HONZで紹介した本の全点展示を開始しました!
六本木ミッドタウンのd-laboでHONZが紹介した書籍全点!(古書店でも入手できない絶版本を除く)が展示されています。d-laboは年中無休(年末年始を除く)コア時間帯11:00ー18:00(入館無料) http://www.d-laboweb.jp/event/space.html d-laboでは夜7時からイベント(参加無料)も行なっています。是非、イ
HONZ代表
(2024年当時)
583記事
六本木ミッドタウンのd-laboでHONZが紹介した書籍全点!(古書店でも入手できない絶版本を除く)が展示されています。d-laboは年中無休(年末年始を除く)コア時間帯11:00ー18:00(入館無料) http://www.d-laboweb.jp/event/space.html d-laboでは夜7時からイベント(参加無料)も行なっています。是非、イ

本書を読みながらまず思ったことは「おいおい、日本は太平洋戦争からまったく何も学んでいないじゃないか。」という一点だった。 もちろん、この歴史に学ばない日本については、様々な時局で指摘され続けていることは判っている。無責任きわまりない年金行政や、革新性を失い戦力を逐次投入し、衰亡する家電業界などがその代表例だろう。しかし、福島の原発事故とその事故処理を目にし、

橋マニアにとっては必携書である。判型は縦165mmX横133mm、文庫本をすこし大きくしたような本だ。ほぼ全ページフルカラーで、左ページに橋の写真、右ページにその構造などを示すイラストが配置されている。 第1章は導入部で「橋を理解する」。材料、様式、用途、技術者の順に橋の全体像を説明する章だ。第2章が本体で「ケーススタディ」である。桁橋の例として現代米国の

国内の外資系企業で働いている人は51万人、日本の雇用者数は5140万人だから、わずか1%だ。近そうで遠い存在なのが外資系である。著者がテレビドラマの女性プロデューサーに、外資系のイメージを聞いてみると「物腰が柔らかく、いつも微苦笑。言葉は丁寧」「男女ともに、なぜかコートはカシミヤのロング丈」などだそうだ。 では、実態はどうなのだろうと調べてみたのが本書である
一般社団法人 HONZ 〒107-0062 東京都港区南青山5-3-10 FROM-1st 3F 株式会社インスパイア内 TEL : 03-6418-1090(代表) / FAX:03-6418-1092

マイクロソフトのOBにはいろいろな人がいる。初代研究所長だったネイサン・ミアボルドの場合はシェフになり、史上最大の料理本を出版した。この史上最大の料理本の重量は19.3kg、インクの重量だけで1,9kgもある。マッド・サイエンティストならぬ、マッド・シェフだ。この人は2000年の時点で少なくとも5つの学位を持っていた。ビルゲイツが提唱する次世代原子炉テラパワ

書棚に置いておくべき本がある。人生のときどきに読み返したくなる本はもちろんだが、書棚の持ち主の問題意識やセンスを一瞬で感じ取れるような本もある。ボクにとって前者の究極は『ご冗談でしょう、ファインマンさん』であり、問題意識という意味での一冊はセバスチャン・サルガドの『Workers』だ。この軽いエッセイと重い写真集の2冊があれば、目の前に高い壁が見えてきても勇
おかげさまで、2年目に入ったHONZはより内容を充実させるため、姉妹サイト「ビジネスHONZ」を開設する予定です。そのため新たなメンバーを募集いたしましたところ、多数のご応募をいただきました。本当にありがとうございました。 今回メンバーとして迎えるのは深津晋一郎、鰐部祥平、田中大輔の3名と決定いたしました。 1200字という短い文章のなかで「本をおススメする
おかげさまでHONZは1年前の開設以来、多くの本好きのみなさまにご贔屓いただき、徐々に知名度も上がりつつあるようです。その結果としてアフィリエート業者が出てきました。ツイッター上で「HONZ大絶賛本」などとして、複数のアカウントからロボットで、HONZは絶対に取り上げない本などもツイートしています。HONZとは一切関係はありません。HONZのツイッタ上での公
多数の応募いただきましてありがとうございました。おかげさまで選考に困ってます。あまり人数が多いと運営に支障をきたすので、絞らざるを得ないのですが、とても今日決めれません。そのため発表は大変申し訳ないのですが、8月11日に延期させていただきます。
記念すべき第1回公開朝会だったにも関わらず、参加された方のメールアドレスなどをお聞きするのを失念しておりました。参加された方は感想を一言とお名前をメールをいただければ、今後の「内輪の会」などの通知を送らせていただきます。info@honz.jpまで、よろしくお願いいたします。

