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114記事

なぜこの学校の生徒たちは生き生きしているのか?――『東大よりも世界に近い学校』 書影

社会 / 編集者の自腹ワンコイン広告

なぜこの学校の生徒たちは生き生きしているのか?――『東大よりも世界に近い学校』

「こんなんじゃ売れない。全然ダメ」 初校になるかならいかというタイミングの原稿とタイトル案を見て、ある人はこう言った。 これは誰のための本なのか。知名度のない人がつけるタイトルとしては説得力がないのではないか。そんな趣旨だった――。 本書は、大阪の箕面高校で劇的な海外進学実績をあげ、現在は千代田国際中学校の校長として活躍する日野田直彦さんが、これまでの取り組

OCEAN LIFE 図鑑 海の生物 書影

生物・自然 / 編集者の自腹ワンコイン広告

OCEAN LIFE 図鑑 海の生物

今、あんまり海に行けなくないですか?家にすごく近くない限り。行ったとしても、行ったとか言えないですよね、なかなか、多分。だってこういうご時世ですしね。 海。 海いいですよね。 海。 私も、海の良さを知ったのはここ数年です。出身が神奈川県藤沢市なんで、ばりばり海っぽいじゃんて思われがちなんですが、違う。藤沢市は南北に長い。南は海と街があり、北は田んぼと畑と工場

『BL古典セレクション2古事記』八百一万(やおいよろず)のボーイズラブ! 書影

人物 / 小説

『BL古典セレクション2古事記』八百一万(やおいよろず)のボーイズラブ!

「ならぬ……兄弟でこのようなこと―高天原から見ている者がいるかも知れぬ」 そう言って身を引きはがそうとすると、弟は接吻で兄の唇を塞いで、 「兄上。我々は神。神に許されぬことはございませぬ。それにこれは国生みに必要な儀式でございます」――『BL古典セレクション②古事記』より 「BL古典セレクションの編集者です」と言うと、「腐女子なんですか?」と訊かれることが多

『物語としての旧約聖書』「普遍」を知るためのはじめの一歩! 書影

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『物語としての旧約聖書』「普遍」を知るためのはじめの一歩!

「天地創造」、「エデンの園」、「カインとアベル」、「大洪水」伝承、「モーセと出エジプト」、預言者と預言の数々……。旧約聖書について断片的なエピソードを知ってはいる、あるいは、それが旧約聖書の記述にもとづくものだということを特に意識せずにたとえ話などとして用いている、ということは、旧約聖書にその源のある一神教の信者の方でなくとも、少なからずあるのではないでしょ

『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪! ?』世界は好きなように生きられるところだということ 書影

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『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪! ?』世界は好きなように生きられるところだということ

どこにでも行けるし、なんでもできる、そんなふうに育ててもらった。 この世界は好きなように生きられるところだということ。自分のために声をあげるべきだということ。自分の意見や思いや決心は尊重されるべきものであること。そう思えるようにしてくれた。 本の編集をすると、校正で繰り返し同じ内容を読むことになるわけですが、何度読んでもこの部分にはぐっときてしまいます。それ

『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60』 書影

生物・自然 / 教養・雑学

『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60』

・内臓を食べながら成長し、内部から首を切り落とす ・子どもを誘拐し、奴隷として育てる ・泳げない生物の行動を操り、川に飛び込ませる 身の毛もよだつ所業の数々――。 「おそろしい……」「許せない!」 そう思われても仕方ない書き方をしてしまいましたが、これらはすべて実在する「寄生生物」の生き方なのです。 寄生生物は、決して怖いだけではありません。他の生物からおこ

『辺境の思想 日本と香港から考える』 書影

社会 / 民俗・風俗

『辺境の思想 日本と香港から考える』

中国返還から20年がすぎ、「中国化」(大陸化)がじんわり進む中で、かつてのイギリス植民地下で育まれた自由の気風が減じている香港。しかし2014年の民主化デモ・雨傘運動以降、足もとでは新たな変化も起きています。一方、2011年の東日本大震災を経てオリンピックを控える東京には、どこか表層的な雰囲気が漂い、政治と社会の底ぬけが感じられるのではないでしょうか。 そう

『QBism 量子×ベイズ――量子情報時代の新解釈』 書影

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『QBism 量子×ベイズ――量子情報時代の新解釈』

量子力学との出会いは大学2年生の春。恐れ知らずにも物理学を専攻しはじめていた私は、この科目の講義を楽しみにしていた。「シュレーディンガーの猫」(…生きていて、なおかつ死んでいる猫?)や「トンネル効果」(…物体が壁をすり抜ける現象?)など何やらミステリアスな量子力学について、ついに理解するときがきた! しかし何度か講義に出たあたりから、期待は幻滅に変わっていく

