ノンフィクションはこれを読め!

早川書房の記事

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65記事

『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』 書影

教養・雑学 / 「解説」から読む本

『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』

本書は、2014年にRandom House Books より刊行されたSo, Anyway... の全訳である。 ご存じの読者も多いと思うが、著者のジョン・クリーズは世界的に有名なコメディアンであり、彼の属していた〈モンティ・パイソン〉というグループが登場したのは1969年、《モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス》という英BBCのコメディ番組でのこと

『進化とは何か? ドーキンス博士の特別講義』 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『進化とは何か? ドーキンス博士の特別講義』

あなたはどうしてこの本を手にとったのだろうか。進化についての興味からだろうか。それとも、リチャード・ドーキンスというスター科学者にたいする関心からだろうか。あるいは、すでに熱心な愛読者であるために手にとるのも当然のことだったかもしれない。 どちらにせよ、あなたは最高の一冊を選びとった。本書は現在望みうる最良の進化論入門書であり、またサ

『会議でスマートに見せる100の方法』働く時間があったら昼寝しろ! 書影

ビジネス / HONZブックマーク

『会議でスマートに見せる100の方法』働く時間があったら昼寝しろ!

会議でスマートに見えること。それが私の一番の望みだが、だれだってそうだろう。とはいっても、会議中は眠くなったり、次の休暇やランチのことで頭がいっぱいになったりしてスマートに見せるのが難しくなるときもある。そんなときこそ裏ワザの出番だ。この本では、頼りになる 100の裏ワザを紹介しよう。 先人は「やみくもに働くのではなく、スマー

『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』 書影

医学・心理学 / 「解説」から読む本

『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』

2014年1月、《ニューヨーク・タイムズ》紙に「私にはあとどれくらいの時間が残されているのだろう」と題したエッセイが載った。執筆者はエッセイのなかで、自らの末期がんを告白しており、余命が不確かななかでどう生きたらいいかわからずに葛藤しながらも、やがて前を向き、仕事に復帰する決意をするまでの経緯が綴られていた。その執筆者とは、スタ

『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』

「見通しが甘かった......」。仕事でもプライベートでも、そう言ってほぞをかんだ経験のない人はおそらくいないだろう。もっと先を読む力があれば、他の人より早く正確に将来を見通す力があれば、人生の想定外が減り、成功や幸せをたぐりよせることができるのではないか。みなさんが本書を手に取られたのは、そんな期待からかもしれない。その

『世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで』 書影

教養・雑学 / 「解説」から読む本

『世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで』

天才たちはどこからやってくるのか。一説によると、たとえば3歳でヴァイオリンを弾きこなしていたというモーツァルトのように、天才は「生まれつく」。別の説によると、少なくとも一万時間の努力の結果として、天才は「つくられる」。たとえばトーマス・エジソンのように。だがじつは、天才は「(時代や土地に)育てられる」と、本書の著者エリック・ワイナーは考える

『進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来』 書影

サイエンス / 生物・自然

『進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来』

本書『進化は万能である』は、『赤の女王』『ゲノムが語る23の物語』『徳の起源』『やわらかな遺伝子』といった、進化や遺伝、社会についての作品を手がけてきたイギリスのベストセラー作家マット・リドレーが、前作『繁栄』に続いて昨年発表した The Evolution of Everything: How New Ideas Emerge の全訳だ。

『誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち』 書影

ビジネス / 「解説」から読む本

『誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち』

その昔。今の20歳以下の人たちには理解できないかもしれないけれど、人はおカネを払って楽曲を買っていた。しかもCDというメディアに入ったアルバムというものを買っていた。アルバムの中には12曲くらい入っていて、2枚組なんていうものもあった。その前にはレコードなんていうものもあったし、私が生まれて初めて買ったのはユーミンのLPだったけど、そんなこ

『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』

2016年2月11日、重力波研究をかねてから支援していたアメリカの国立科学財団(NSF)のお膝元、首都ワシントンで記者会見が開かれ、前年の九月一四日に同国の重力波観測施設LIGOで重力波が検出されていたことが発表された。その存在が間接的にしか証明されていなかった重力波が直接観測され、一般相対性理論の正しさがまたも実証されたのだ。翌日には一般紙の一面を飾ったこ

『アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理』 書影

社会 / HONZブックマーク

『アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理』

私の人生を合理的に解釈すると、こんなふうに説明できるかもしれない。私が人間の性質を観察し、省みることができるようになったのは、あのやけどと、今も続く後遺症のおかげなんだと。 私は体表の7割にIII度熱傷を負ったせいで、3年ほどの入院生活を強いられ、ティーンエイジャーらしい生活を奪われ、日々強烈な痛みに苛まれ、医療システムの機能不全にくり返

『貨幣の「新」世界史』ハンムラビ法典からビットコインまで 書影

社会 / 「解説」から読む本

『貨幣の「新」世界史』ハンムラビ法典からビットコインまで

学校の歴史の授業では、お金のはじまりは物々交換だったと教えられることが多いのではないでしょうか。大昔の人たちが、たとえば魚と肉を交換しているイラスト入りの教科書などもあるでしょう。 本書『貨幣の「新」世界史』(原題Coined: The Rich Life of Money and How Its History Has Shaped Us、2015年刊)は

『ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義』 書影

教養・雑学 / 「解説」から読む本

『ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義』

今、ハーバード大学で絶大なる人気を誇るのが、マイケル・ピュエット教授による「中国哲学」の講座である。本書は、ピュエット教授による授業内容を熱気もそのままに、詰め込んだ一冊だ。なぜ、中国哲学と真摯に向き合うことが、多くの人の人生を変えるのか? 本書に寄せられた共著者(クリスティーン・グロス=ロー)の前文を掲載する。(HONZ編集部) 2013年のさわやかな秋晴

『ゲノム革命 ヒト起源の真実』 書影

生物・自然 / 「解説」から読む本

『ゲノム革命 ヒト起源の真実』

人類はいつ、どこで、どのようにして誕生したのか? はじめて二足歩行して言葉をしゃべり出し たのはいつか? 太古の人類はどのような姿をしていたのか? われわれはチンパンジーやゴリラな どの類人猿とどのような関係にあるのか? 人間はどのようにして高い知性を獲得したのか? かつ てわれわれとは別種の人類が生きていたのか? 彼らとどのよう

『CIAの秘密戦争 「テロとの戦い」の知られざる内幕』アメリカの対テロ戦争とCIA 書影

社会 / 「解説」から読む本

『CIAの秘密戦争 「テロとの戦い」の知られざる内幕』アメリカの対テロ戦争とCIA

2001年9月の同時多発テロは世界を変えた。少なくとも同テロ以降、アメリカはテロとの戦いに突入し、それは現在も続いている。そしてこのテロとの戦いの最前線に立つのが、国防総省(ペンタゴン)を中心とする米軍と中央情報庁(CIA)なのである。本書は主にCIAに焦点を当て、2001年以降、CIAがテロとの戦いと銘打って世界各国で何を行ってきたのかを、膨大

『ダーウィンの覗き穴 性的器官はいかに進化したか』 書影

生物・自然 / 「解説」から読む本

『ダーウィンの覗き穴 性的器官はいかに進化したか』

ペニスを勃起させた雄ガモたちが、一羽の雌ガモのまわりに群がってくる。どの雄も交尾しようと必死だ。ついに一羽がペニスを強引に挿入する。しかし── 。 「私の生殖器の構造は、ねじくれたトンネル。迷路よ。雄の生殖器をさえぎれる。相手を迷わせることができるの。だますことができる。でも好きな相手なら── 」 雌ガモは一羽の雄ガモに自ら膣口を差し出す。 「私の夫になって

『日本 呪縛の構図 この国の過去、現在、そして未来』 書影

社会 / 「解説」から読む本

『日本 呪縛の構図 この国の過去、現在、そして未来』

本書は久しぶりに登場したアメリカ人の手になる本格的な「日本論」である。(原書は2014年12月に英オックスフォード大学出版局よりJapan and the Shackles of the Past のタイトルで出版された。)その最大のテーマは、日本人の精神や行動にとって今も足枷となっている「歴史の呪縛」の本質を明らかにすることだ。その過程で、著者のR・ターガ

『道程 オリヴァー・サックス自伝』 書影

サイエンス / 人物

『道程 オリヴァー・サックス自伝』

「オリヴァー・サックスの自伝をやらないか」というお話をいただいたとき、もちろん「ぜひぜひ」 と二つ返事でお受けした。 サックスの著書をこれまで三作翻訳してきたこともあるが、ネット上で見ていた原書のカバー表紙に興味津々だったからでもある。 短髪のイケメンが革ジャンを着てさっそうとバイクにまたがっている。えっ、これがサックス先生?

