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医学・心理学

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ものすごくSF的で、ありえないほど日常 -『バイオパンク』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

ものすごくSF的で、ありえないほど日常 -『バイオパンク』

かつてスティーブ・ジョブズは「文系と理系の交差点に建てる人にこそ大きな価値がある」という話を聞いて、その道を志すことを決心したそうだ。すなわち人文科学と自然科学の交差するところに、自身の活路を見出したということである。 その感覚の正しさは、現在の世の中の趨勢を見れば火を見るより明らかなのだが、スティーブ・ジョブズが決心したのは、もう何十年も前のことである。以

著者インタビュー 『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』仲野徹氏(その2) 書影

医学・心理学 / 著者インタビュー

著者インタビュー 『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』仲野徹氏(その2)

インタビューその1はこちら! 成毛 なんだか面白そうな本がありますね。(一冊手にとって) えーっ(笑)。 仲野 ああ、『まんが医学の歴史』ですね。講義の小ネタ用に使ってます。どのくらい売れているのか知らないけど、ものすごくよく書けてますよ、これ。 成毛 (本をめくりながら)あー、ヒポクラテスの誓いから始まってずっと…… 仲野 分子生物学のことも書かれていて、

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医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『精神病棟40年』-治療か、収容か。ある長期入院患者の告白

出版社/メーカー: 宝島社 ここ数年、日本の精神医学の遅れを指摘する本が以前よりも目に付くようになってきた。その中に必ず出てくるのが長期の入院患者の存在だ。入院期間が半世紀近くに及ぶ人もいるという。そして、彼らの中には、一見、入院の必要性を感じさせない普通の人々も少なくないという指摘もある。果たして彼らはどのような経緯で今に至ったのか。何を考えているのか。状

『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』 新刊ちょい読み 書影

医学・心理学 / 新刊超速レビュー

『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』 新刊ちょい読み

『 その科学が成功を決める 』などの著書でおなじみ、リチャード・ワイズマン博士の最新刊。タイトルで誤解される向きもあるかもしれないが、超常現象の信憑性を検証するという類の話ではなく、あくまでも超常現象には懐疑的なスタンスだ。そのうえで、人がなぜこうした不思議な現象を体験するのかという点にフォーカスを当てている。 非常に興味深い内容が盛りだくさんで、「ちょい読

61,000ドルの缶詰!?『喜びはどれほど深い?:心の根源にあるもの』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

61,000ドルの缶詰!?『喜びはどれほど深い?:心の根源にあるもの』

本日、2月14日、バレンタインデー。この日にちなんだ女性のしたたかな作戦は多くのドラマや実際の体験談で語りつがれている。一方で男性は数多くのドッキリの被害にあってきたに違いない。勝手な妄想だがバレンタインデーはエイプリルフールに負けず劣らずドッキリが仕掛けられてきたはずだ。 話は変わって第二次世界大戦中のドイツ、そこで起こったとんでもない事件。ヒットラーの右

著者インタビュー 『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』仲野徹氏(その1) 書影

医学・心理学 / 著者インタビュー

著者インタビュー 『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』仲野徹氏(その1)

「おそろしいことを発見した。HONZおすすめの本をAmazonでぽちると、HONZ の別の本を薦めてくる。ということは、けっこうな数のHONZ中毒者がAmazonでぽちらされているということだ。そのうち無限連鎖講防止法適用されるかもしれん」 わがHONZに対して、とある研究者から、上記のような言葉が投げつけられたのは3日前のこと。あの『白い巨塔』に登場する浪

『快感回路』には逆らえない? 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『快感回路』には逆らえない?

「腰痛いし、煙草臭い。終電で帰ろうと思ったのに、もう朝かよ。徹夜の麻雀はやらないって決めてたのに・・・」 お酒を飲む人、ギャンブルをする人であれば一度はこのような感想を持ったことがあるはずだ。お酒やギャンブルをやらない人でも、ついつい食べ過ぎてしまったり、夢中になってテレビを見ていて一日が終わってしまったりしたことがあるのではないだろうか。好きでやっているは

心地よく驚くために 『マジックにだまされるのはなぜか 「注意」の認知心理学』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

心地よく驚くために 『マジックにだまされるのはなぜか 「注意」の認知心理学』

先ずは1分少々のこちらの動画であなたの「注意力」をチェックして欲しい。やるべきことはひとつだけ。“白いシャツ”を着ている学生が何回バスケットボールをパスしているか数えるのだ。 わが身を振り返ると、「もっと注意力があればこんなことには・・・」、と思ったことが何度もある。センター試験ではとんでもないケアレスミスをしてしまったし、上司に誤字脱字を指摘さたれこと、名