いきなり度胆を抜かれる文章から本書ははじまる。すこし引用してみよう。 さらに続けて もちろん、自嘲的な皮肉を込めたジョークである。しかし、たしかにオペラと歌舞伎をもつ日独伊は、英仏と異なり近代にいたるまで植民地をもたなかった。著者はその理由として という。たしかにその通りかもしれない。とりわけ日本人は江戸時代の長き平和のなかで芝居や色事にうつつをぬかし、黒船

『日経サイエンス』8月号の特集は「太陽異変」である。黒点数が減りはじめていることは2010年あたりから ネット上でも話題 になっていた。この太陽の静かさは少なくとも百数十年ぶりだ。もちろん黒点数は太陽活動の結果であり、太陽の中では壮大な変化が起こりつつある。結論を急ぐとこれまで太陽は地球と同様、南極がS極と北極がN極に分かれているのだが、現在は南極・北極とも
2011年1月にスタートした「本のキュレーター勉強会」は、2011年7月19日から「HONZ」として本格的に活動しはじめました。本日現在HONZに掲載されているレビュー数は1011本。おかげさまで月間PV15万・UU5万のサイトに成長いたしました。レビューは紀伊國屋書店サイト、月刊『読楽』などにも定期的に掲載されています。 HONZとはメンバーが独自の視点で

「はじめに」で「ぼくがこの本でやりたかったのは、歴史の魅力を少しでもとらえて伝えることだ」そして「もっと多くの(そしてもっと良質の)歴史の本を読んでみたいという(読者の)好奇心に火をつけることだ」と著者は言う。その目論見通り、本書を読みながらネットや蔵書の間とウロウロしてしまい、読み終わるまでにやたら時間がかかってしまった。好奇心の対象が増えてしまったようだ

非常に書評しにくい本である。編集者はHONZの身内とも言って良いハマザキカクだ。本人からの献本でもある。テーマがテーマだ。しかも「まえがき」では「本書の目的」は「本書では自殺について『問題』として『現象』としてとらえている」と宣言しているように、日本のおける自殺年表人名データベースなのである。 2473件の自殺を1880年以降10年毎に分章して収録してある。

6月のHONZ朝会で高村和久が「今月読む本」の一冊として取り上げていたが先手必勝。超速レビューしてみよう。表紙を一目見て、論語を無理やりツイッター風味にし、現代日本の四方山を皮肉る、お手軽な風刺本であろうと思っていたのだが、意外にも違っていた。たしかにツイッター言語は生きている現代語だから、本書は正統な論語の現代語訳になっているのだ。 こういうやつって、なん

本書は月刊誌「新潮45」に連載されていた4本の記事を改稿したものだ。元記事のタイトルは「石油はどこから来たのか」「石炭が輝いていた昭和」などで、本書はそれらを改編して11章建ての科学エッセイ集のような趣に仕上がっている。章が独立しているため読みやすく、トリビアにも満ちていて、期待通りおおいに楽しめる一冊だ。 第1章ではエネルギーと生物界を概観する。エネルギー

著者のヴィルジニー・レッソンは国境なき医師団の理事も務めている地政学者だ。フランス人女性である。これまで著書は2007年に草思社から『地図で読む世界情勢』が、2009年に河出書房新社から『地図で読む世界情勢―衝撃の未来』が、それぞれ2部構成で出版されている。この4冊ともに世界地図をいろいろな方法で色分けをして世界情勢を説明するものである。 草思社版の第1部は

本日は土屋敦が『ナチスのキッチン』をレビューしている。仲間内ながら素晴らしい書評である。しかも本書で言及されている料理を手作りし、その写真を掲載するという前代未聞の所業である。他のHONZメンバーがこの実践主義に感化され、村上浩がマスクを被ってリングに上がったり、鈴木葉月が人生これ勉強の旅に出発したり、など無謀をしないことを祈るばかりである。栗下直也だけはま

このジャンルで最高・最上の一冊の改訂版がやっと出版された。このジャンルとは図鑑である。子供のころ、桜の花が大きく描いてあって、花弁・おしべ・がくなどの名前を知ることができる図鑑に夢中になったことがある人も多いはずだ。本書はその大人版であり日本語と英語は併記されることで英和辞典の役も果たしている。 もともとこのジャンルは同朋舎の得意分野であった。本書の初版も1

