
『100歳、ずっと必要とされる人』新刊超速レビュー
これを聞いたとき、私は目を疑った。100歳で現役?どうしてそこまでして働くの?という疑問が頭に浮かんだ。しかも、毎朝、通勤で辻堂から神田まで、片道1時間ほどを電車で通っているという。 100歳のおじいさんが満員電車に? さらに昼ごはんにはマクドナルドでハンバーガーを食べることもよくあるという。 100歳のおじいさんがマックを食べる? シンジラレナイ。つい片言
(2024年当時)
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これを聞いたとき、私は目を疑った。100歳で現役?どうしてそこまでして働くの?という疑問が頭に浮かんだ。しかも、毎朝、通勤で辻堂から神田まで、片道1時間ほどを電車で通っているという。 100歳のおじいさんが満員電車に? さらに昼ごはんにはマクドナルドでハンバーガーを食べることもよくあるという。 100歳のおじいさんがマックを食べる? シンジラレナイ。つい片言

湘南の鵠沼(くげぬま)海岸に1年中営業しているかき氷専門店がある。その店の名を埜庵(のあん)という。かき氷屋が1年中営業してどうするんだ?だとか、冬にかき氷なんて食べる人はいないだろう!とほとんどの人は思うかもしれない。しかしこの埜庵、真冬でも行列ができるお店なのである。 そう、冬のかき氷も意外とイケるのだ。私もはじめはわざわざ寒い冬にかき氷を食べるなんて、

エルメスといえば女性の誰もが憧れるブランドのひとつだろう。バーキンやケリーといったバッグは100万をゆうに超える代物だが、人気がありすぎて、購入するのに何年待ちというのがザラだという。そんなことが実際にありうるのか?と思ったら、「職人の手仕事による限られた量の家業ビジネス」をいまだに貫いているとのことなので、さもありなんと思った次第である。 エルメスは創業以

若い世代に絶大な人気を誇るサイバーエージェントの藤田晋社長が、サイバーエージェントの成長と苦難を赤裸々に告白した本である。もしかしたら、この本は若い世代にとってバイブルとなるような本になるんじゃないか?そんな予感がしている。そう思うくらい30代の私には心に響くものがあった。 ネットバブル崩壊後、買収危機にあったサイバーエージェント。そのことは前著 『渋谷で働

「センスがいいね」と言われたら、私はとても嬉しい気分になる。「センスがいい」というのは、生き方そのものを肯定されているような気がするし、最高の褒め言葉だと思うのだ。でも「センスがいい」ってどういうこと?と聞かれても、その定義を明確に答えることができない。 なんとなくイメージはできても、センスというものはうまく言語化ができないものだ。私は大のファッション好きな

自由に働くノマドと、奴隷のように働く社畜。これだけを聞くと、社畜よりもノマドのほうが魅力的に見えるのは間違いない。しかしノマドは収入面や福利厚生といったことで社畜に劣る。こういったことを考えずに安易にノマドになろうという人が増えている。本著では安直にノマドになろうとする人に警鐘を促し、ノマドの実態を紹介している。 ノマドは2011年の後半からブームの兆しをみ

ここだけの話、この本はめちゃくちゃいい本だ!めちゃくちゃいい本なんだな、これが! HONZ読者むきの本ではないけども、HONZの読者にもぜひ読んで欲しい!と思う素晴らしい本である。この技術を知ると知らないとでは、人生が大きく変わってしまうかもしれない。ちょっと大げさかもしれないが、それくらいの力を秘めた本だと私は思う。 この本は池上彰さんのベストセラー『伝え

日本人は世界一お金が好きな民族である。絶対に損はしたくないという思いが強く、投資には手を出さず、預貯金をしている人が圧倒的に多い。金融資産の割合でいうと55%が預貯金に回されている。これは他の先進国からみても圧倒的に高い数字だ。先進国の多くは預貯金よりも投資の割合のほうが高い。 また日本人は世界一ケチな民族である。日本人は寄付をしない。先進国では家計の2~3

