロナウイルスの再拡大を受け世の中には暗い空気が漂う1年のスタートとなりました。外出自粛要請や、大雪などの悪天候もあって書店店頭も苦戦が続いています。 一方、今年は東日本大震災から10年という節目の年にあたります。3.11を見据え関連書の発売や復刊、文庫化などが急激に増えてきています。どんな本が話題になっていくのでしょう。 いつものように、ノンフィ

いよいよ2021年がスタートしました。ただ、感染拡大を受けてしばらくは巣ごもりが必要な日々が続きそうです。12月も注目すべきノンフィクション本が多く発売されています。まずは先月出た本の売上ランキングから売場を見ていきましょう。 日販オープンネットワークWINから12月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキ

いろいろあった2020年ももう年の瀬。出版業界はコロナ禍の巣ごもり景気の影響も受け、書店は比較的好調の1年となりました。すでに来年発売になる本の話題もボチボチ出てきています。2021年はどんな本との出会いがあるのでしょう。 ノンフィクションの予約ランキングを見てみましょう。2020年12月18日時点の予約受注実績から1月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフ

今年の年間ベストセラーが発表されました。今年は鬼滅と巣ごもり需要に沸いた年でしたが、そうこうしている間に、コロナウイルスの感染も再燃。不安な毎日が続きます。 ここでは先月出た本(ノンフィクション)ランキングを発表!日販オープンネットワークWINから11月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキングを作成して

『鬼滅の刃』効果が続き書店店頭の賑わいも続いています。読書の秋、長くなってきた夜に重厚な本を読むにも良い季節です。ではこの後はどんな本が発売されてくるのでしょうか? ノンフィクションの予約ランキングから見ていきます。2020年11月18日時点の予約受注実績から12月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキングを作成しました。(日販調べ:タ

世の中は『鬼滅の刃』の映画公開により、鬼滅旋風が吹き荒れています。一方で、政治や経済にも大きな動きが出てきており、アフターコロナの世界を予想する本も続々発売されています。 前月に続き、先月出た本(ノンフィクション)ランキングを調べてみました。日販オープンネットワークWINから10月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトル

書店店頭では『鬼滅の刃』旋風が巻き起こっています。映画の大ヒットもあり人気は高まる一方です。民俗学にも注目がいき、鬼についての本が売れないか期待しながらブームを見ていますが、さてどうなりますか。11月はどんなタイトルが発売されるのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年10月20日時点の予約受注実績から11月以降に発売になるタイト

このコーナーでは「これから出る本」として、予約本ランキングを発表していますが、直前に出るなど必ずしも売れた本と予約数が比例するわけではありません。そして、世の中に対して発表されるランキングでは、上位にノンフィクションが入ってくることは少なく、ランクインしてくる銘柄もある程度発売から時間が経ったものがほとんどです。 では、先月出た本(ノンフィクション)というラ

政局が大きく動いています。菅新総理の過去の著作が復刊されるなど店頭にも動きが出てきました。またアメリカも大統領選を前に様々な本が出版されています。10月のノンフィクション売場はどんな様子になるのでしょう。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年9月18日時点の予約受注実績から9月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキング

8月に発売になった『同調圧力』(鴻上 尚史, 佐藤 直樹)が好調です。店頭に並び始めた8月20日前後から一気に売上を伸ばし、重版を繰り返しながらもまだまだ品切れ店が多い状態が続いています。サンプル数が少ない中ではありますが、首都圏と比較すると地方での出足が良いといった傾向が見えています。 『同調圧力』というキーワードはコロナ禍以降よく耳にするようになりました

酷暑となった8月。書店店頭の売上は好調が続いています。9月にはノンフィクションの大型タイトルの発売予定も目白押し。どんな売場が出来上がっていくのでしょう。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年8月20日時点の予約受注実績から9月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキングを作成しました。(日販調べ:タイトル・発売日等今後

『思考の整理学』で一躍有名となった外山滋比古さんが逝去されました。文庫版は250万部を超える大ベストセラーになり、今でも毎年毎年版を重ね続けています。今回はこちらについて見ていきます。 『思考の整理学』の刊行は1983年。1986年に文庫化されていらい長い間読み継がれてきた本でした。そんな動きが変わったのが2007年のこと、岩手県のさわや書店に「もっと若いと

7月も書店店頭の賑わいが続いています。特にビジネスや経済系の本の動きが良くなっているようです。世の中はそろそろ夏休みシーズンに突入。今年は短い夏休みになりそうですが、8月の書店店頭にはどんな本が並ぶのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年7月17日時点の予約受注実績から8月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ラ