就活生と話していると、面接で語るエピソードがないという人が多い。あったとしてもせいぜいサークルやアルバイトでのチョロッとした武勇伝で、これではほかの凡百とカブってしまうのだ。そこで極端な例として「日本百名山を麓から眺めた」などというエピソードを無理やり作ればいいじゃん、などとアドバイスしてきた。海外旅行より安上がり、発想はおもしろいが、どこかバカバカしく、と

最近読んだ月刊誌を何冊かセレクトして紹介する『月刊誌セレクト』お試し版である。お気に召すであろうか。 『芸術新潮』6月号の特集は「創刊750年号記念大特集―貴重永久保存版 古事記」である。150ページを超える特集の分厚さにいささかたじろぐ。まあ、おっしゃるとおり保存しておいて、いつか読もうかという態度で良かろう。以前はその月の特集に興味があれば買ったのだが、

著者は朝日新聞国際部デスク。社会部、厦門大学客員研究員、イラク・アフガンでの戦場取材、台湾支局長などを歴任したいわば非ビジネス分野のエキスパートだ。そのような現役記者が著した本書は事実とインタビューにこだわった、読み物風に仕上がっているビジネス書だ。経営学特有の流行り言葉の乱発や無理なこじつけもなく清々しい。 かつて世界一の自転車輸出国であった日本が凋落し、

2冊の書斎本がほぼ同時に発売された。 『書斎探訪』は月刊『男の隠れ家』に連載されている「男の書斎」という記事を収録した1冊だ。書き手はフランス料理本の第1人者である宇田川悟だから文章が流麗で、とろみながらゆったりと読める。まさに日曜の午後の書斎で読むのにうってつけの本なのだ。逢坂剛、村上龍、北杜夫などの作家たち、滝田栄、秋山裕徳太子、渡部昇一などのちょっとク

著者は英国Financial Times紙で Undercover Economist という人気コラムを担当している経済記者だ。このコラムと同名の書籍は邦訳され『まっとうな経済学』として2006年に発売されている。当時はスティーヴン・レヴィットの『ヤバい経済学』が世界的に売れていたため、日本の出版社はそれにあやかった邦題をつけて2匹目のドジョウを狙ったのだ

奥付では4月13日初版第1刷発行となっている本書が、Amazonから届いたのは金環食の5月21日だった。5月22日朝にはすでにAmazonで売り切れており、たった1冊の出品されている中古品は8106円という値付けになっている。判型はB5版。いわゆる週刊誌サイズだが、美しいカラー写真や紙質にもこだわって作られた平綴じの立派な本だ。価格も2500円とお高いのだが

じつは2004年から2年間ほどJAXAの宇宙オープンラボ・アドバイザ委員を務めていたことがある。当時JAXAは「見上げる宇宙から使う宇宙へ」をスローガンに、宇宙オープンラボの民間利用を促進していたのだ。ホリエモンにはじめて会ったのも、このアドバイザ会議の場だった。JAXAはアメリカではIT経営者たちが次々と宇宙ビジネスに旅立つのをみて、日本でも宇宙に興味をも

世界で最初の壺は日本でつくられた。1万4千年以上前、縄文人たちがつくりはじめたのである。地中海世界などでみつかる最古の壺は早期縄文時代から数千年後につくられたものだ。これらの地域では農耕が定着してから、穀物の保存などの目的でつくられはじめた。農耕以前の移動する狩猟生活では壺は持ち運びにくいため、つくられることはなかった。 いっぽう縄文人たちは定住型だが狩猟採

「毒にも薬にもならないやつ」とは目立った短所も長所もない退屈な人を揶揄した言葉だ。ときに毒は薬にもなり、短所は長所にもなる。 薬剤開発において毒が薬になるためはLD50とED50が大きく離れている必要がある。LD50とは毒を与えた動物が50%死亡してしまう量(letan dose)のことだ。いっぽうED50とは薬を与えた動物の50%に薬効があった量(effe
イラン人は面白すぎる! (光文社新書) 著者はイラン人の吉本芸人だという。テレビで見たことはない。ググってみるとラジオでも放送できないほどのイラン自虐ネタを持ち出すため、主にステージで活躍しているという。本書はそのステージを見た編集者が、こりゃあ売れるとまさにネタを膨らましてまとめたのであろう。たしかに大笑いできるのだがテレビでは放送できそうにもない。それど