H&Mなどのファストファッションを使えば、1万円でフルコーディネートができる時代に、1着の服に数十万をかけるような物好きな人が世の中には存在する。私もそんな物好きの一人だ。洋服にとりつかれた者の多くは、一般の人からすれば金銭感覚が狂っている。なぜそんな高いものを買うのか?ファッションに興味がない人には理解不能だろう。なぜかと聞かれたら、こう答えるしかない。そ

2013年のベスト装丁賞はこの本で決まり!表紙やデザインも美しいけれど、この本は写真で見るよりも、実際に手にとってもらったほうが、より素晴らしさがわかるだろう。写真ではわからないと思うが、カバーと本体の両方に凹凸があるのだ。カバーの一部に凹凸がある本はよくみかける。しかしカバーを外したとき、本体にまで凹凸がある本はあまりみたことがない。 この本にいたっては、

彼女の経歴はとても不可思議でおもしろい。高校生のときにカナダへの短期語学留学したことがきっかけで、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に入学。このとき彼女はTOEFLの点数が全く足りなく、ホームステイ先で勉強をはじめたが、途中ですっぱりとそれをやめてしまう。代わりにホームステイ先で家族と会話をし、子供に絵本の読み聞かせをした。それが結果として英語の学習とな

アップルの新製品が発表されると、発売の何日も前からアップルストアに並ぶ人々がいる。新しいiPadが発表になったときは、銀座のアップルストアの前にこたつがあって笑ったのを覚えている。宗教的といってもいいような、熱狂的なファンが、アップルにはたくさんついている。スティーブ・ジョブズが亡くなったときには、アップルストアの前にたくさんの花が添えられた。 英国の神経科
![『[図解] 電車通勤の作法』快適な通勤で幸せな生活を 書影](/assets/recovered-covers/8fbe8985a1fe3d57d83ff8807f90455616fa2fd4eab8db6a8aea6a421ca7b864.jpg)
先日、 外国人が撮ったという日本の通勤電車の写真 をネット上で見かけた。そこにはドアに顔を押し付けられて、悲壮感の漂う日本人の姿が映し出されていた。そう、まるでゾンビのような日本人の姿が……。 毎朝こんな状態で通勤していたら、仕事へ行く前に疲れきってしまうのではないだろうか。私は満員電車が苦手なので、ある時期から通勤時間を早めて、座れないまでも立って本を読ん

男女の脳はつくりが違うとは聞いたことがあったけれど、これほどまでに違うものだとは思わなかった。そもそも男女では見えている景色が違うらしい。女性には見えて、男性には見えない色というものが存在するそうだ。そんなことは考えてみたこともなかった。とすると異性というのは、似て非なる生き物である。多くの大人たちはそのことを理解せず、異性の脳を自分の脳と同じものとして扱お

大正という時代にはとても浪漫を感じる。日本の古き良き時代といったときに想像するのがこの時代だ。エロ・グロ・ナンセンスといった大衆文化が花開き、ファッションは和洋折衷で独自のスタイルが形成されていた。なかでも 『はいからさんが通る』 に出てきたような袴にブーツというスタイルはいま見ても魅力的である。また大正時代のキモノは柄が大胆で斬新なものが多い。アール・デコ

どうやら世の中ではきのこブームがおきているらしい。水玉模様のきのこグッズなどに女性はかわいい!の声をあげ、なめこを育てるゲームに熱中し、のキャラクターグッズをたくさんの人が買い求めている。また、きのこの山と、たけのこの里による争いの話は鉄板ネタになっている。( 『出ない順 試験に出ない英単語』のレビュー でもこの話題が出ていた。) 自分の周りにも、きのこ好き

私には西洋美術の素養がまったくない。ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、マネ、モネ、ルノワール、シャガール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ……。どれも名前くらいは聞いたことがあるが、彼らの代表作は?と聞かれて即答できるものはほとんどない。さすがにダ・ヴィンチのモナリザくらいは知っているが、ルノワールっていいよね。と言われたら、あぁ、あの喫茶店いいね。とい