『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』 書影

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『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』

私はいま38歳。ちょうど私が産まれたときの、父親の年齢になった。私が物心ついたときには、すでに父は膠原病にかかっていた。膠原病はタチの悪い病気で、いわゆる難病である。父の場合は、手足の血流が悪くなり、すべての指が大きくソーセージのように丸くふくれ、関節はこわばり、すべての爪と指のあいだには潰瘍ができていた。 指先を常に深く怪我している状態だから、何をするにも

『家計簿つけたら、ヤセました!!』 書影

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『家計簿つけたら、ヤセました!!』

『家計簿つけたら、ヤセました!!』――このタイトルを初めて聞くと、誰もが「プッ」と吹きだす。 日本人ばかりでない。このあいだソウルブックフェアに行ったときも、韓国人が吹きだしていた。かくいう私も、著者の川下 和彦さんからこの話を聞いたとき、「はぁ?」という感じであった。 本書は川下さんの実話がベースになっている。 人一倍意志が弱く、お酒が大好き。誘われたら「

『ドラがたり——のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』 書影

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『ドラがたり——のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』

本書は、『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎)で話題を集めた編集者/ライターの稲田豊史さんによる、渾身の『ドラえもん』評論です。 サブタイトルに掲げた「のび太系男子」とは、誰もが知るドラえもん頼りの劣等生の代名詞「のび太」の生きざまをロールモデルに、21世紀の日本社会に結構な割合で定着してしまったであろうアラフォー以下の男性たちのこと。 よく言えば立身出

『ヒットの崩壊』「PPAP」はヒットなのか? 書影

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『ヒットの崩壊』「PPAP」はヒットなのか?

「最近のヒット曲って何?」 そう聞かれて、すぐに答えを思い浮かべることのできる人は、どれだけいるだろうか? よくわからない、ピンとこないという人が多いのではないだろうか。 こういう書き出しで『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)ははじまります。心当たりのある「ヒット」曲、ありますか? AKB48、三代目 J Soul Brothers、嵐……あたりが筆頭でしょう

『ききりんご紀行』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『ききりんご紀行』-編集者の自腹ワンコイン広告

突然ですが、りんごの種類、いくつ言えますか? ぶどうなら、巨峰・デラウェア・シャインマスカット……3つくらいすぐ出てきて見分けもつくのに、りんごとなると、黄色いのは王林、赤いのはふじ、つがる……名前は知っているけれど、区別がつかない。たいていの人は(青森や長野出身の人はのぞいて)そんな感じではないでしょうか。 りんごはスーパーでほぼ1年中手に入るし、「わーい

出るべくして出た奇人たちの奇書『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』 書影

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出るべくして出た奇人たちの奇書『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』

HONZが全力でレコメンドする『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』。ついには復刊へと導いた、担当編集者が登場。一風変わった人物ばかりが登場すると話題の本書だが、担当編集者までもが一風変わった人であったようで...。(HONZ編集部) 関連記事はこちらから → レビュー第1弾 、 レビュー第2弾 、 今週のSOLD OUT 、 高野秀行さんの解説 、 著者インタビュ

『大村 智 - 2億人を病魔から守った化学者』独特の研究勘は、どのように培われたのか? 書影

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『大村 智 - 2億人を病魔から守った化学者』独特の研究勘は、どのように培われたのか?

本書『大村智――2億人を病魔から守った化学者』は、2012年2月に刊行された。今回、北里大学特別栄誉教授の大村氏が2015年のノーベル医学生理学賞を受賞したことで改めて注目され、現在、万単位の重版が続いている。とはいえ本書は、受賞報道以前にも3刷まで進んでおり、学術書単行本ではスマッシュヒットとなっていた。この HONZレビューでの紹介 が後押しの一つになっ

クリエイティブになりたい人のための一冊『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』 書影

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クリエイティブになりたい人のための一冊『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』

編集者3年生の吉田倫哉がお勧めする、クリエイティブになりたい人のための一冊・・・ 『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』 (クロスメディア・パブリッシング)の誕生秘話をちょっとだけお話しします。 「なんかおもしろいこと考えてよ〜」「君、新規事業担当ね!」などと、ノリとイキオイで上司に言われたことがある人は少なくないのではないでしょうか。 そんなとき

『国立科学博物館のひみつ』 科博は子供が行くところ? いえいえ、大人が子供に戻れる場所です 書影

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『国立科学博物館のひみつ』 科博は子供が行くところ? いえいえ、大人が子供に戻れる場所です