今月号の「芸術新潮」は大友克洋特集だ。ボクはほとんどマンガを読まないのだが、大友作品だけは美術書として、本として買っている。大友と同様、非常に緻密に人物や建築物などを描き込む画風で人気の高い山口晃が画家と呼ばれるのに対して、その山口に大きな影響を与えた大友は漫画家と呼ばれる。まあ、ご本人はどっちでも良いと思っているのだろうが、この違いを不思議に思っていた。「

著者は1980年生まれのアメリカ人。リベラル系市民団体 MoveOn.org の理事会長だ。オバマの選挙に 積極的に関与 するなど、政治的な立場ははっきりしている。本書も第3者の視点で書かれたノンフィクションというよりも、市民の立場から巨大ネット企業に物申すという内容になっている。しかし、そのことを割り引いても本書が指摘するネットの現状は驚くべきものだ。 2

ともかく「ぞわぞわ」しているのである。足が無数に生えていて、ぞわぞわしているのである。ほぼ全ページにそのぞわぞわした生き物のイラストが掲載されているのである。そのすべてがすでに絶滅しているとはいえ、本当に気持ち悪い。 人間は人種や民族を超えて、2つの種族に分類できると言っていたひとがいた。すなわち「ヘビ嫌い」か「ムカデ嫌い」かである。自分たちが4本の手足を持

あれからもう1年たってしまった。日本各所で犠牲者に対する鎮魂とともに、政府や東電の責任、原発の再稼働問題、復興の実態などについての議論が延々とつづいている。しかし、その多くの議論は賛否それぞれの立場に分かれ、議論することを目的としてしまっているような印象だ。いまこそそれぞれの現場で何が起こっていたのかをあらためて掘り起し、そこから議論を始めるべきなのである。

著者からの献本である。小林祥一郎氏。1928年生まれ。海軍兵学校をへて名古屋大学卒業。1952年新日本文学会事務局に入る。1954年花田清輝編集長解任に抗議して辞職。同年平凡社入社。『世界大百科事典』編集部に配属。1959年『日本残酷物語』編集部。1964年雑誌『太陽』編集長。1966年『新文学』編集長。1980年平凡社取締役編集局長。1985年平凡社を退社

著者からの献本である。著者とはマネックス証券の松本大氏と3人で『トーキョー金融道』という本を出版したこともある。『トーキョー金融道』は東洋経済新報社の月刊「金融ビジネス」に連載されていたものを2003年に一冊にまとめたものだった。本書も2003年に刊行されており、こちらは版を重ねついに改定新版の登場となった。友人からの献本を手放しで褒めるわけにはいかないが、

早くも2012年のNo.1候補が登場した。サイエンス系のノンフィクションなのだが、読んでいる途中なんども目を拭ってしまった。サイエンスで泣けるとは夢にも思わなかった。登場人物は12人の高校生。彼らの純粋さと熱中して研究に打ち込む姿に胸を打たれる。子供扱いすることなく支えつづける周囲の大人たちに共感する。人間の持つ前に進むという力と、善意に感動してしまうのだ。

日本で長期低落傾向にあるものといえば物価、政治家の質など、政治経済に関するものがすぐに思いつくのだが、より長期的で深刻な悪影響があるのは国民の科学技術への関心度の低さであろう。本書『科学嫌いが日本を滅ぼす』の冒頭でも、30年ほど前には高校での物理学の履修率は7割を超えていたのだが、いまでは3割以下に落ち込んでいると著者は嘆いている。まさにそのとおりで、福島原
![『仏英独=和 [新]洋菓子辞典』 新刊ちょいとも読まない 書影](/assets/recovered-covers/3d4c6cf63f9f6ebe7cf9379b347ad871b18cad4579434102df2db14450ea0cb4.jpg)
そもそも買ってもいないのだから、ちょい読みどころではない。いまさらパティシエになるつもりもないので、買うつもりもない。ここで紹介してしまったので献本もこないであろう。そもそも辞書の献本というのはあまり聞いたことはない。このたぐいの辞書は日本語の項目を眺めているだけで楽しいのだが、そのためだけに5,460円は高い。困った。 出版社の内容紹介 「パティシエ、製菓