そんなことを言われなくても、シロクマのことなんて普段から意識したことないし、考えたことなんてないよ。と、読んでいる人の大半が思っているに違いない。それならなおのこと、シロクマのことを考えないで、この先のレビューを読み進めてください。 この本はスタンフォード大学の人気講座である『意志力の科学』をもとに作られた本である。この本が発売以来飛ぶように売れている。そん

いまや、地球最大の書店であり、世界最大のオンライン通販業社となったアマゾン。その創業者であるベゾスにもこんな時代があった。あのベゾスが、街の書店を開業しようとしている人達に混じって、書店開業セミナーに参加している光景を思い浮かべてみてほしい。とても微笑ましい光景になんだか笑いがこみあげてくる。 この本はアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスの半生を数多くのエピソード

ヨーロッパのクラブNo.1を決める戦い。それがUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)である。いまやワールドカップを凌ぐほどの地位と名声を得ており、世界中のフットボーラー憧れの舞台となっている。 ヨーロッパ各国のトップチーム同士の対戦は、いままで数多くのドラマを生みだしてきた。そして信じられないような奇跡が起きるのもチャンピオンズリーグの魅力である。まずは私

Ask what you can do for your country. あなたが国のために何ができるか、問いかけてください。 ジョン・F・ケネディの有名な演説の一節である。ファーストリテーリングの代表取締役会長兼社長である柳井正氏が、この本で言いたかったことは、この言葉に集約されている。 このままではダメになる。そういった危機感を持っている人が世の中には

スタバ本にハズレなし、リッツ・カールトン本にハズレなし、というように、「〇〇にハズレなし」というのが自分の中では幾つかある。今日紹介する原田泳幸氏の書籍にもハズレなし。というのが自分の考えである。(ちなみにHONZの代表である成毛眞の著作にもハズレなしだと私は思っている)今回もその考えは間違っていなかった。 アップルの日本法人社長から日本マクドナルドの社長に

ここ最近のビジネス書のトレンドの一つに、名著を噛み砕いた本というのがある。きっかけは200万部を超えるヒットとなった『もしドラ』あたりにあるのだと思うが、おととし発売された『 プロフェッショナルマネジャー・ノート 』がヒットしたことなども要因の一つになっているのかもしれない。今年に入ってから出たものだけでも、『 「超」入門 失敗の本質 』、『 企業参謀ノート

B&Bで開催した 公開朝会の2週目 で副代表の東えりかが紹介していた『女子とニューヨーク』を紹介する。なぜ東ではなく新人のお前がレビューしているのだ!と東のレビューを心待ちにしていた人から非難の嵐が予想されるので、先に謝罪をしておこうと思う。もうしわけない。東えりかのレビューはきっとどこかで見られると思うのでそちらをぜひご覧頂きたい。 ただ 「 HONZには

ロンドンのメイフェア地区に位置する僅か500mに満たない通りには紳士服のテーラーが30前後も軒を連ねている。紳士服の聖地として200年以上の歴史を持ち、テーラード・スーツの日本での呼称である「背広(せびろ)」の語源とも言われている。その通りの名をサヴィル・ロウという。人々は敬意と憧憬を込めてこの通りを「ゴールデンマイル」(黄金の道)と呼ぶ。 この本はサヴィル

家入一真をご存知だろうか?レンタルサーバーのロリポップ!などを手がけるpaperboy&co.(以下ペパボ)の創業者であり、JASDAQの史上最年少上場社長である。 その彼が高校中退、ひきこもりといった過去を赤裸々に告白し、『こんな僕でも社長になれた』と宣言する本著作は、暗い過去を持つたくさんの人に勇気と希望を与えるに違いない。 彼を救ったのは山田かまちの絵

「リブセンス」という会社をご存知だろうか? 私は全く知らなかった。どうやらジョブセンスというアルバイト情報サイトなどを手がけているITベンチャーらしい。早稲田大学在学中にベンチャーコンテストで優勝。ベンチャー企業を立ち上げ、2011年12月には社長の村上太一が史上最年少の25歳1ヶ月で東証マザーズに上場している。現在では時価総額でSNSの雄mixiをも上回っ