『ハウス・オブ・ヤマナカ -東洋の至宝を欧米に売った美術商-』
グローバルに戦い、無残に散ってしまったベンチャー「山中商会」という視座で本書を読み進めた。周りで設立当初から世界を視野にビジネス展開を企む20代の起業家が増えている。そういった輩からすれば、東アジアの美術品を大量に売りさばいた山中商会は大先輩の商人である。 まずは本書を読み進めるにあたり、美術商についての理解をする必要がある。「美術商は、価値を見抜くために美
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グローバルに戦い、無残に散ってしまったベンチャー「山中商会」という視座で本書を読み進めた。周りで設立当初から世界を視野にビジネス展開を企む20代の起業家が増えている。そういった輩からすれば、東アジアの美術品を大量に売りさばいた山中商会は大先輩の商人である。 まずは本書を読み進めるにあたり、美術商についての理解をする必要がある。「美術商は、価値を見抜くために美
冤罪、嫌な言葉である。 時によって人は間違うことがあるが、やってもいない罪をかぶせられ、挙句の果てに断罪されるという運命にだけはなりたくない。電車内での痴漢の冤罪を晴らすのに何年もかかかり、殺人事件ではDNA判定の科学的進歩を待たなくてはならなかった。それどころか、検察の目論見のために犯人が仕立てられるとは、なんたることだろうか。無辜の市民が犯人とされ、本人

本書は月刊誌『実話ナックルズ』の発行人がこれまでの編集者人生で遭遇したトラブルの数々をまとめた本だ。 実話ナックルズと聞いてもピンとこない人もいるかもしれない。暴走族やら芸能界のスキャンダルが乗っているかと思いきや、非差別部落のルポや殺人事件の真相など硬派な記事も載っている。ゴシップ誌やイエロージャーナリズムといえばそれまでだが、良い意味で文字通り「雑誌」だ
3月25日、今日は本来であれば2年間通った早稲田ビジネススクールの卒業式であった。 式は震災を考慮して中止となったが、卒業という一区切りを記念して、 恩師の内田教授がおすすめの本 をベースに書こうと思う。絶版という噂もあるが、そんなの誰も気にしないだろう。 本書は、南極横断に挑戦した英国人探検家シャクルトンと28人の隊員の、1914年から17ヶ月以上にわたる

昭和13年5月21日未明、岡山県の寒村で一人の若者による大量殺人事件が起きた。死者数は、わずか1時間あまりで30人。横溝正史の小説『八つ墓村』のモデルになった事件としても知られるこの事件が、世に言う「津山三十人殺し(津山事件)」である。本書は発生から70年以上経つ今、同事件を再考し、新たな事件像を提示している。 単独犯としては最多の被害者を生んだ「津山三十人
採点:★★★★☆ ジャーナリズムに興味がある人はもちろん、権力に文字通り命懸けで立ち向かう姿を目撃したい人におススメ。 本書は暗殺国家ロシアで「不偏不党」「公正中立」なニュースを発信し続ける独立系新聞「ノーバヤカゼータ(ロシア語で新しい新聞の意)」の設立から現在までの奮闘の記録。なぜ彼らは同僚・部下が次々と暗殺されても、その活動を止めないのか、ジャーナリズム
採点:★★★★☆ サブプライムの裏側でどんな人がどんなこと考えてどんなことやってたか興味ある人におススメ。 サブプライムローン、リーマンショックに関する書籍はその内部関係者のものも含めて沢山出ているが、本書はウォールストリートを出し抜いた人達の話。アメリカではかなりのヒットになっているようだが(米アマゾンでも480件のコメントがついている)、邦訳はまだ出てな
採点:★★★★☆ 死刑、裁判員制度に興味のある人におススメ。読んだあと「うーん」と唸ってしまう本 かなり衝撃的だった前作 人を殺すとはどういうことか に続く、天才殺人者である著者による、殺人者がどのような人間か、死刑判決を出すとはどういうことかについて述べた本。 ■あらすじ 著者は、少年時代には突出したIQで「神童」と言われ、月に100~200冊を読みこなす
採点:★★★★★ 一流の軍人を知る一冊。ビジネスはもちろん生きるための知恵を手に入れたい人におススメ。 成毛さんの実践多読術( 書評 )で紹介してあったが、残念ながら絶版。久しぶりにアマゾンマーケットプレイスで購入したが、中古でもボロボロでもよいから手に入れることをおススメ。 一昔前のマイクロソフトの面接では「富士山を動かすのにいくらかかる?」というフェルミ