科博デビューはいつでしたか? 本書の取材中、当時国立科学博物館(通称、科博)の副館長だった著者の一人、折原守さん(2015年3月退館)にそう尋ねられた私は、一瞬答えに窮したのでした。おそらく子供の頃に来ているのだけど、思い出すのはお隣で見たパンダの記憶ばかり。勉強嫌いで、ともすればボーっとしてしまう子だった私には、動いたり鳴いたり臭ったりする動物園のほうが刺

『今日も盆踊り』踊るこの世はラブ&ピース 書影

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『今日も盆踊り』踊るこの世はラブ&ピース

日本の夏、海に花火に盆踊り。みなさん最近「盆踊り」行きましたか? HONZ読者のみなさんのような大人世代は、実は盆踊りに接する機会は少ないかもしれません。ましてや、盆踊りのために旅したり、徹夜で踊ったりなんて「何それ?」と思われることでしょう。はい、担当者も2年前はそうでした。それが「人見知り男子」と「リズム感不安な野宿女子」という盆踊りにハマったふたりに出

大ロングセラー絵本が進化した!『せいめいのれきし 改訂版』 書影

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大ロングセラー絵本が進化した!『せいめいのれきし 改訂版』

7月19日、梅雨が明け、夏がやってきました!同じ日の朝、出来たての『 せいめいのれきし 改訂版』 が製本所から会社へ届けられました。数日前から姿を隠していた太陽は、この黄色い絵本の誕生を祝うようにぎらぎらと出迎えてくれたのです。 『 せいめいのれきし 』という絵本をみなさんはご存じでしょうか。子どもの頃に好きだったという方、同じ作者の『 ちいさいおうち 』は

『ワーク・ルールズ! 君の生き方とリーダーシップを変える』 書影

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『ワーク・ルールズ! 君の生き方とリーダーシップを変える』

著作権仲介エージェントという職業をご存知だろうか? 海外の権利者と国内出版社との間で、翻訳出版権の仲介など行うプロフェッショナルである。その業界最大手となるのが、 タトル・モリエイジェンシー 。ビジネス書大賞を受賞した『 ゼロ・トゥ・ワン 』や、最近HONZで話題になった『 ホワット・イフ? 』や『 マスタリー 』等も同社の仲介であったという。 つい先日発売

映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 書影

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映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』

世界中の兄弟たちよ 俺たちは ここで あなたたちを待っているんだ この叫びを 無視するというのか? 無関心な自分に 胸を張れるのか? 元サッカー選手のバセットが歌う「革命歌」は、まるでサッカーの応援歌のような陽気なテンポでありながらも、その歌詞には社会への批判と皮肉が詰まっている。 8月1日(土)より 渋谷アップリンク 他で公開となる映画『それでも僕は帰る 

ついに、ドラマ化!『ローマ法王に米を食べさせた男』 書影

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ついに、ドラマ化!『ローマ法王に米を食べさせた男』

7月19日からTBS系列で放映される 日曜劇場『ナポレオンの村』 の原案となった作品です。 かつてフランス皇帝ナポレオンは「余の辞書に不可能の文字はない」と豪語しましたが、本書の著者・石川県羽咋市の職員・高野誠鮮さんは、「可能性の無視は、最大の悪策」がモットーです。 平均年収たった87万円、夢も希望も若者もなく、さびれるばかりの限界集落を救うために次々に大胆

『なぜ日本人は、一瞬でおつりの計算ができるのか』-本ができるまでのいきさつと、著者の優しさについて 書影

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『なぜ日本人は、一瞬でおつりの計算ができるのか』-本ができるまでのいきさつと、著者の優しさについて

本書はドイツ在住30年、 『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社+α新書) などのベストセラーを持つ著者が日独の教育を比較した意欲作である。 多作な著者だが、教育について語るのは2007年発刊の 『母親に向かない人の子育て術』(文春新書) に次いで2冊目。 その当時10代だった娘さん方はみな成人し、親元を離れた。一区切りついた今、子育て経験を振り

『セーラームーン世代の社会論』アタシたちのこと知らないなんて…… セーラームーンに代わっておしおきよ! 書影

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『セーラームーン世代の社会論』アタシたちのこと知らないなんて…… セーラームーンに代わっておしおきよ!