ポストコロナ、アフターコロナというタイトルや惹句がつく本が増えてきました。そんな中、コロナ時代を考える本として話題になっているのがこの『武器としての「資本論」』です。コロナ禍がここまでなっていなかった時期に書かれた本ながら、今の世の中を理解するために「資本論」がどう活躍するか、を易しく書いており、経済に詳しくない層にも高く評価されています。 この本の発売日は

6月に入り閉店していた店舗も続々お店を再開しています。待ちわびていた読者も多いのか店頭の売上は好調です。学校の夏休みも短くなりそうななか、夏の書店店頭にはどんな本が並ぶのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年6月19日時点の予約受注実績から7月以降に発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキングを作成しました。(日販

2017年の東京都議選の前に「隠し球」として出版されたのが、小池百合子「ファースト」写真集『小池百合子写真集 YURiKO KOiKE 1992-2017』でした。 そのときのデータ からは、写真集としては異例のクラスタが見え、品格のあるステキな年の重ね方や生き方を求める方たちにとっての、ロールモデルとしての「小池百合子」という存在が強く見えてきました。 そ

先日、毎年恒例となる上半期ベストセラーが発表されました。『鬼滅の刃』の勢いに目が行きがちですが、ビジネス書では『FACTFULNESS』が昨年の年間ランキングに続き1位を獲得し、その人気を見せつけました。『FACTFULNESS』は2019年1月発売の作品ですので、「まだ売れてるのか!」という感想を持った方も多いのではないでしょうか。売れ方を見たところ面白い

新型コロナウイルスの拡大防止のため、都心部や大型ショッピングモールを中心に書店の休業が続きました。しかし、開店中の店舗では本を求める人の行列も。専門的な本を求める人も多くなり、前年を大きく超える売上を記録する店舗もあちらこちらに…。先が見えない中、6月の書店にはどんな本が並ぶのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年5月15日時点

4月のベストセラーランキング が発表されました。日販調べの文庫ランキングでは『ペスト』が4位に躍進。パンデミックを描いた『首都感染』も9位に入るなど感染症関連の小説、ノンフィクションの動きが目立ちました。 特に『ペスト』は世界各国で重版されベストセラーになっているようです。日本ではどう売れ、どう読まれているのでしょう? グラフは今年に入ってから5月までの週次

新型コロナウイルスの拡大は出版界にも大きな影響を与えています。相次ぐ休業、発売の延期など5月まで店頭への影響は続きそうです。5月の書店にはどんな本が並ぶのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年4月16日現在の予約受注から5月以降に発売になるタイトルを抽出し予約ランキングを作成しました。(日販調べ:タイトル・発売日等今後変更になる

『週刊文春』3月26日号。森友問題で自殺した職員の手記はコロナ渦で揺れる市民の心を大きく揺さぶるものでした。大きな話題を呼んだこの1冊の週刊誌は発売2日目で「完売」となっています。 この『週刊文春』はどんな方に読まれたのでしょう。 そもそも『週刊文春』の読者はどういった層なのでしょうか?2020年1月以降の『週刊文春』読者を合算したものがこちらのグラフになり

新型コロナウイルスによる出版業界への影響は思わぬ方向に向かい、今店頭では児童書&子ども向けドリル&パズルのバブルが!また、コロナウイルス対策本も続々発売されてきています。4月の書店店頭はどんな様子になるのでしょうか。 まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年3月18日現在の予約受注から4月以降に発売になるタイトルを抽出し予約ランキングを作成しま

テレビで取り上げられたものの売れ方というのは出版業界に限らない、大事なポイントでしょう。本についても「この人がテレビで薦めたら売れる」という方が何人かいます。ノンフィクション業界でのその筆頭格となっているのがカズレーザーさん。昨年9月に薦めた『ケーキの切れない非行少年たち』はこのオススメによって大ブレイクし、今に至っても高い売行きを見せています。 *グラフは

スタートダッシュで沸いていた出版業界も新型コロナウイルスの影響を大きく受け始めました。とはいえ、家でのんびり過ごす時は読書のチャンス。3月の書店店頭はどんな様相になるのでしょうか? まずはノンフィクションの予約ランキングから。2020年2月21日現在の予約受注から3月以降に発売になるタイトルを抽出し予約ランキングを作成しました。(日販調べ:タイトル等今後変更