『超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験』 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験』

「ゾーンに入りました。パットを打てば入る感じでした」。これはあるゴルフ選手の試合後のコメントだ。ほかのスポーツ選手が同じようなことを言うのをスポーツニュースなどで耳にしたこともあるのではないか。観客から見て「神がかり的」なプレーを連発するようなとき (たとえば、サッカーのゴールキーパーがスーパーセーブを連発するとき

『ペルシア王は「天ぷら」がお好き?』言語と食の大海を旅する醍醐味 書影

教養・雑学 / 「解説」から読む本

『ペルシア王は「天ぷら」がお好き?』言語と食の大海を旅する醍醐味

本書は、スタンフォードのコンピューター言語学者が、食の言語を手掛かりに人類史を探究するという異色の一冊である。そして「食と言語」と聞いて黙っていられなかったのが、辺境をこよなく愛するノンフィクション作家・高野秀行さん。食べ物の語源に舌鼓を打ちながら、いつしか現在取材されている納豆の話へ。本書の巻末に掲載されている、高野さんのエッセイを特別掲載いたします。(H

『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』 書影

医学・心理学 / 「解説」から読む本

『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』

食べすぎと運動不足は身体によくない、とは、つとに知られるところであり、いまさら誰かに言われなくてもわかってるよ、とみなさんも思っているかもしれないが、その一方で、そんな身体に悪いことをついしてしまい、しかもやめられないのはどうしてなのだろう、とつねづね悩んでいる人もきっと少なくないに違いない。 身体によくないことを自然にしてしまう、というの

『世界を破綻させた経済学者たち 許されざる七つの大罪』 書影

社会 / 「解説」から読む本

『世界を破綻させた経済学者たち 許されざる七つの大罪』

2008年にアメリカで勃発した金融危機は、起きるべくして起きた出来事ではあった。 リスクが大きいローン債券を証券化した「デリバティブ」(金融派生商品)が主役を演じたバブル崩壊劇であったが、そんな危険物を扱う市場を透明にしようとする努力はクリントン政権時にわざわざ禁止されていた。個々のトレーダーたちは成功すれば莫大な報酬を得る

『ホワット・イフ?』一生懸命お茶をかき混ぜれば、沸騰させることが出来るのか? 書影

サイエンス / HONZブックマーク

『ホワット・イフ?』一生懸命お茶をかき混ぜれば、沸騰させることが出来るのか?

突拍子もない質問や、空想的な疑問に元NASAの研究員が全力で答える。全米NO.1マンガ科学サイトの書籍版『ホワット・イフ?(WHAT IF?)』。先日HONZサイトに 訳者解説&内容の一部を掲載したところ 、圧倒的な反響を呼び発売前に重版が決定した。 そして、大好評につき第二弾! 以下の3編を特別公開します。 ・一生懸命お茶をかき混ぜれば、沸騰させることが出

『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』

「 すべての人間が一カ所に集まってジャンプしたらどうなるか? 」など、ふと気になっても、「いや、そんなことはありえない」と、うっちゃってしまうような疑問や、「周期表を現物の元素で作ったらどうなるか?」など、突拍子もない疑問に、科学と数学と、シンプルな線画のマンガを使って答える本。アメリカでは、サイエンス系の本としては破格の大ヒットで、ニューヨークタイムズのベ

『宇宙飛行士が教える地球の歩き方』 訳者あとがき by 千葉敏生 書影

サイエンス / 人物

『宇宙飛行士が教える地球の歩き方』 訳者あとがき by 千葉敏生

著者のクリス・ハドフィールド氏といえば、本国カナダでは知らない人はいないというくらい有名な宇宙飛行士です。計3回の宇宙飛行の経験を持ち、1995年と2001年にはアメリカのスペースシャトルで、2012年にはロシアのソユーズで地球を飛び立ちました。その経歴はとにかくまぶしいかぎり。1995年の宇宙飛行では当時のロシアの宇宙ステーション「ミール」とのドッキングに

『進化とは何か』編・訳者あとがき by 吉成 真由美 書影

サイエンス / 「解説」から読む本

『進化とは何か』編・訳者あとがき by 吉成 真由美

「何かについてすべてを学び、すべてについて何かを学ぼうとせよ」 「きっぱりと決断して行動し、その結果を引き受けよ。優柔不断は何   の良い結果も生まない」 ──トーマス・ヘンリー・ハックスレー 「私たちはスポットライトの中で生きている」とドーキンスは言う。「『現世紀』というのは膨大な時間の流れの中の小さな一スポットライトに過ぎない」のだと。 このフレーズは、