アラサーの私は、社会人になってずっと不思議に思っていたことが、いくつかあります。 「どうして女性は“一歩引いた仕事の仕方がよし”とされているんだろう……?」 「“遊びも、恋愛も、仕事も、結婚も……”って言ったら、なんで“欲張り”になるの?」 ……と。これは、仕事をし始めて10年近く経つ今も、日々感じていることです(とはいっても、昔ほど違和感を持ったりすること

『ストーム・チェイサー 夢と嵐を追い求めて』ヤンキーの国・茨城県からオタクブランドへの挑戦 書影

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『ストーム・チェイサー 夢と嵐を追い求めて』ヤンキーの国・茨城県からオタクブランドへの挑戦

ストームチェイサーとは、直訳すると「嵐の追跡者」という意味だ。竜巻やひょう、雷などの激しい気象現象を追い、観測データの収集や映像を捉える人達を指す。本書の著者も、そんなストームチェイサーの一人だ。 茨城県下館市(現・筑西市)の写真屋の3代目として生まれ、茨城県内を中心に活動してきた青木豊。本書は、そんな彼のライフストーリーを数々の写真とともに紹介した一冊だ。

『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』 拝啓 ローラ・ブッシュ様 書影

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『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』 拝啓 ローラ・ブッシュ様

拝啓 ローラ・ブッシュ様 木々の緑も色鮮やかな季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 思い返してみれば、全米で大ベストセラーとなったあなたの自伝を手にしたのは、数年前の冬でした。随分時間がかかってしまいましたが、ようやく出版の日を迎えることができました。なにせ長い道のりで、時々道に迷いもしましたが、ゴールに辿りつくことができてほっとしています。同時に

『やせたいならコンビニでおでんを買いなさい』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『やせたいならコンビニでおでんを買いなさい』-編集者の自腹ワンコイン広告

編集者はどこで著者と出会うものなのでしょうか? 書店でふと手に取った書籍のページをめくるうちに胸がふるえ、その著者に熱い思いを綴った手紙を送り、会ってもらう――とか。 某版元が主催のパーティでかねてから気になっていた書き手と会い、雑談を交わすうちに意気投合して、新しい企画が生まれる――とか。 こういった話はよく聞きます。なるほど、私もそんな出会いを大切にする

『失われた夜の歴史』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『失われた夜の歴史』-編集者の自腹ワンコイン広告

オッホン、我が輩は悪魔である。 いまや夜更けても煌々と電気なるものの光が輝いており、すっかり我が輩の威信も地に落ちたものよ。まだまだ我が輩も元気だった頃、暗闇が夜を支配していた当時は、人間どもはわれわれを心から畏れておったものじゃ。 夜を迎えようとする夕刻も、けっして美しい時間などではなかった。人間どもは宵闇とともに、有毒な霧が空から降りてくると本気で信じて

『「働き方」の教科書 「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『「働き方」の教科書 「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本』-編集者の自腹ワンコイン広告

HONZ読者の皆さまには「HONZ客員レビュアー」としてお馴染みのライフネット生命会長・出口治明さんによる「世代別」仕事論です。 HONZ掲載の出口さんの書評は、歴史から科学、文学まで幅広いジャンルにまたがり、それらすべてが深い教養と鋭い洞察に裏打ちされています。簡にして要を得た文章からは明晰な知性がにじみ出ていますし、出口さんがただ者でないことは皆さまもす

『ラスト・ワン』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『ラスト・ワン』-編集者の自腹ワンコイン広告

中西麻耶というアスリートをご存じだろうか。 彼女は2006年、テニスで国体を目指す最中、勤務先での事故で右膝から下を失う大けがを負う。だが退院後、障害者陸上に転向するや、瞬く間に日本記録を塗り替え、事故からわずか2年で北京に、そしてその4年後のロンドン・パラリンピックにも出場を果たした短距離のトップランナーである。 2014年12月現在、障害者陸上競技のT4

『僕たちが結婚できない理由』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『僕たちが結婚できない理由』-編集者の自腹ワンコイン広告

「結婚できない」のか「結婚しない」のか。30代、40代の独身男性が増え続けている。少し前のデータになるが、2010年の国勢調査では30歳から34歳の男性の未婚率が47.3%に達している。ほぼ2人に1人が未婚という状況だ。 電子書籍「僕たちが結婚できない理由~ロスジェネ未婚男22人の本音~」は30代の独身男性にフリーライターの大宮冬洋さんが取材し、恋愛や結婚に

『どうする定年 50歳から巻き返し!まだ間に合うマネー対策』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『どうする定年 50歳から巻き返し!まだ間に合うマネー対策』-編集者の自腹ワンコイン広告