第162回の直木賞を受賞した『熱源』。もちろん小説ですが、実在する人物を主人公に据えたことでノンフィクション読者にも興味を持たれているようです。特に北海道での人気はすさまじく、都道府県別の売上シェアは14%に上り東京に次ぎ第2位に。(今、もっとも売れている『鬼滅の刃』の北海道の売上シェアは4%程度ですのでこの特異性は明らかです) 実在する人物をとりあげた小説

2020年が始まりました。書店店頭は年末年始から好調が続いています。ノンフィクションジャンルでは『サピエンス全史』にはじまるユヴァル・ノア・ハラリの本、『哲学と宗教全史』などの哲学系、歴史系の本がよく読まれています。2月の書店店頭にはどんな本が出てくるでしょう? まずは予約ランキングから。2020年1月17日現在の予約リストから2月以降に発売になるタイトルを

天候に恵まれたこともあり、12月から年末年始はよく本が売れた月になりました。特に長い冬休みのスタートとなった12月28日は1年のなかでもっとも本が売れた日になったようです。年末年始には重厚な本がよく売れます。『21Lessons』や『サピエンス全史』『哲学と宗教全史』などここで取り上げた本もよく売れました。そういったタイトルに並び注目を集めたのが『時間は存在

先月初めて予約本ランキングを発表したところ、多くの反応をいただきました。そろそろ2019年も終わります、予約本ランキングから、2020年1月の注目本を見ていきたいと思います。 まずは予約ランキングから。 2019/12/20現在の予約リストから1月以降に発売になるタイトルを抽出しました。(日販調べ:タイトル等今後変更になる可能性があります) 三浦崇宏さんの『

最近、電車の中などで襟元にSDGs(Sustainable Development Goals)のバッジをつけている人をよく見るようになりました。2015年の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されて以降、年々注目度は上がっており、いまや企業にとっても避けて通ることが出来ない大事なテーマになっているとも言われています。(そんな中、
「××を買ったのは、どういう人たちなのか」の企画もスタートから長い時間が経ったため、突発的新企画を開始することにしました! 今、書店では「これから出る本」の予約が出来るお店が増えていて、店頭での予約ランキングが作れるまでに規模が拡大中。コミックスや文庫、写真集といったジャンルに予約が集中しているのですが、このコーナーではHONZで取り扱うジャンルに絞ってラン

9月・10月と荒天の影響を受けて書店店頭も大苦戦中です。そんな中、ノンフィクションジャンルには大きな追い風が吹いてきつつあります。まずは先日こちらでもご紹介した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のYahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞の大賞授賞。ノンフィクションの”普通“を超える驚異的な売れ方で関係者を驚かせています。

HONZメンバーをはじめ、身近なノンフィクション読みから「絶対読んだ方がいい!」とオススメされる1冊が登場しました。ここからのノンフィクション本のアワードやベストセラーに入ってくるだろう1冊、それが『トラジャ』です。 もともと、『週刊東洋経済』に集中連載されていた「JR歪んだ労使関係」をもととした単行本となっており、JR労組に起こった労使問題を中心にその裏側

『哲学と宗教全史』がじわじわと売れています。 本体価格2,400円、分厚い!という印象のある本ながら、多くの方に手にとられ感動を与え続けている秘密はどこにあるのでしょう。データからその裏側を見てみたいと思います。 まずは発売からの動きを見てみます。発売からの動きをグラフにしてみました。(日販オープンネットワークWIN調べ) 出口さんには熱心なファンがついてい

発売前のゲラを読んだ読み手がこぞって絶賛し、話題になった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(長いタイトルなので、『ぼくイエ』なんて愛称で呼ばれています)。この『ぼくイエ』は6月の発売以降、毎週毎週「1週間の売上記録過去最高!」を塗り替え続けており、勢いの衰える気配がありません。 ノンフィクションが、それもエッセイに近い内容のノンフィクションが、こ

経営者や政治家といった方のインタビューを読むと、しばしば“尊敬する人”“目標にする人”として稲盛和夫という名を挙げるのを目にします。様々な著作のある著者ですが、『生き方』はビジネスパーソンだけでなく、様々な人に手に取られ、大ベストセラーとなりました。今回発売された『心。』は『生き方』の続編。発売直後から話題になり、多くの人の手に取られています。今回はこの『心

毎回、「これを買った人はこれを買っています」という原稿を書いていますが、定期的に「あのベストセラーを発売すぐに買った人は、今これを買っています」という見方をしています。今年のビジネス書ジャンルでの定点観測銘柄は『FACTFULNESS』。これを発売1ヶ月以内に購入した方の動向を見ていると、7月に入って急激に売上を伸ばしてきた銘柄があります。それが『ニュータイ