定年退職で上司たちが去っていく。新人の頃に仕事を教えてもらった大先輩や、同じ部署で長く一緒で飲み仲間だった先輩を、ひとり、またひとり見送るうち、気づけば自分も歳をとり、会社人生の終わりが見え始めてガクゼン……そんな人も多いのではないだろうか。 本書は、1963年生まれ、まさに等身大の3人が登場する、小説仕立てのマネー本だ。 <おもな登場人物> 一度聞いたら忘

『世界を戦争に導くグローバリズム』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『世界を戦争に導くグローバリズム』-編集者の自腹ワンコイン広告

HONZ読者の皆様、こんにちは。本書は、ベストセラー『 TPP亡国論 』の 中野剛志 氏(元京都大学准教授)による渾身の新刊です。 担当編集者として、どんな本なのか、手短にご紹介させていただきます。本書は、アメリカ衰退後の「グローバル覇権国家なき時代」の見取り図を示し、その混乱と悲劇を予見する衝撃の書、であります。第二次世界大戦前の危機に匹敵する時代が到来し

『本棚にもルールがある』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『本棚にもルールがある』-編集者の自腹ワンコイン広告

本書は、そのタイトルの通り「本棚のルール」を書いた本だ。 ・仕事の本は本棚に入れない ・社会人として入れておくべきなのは、「科学」、「歴史」、「経済」 ・本棚に並べるのは勝負本のみ などといったルールが並ぶ。 本棚は、整理が難しい。ギッチリ詰まった本棚や、何年も中身が変わっていない本棚の持ち主も数多くいるのではないだろうか。本は冷蔵庫の食品のように賞味期限が

『流しの仕事術』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『流しの仕事術』-編集者の自腹ワンコイン広告

東京・恵比寿横丁に今や「絶滅危惧種」と呼ばれて久しい「ギター流し」が実在する。 その男の名は――パリなかやま。 ぼくが初めて彼の姿を見たのは数年前のことだった。 噂には聞いていたが、自分と変わらない同年代の男性(30代)が実際に「流し」をしている姿にとてつもない衝撃を受けた。そこから一方的に興味を抱き、恵比寿横丁へ行くたびに話しかけ、マトワリつき、少しずつ仲

『ビジネスマンへの歌舞伎案内』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『ビジネスマンへの歌舞伎案内』-編集者の自腹ワンコイン広告

恥ずかしながら、30代も中盤になるまで歌舞伎を観たことがなかった。興味はあった。だが、きっかけがなかったのだ。 いや、正直に言うと、近頃はテレビドラマなどで歌舞伎役者が活躍することが多いため、先輩方から「観に行ってみないか」とお誘いを受けることもあるにはあった。だが、ハードルが高く感じられて最初の一歩を踏み出せずにいたのだ。 そういうわけで、著者である成毛眞

『古事記ゆる神様100図鑑』-編集者の自腹ワンコイン広告 書影

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『古事記ゆる神様100図鑑』-編集者の自腹ワンコイン広告

「神社ガール」って言葉までできたほど、神社が女子に人気になっている。縁結びで有名な出雲大社など、ご利益を求めた女子でいつでもごった返しているほど。そんな「神社ガール」にもっと神社を楽しんでもらいたくて作ったのがこの本。 そもそものきっかけは2年前に一緒に伊勢神宮125社をまわる本をつくったこと。昔は「伊勢神宮より伊勢丹が好き」だったという松尾さんの初イラスト

『つながりっぱなしの日常を生きる』-翻訳者の自腹ワンコイン広告 書影

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『つながりっぱなしの日常を生きる』-翻訳者の自腹ワンコイン広告

アメリカのティーン、すなわち13歳から19歳までの少年少女たちは、ネットをどのように利用しているのだろうか。携帯電話およびスマートフォンの普及、またFacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の流行によって、青春時代はどう変わったのだろうか。 これまで長きにわたってネットと社会の関わりについての研究を続けてきたダナ・ボイ

『冬の薔薇 立ち向かうこと 恐れずに』 〜編集者が著者を育てる? いえ、編集者が著者に育てられるのです〜 書影

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『冬の薔薇 立ち向かうこと 恐れずに』 〜編集者が著者を育てる? いえ、編集者が著者に育てられるのです〜

あれはまだ、東京に地下鉄副都心線も存在しなくて、私の頬にほうれい線も存在しなかった若かりし頃。作家さんやオッサン編集者に連れて行ってもらって、何度か足を運んだ新宿や銀座の文壇バー。慣れない水割りを舐めるように呑みながら、うっとりして聞いていた会話はいつもこんな感じだった。 「あそこに座っている編集者の○○さん。あの人がね、作家の△△△を育てたんだよね」 「こ