『俺に似たひと』 明日はわが身の介護記録 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『俺に似たひと』 明日はわが身の介護記録

人生80年として、半分を過ぎた不惑の頃、漠然とした老後の不安にとらわれていた。自分の老い先が幸せであるためにはどんな準備が必要なのか、親や年上の友人たちの姿を見て参考にしようとしていた。 しかし、それから10年。そんなことより自分の親をどう大過なく晩年を過ごさせて送り出すことができるか、それが現在、最優先に考えなければならないことになっている。 奇しくもちょ

メタボドミノをぶっ飛ばせ! 『腸! いい話』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

メタボドミノをぶっ飛ばせ! 『腸! いい話』

昔、『腸は考える」という本を読んで以来の「腸マニア」である。その本の最初の章「腸は小さな脳である」という題にやられた。自分の体のなかに、自分(脳?)以外に考えている存在があり、それが体や脳にも影響を与えている、そう想像すると、何だか自分と別人格の「体の声」に耳を澄ましたくなる。セロトニン、セクレチン、ガストリンなんていうホルモンの名を呪文のように意味もなく覚

学生メンバー応募レビュー『なぜ意志の力はあてにならないのか』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

学生メンバー応募レビュー『なぜ意志の力はあてにならないのか』

昨日に続いて、HONZ学生メンバー合格者が応募の際に書いたレビュー。今日は、塚越啓樹さんです。 著者は米国のジャーナリストであり、エッセイスト。読みやすさ抜群、且つ贅沢な内容、この一冊で脳科学、神経科学、生物学、文学、宗教、政治、社会、心理などひと通りの学問の世界を旅することができる。 私たちは誰しもが皆、(悪いと頭でわかっていても)自身の内部にある欲望に忠

『手術器械の歴史』 新刊ちょい読み 書影

医学・心理学 / 新刊超速レビュー

『手術器械の歴史』 新刊ちょい読み

「緒言」冒頭の一行目は「アメリカの読者にはC・J・Sトンプソン教授(本書の著者)を紹介する必要はあるまい」だ。しかし、ほとんどのアメリカ人はこの人を知らないであろう。「Nature」のデータベースを調べると、つい最近亡くなったという記事があるのだが、そもそもこの「Nature」の記事は1943年8月28日付けである。本書とは関係ないが驚くのは「Nature」

『オートファジーの謎』 新刊ちょい読み 書影

医学・心理学 / 新刊超速レビュー

『オートファジーの謎』 新刊ちょい読み

じつは「ちょい読み」どころではなく、最後まで興味深く読んだ。正規の書評にしない理由は本書がかなり専門的だからだ。難読本ではないのだが、大量に最新情報が詰め込まれていて、対象となる読者は一般人というよりは、分子生物学を目指す学生のための入門書という感じなのだ。逆にいうと非常に丁寧に、一切の手抜きなくオートファジー研究の最前線について記述している。 オートファジ

『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』 年に一度だけ満月の下で作られる高貴薬「月晶丸」とは… 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』 年に一度だけ満月の下で作られる高貴薬「月晶丸」とは…

チベット医学と言われてもピンとくる人は少ないだろう。中国医学、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)ユナニ医学(イスラム伝統医学)とともに東洋四大医学に数えれらている。薬師如来によって説かれたとされ、その教えは8世紀に『四部医典』(チベット語せギューシ)として編纂された。その名のとおり、根本部、論説部、秘訣部、結尾部の全156章からなる大部である。 『四部経典』

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医学・心理学 / 新刊超速レビュー

『ボクには世界がこう見えていた』 新刊ちょい読み

キチンと読み終えてから紹介するべき本だと思うのだが、怖いもの見たさで第4章の「幻覚妄想」から第5章の「入院」までを読んでしまい、書かずにはおれない気持ちになってしまったのだ。正直なところ統合失調症患者のイメージは理解不能で怖いという感じを持っている人もいるのではないか。しかし、その2章を読むだけで大変な病気であり、本人は本当にしんどそうで、むしろ社会が守って

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医学・心理学 / ビジネス

その場でビビってしまう君へ『なぜ本番でしくじるのか』

出版社/メーカー: 河出書房新社 メディア: 単行本 学生時代を思い出すと、「なぜあいつが」という思いをした経験は誰もがあるはずだ。成績は学年でも一桁の順位だったのに入試に失敗したり、部活動で練習試合では抜群の動きを見せるのに公式戦ではいまいちだった友人や知人が周りにいただろう。今でも周囲を見渡せが、「なぜあいつが」はいるに違いない。万全の準備をして問題ない

『医者は現場でどう考えるか』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『医者は現場でどう考えるか』

ある冬、軍事演習を行っていたハンガリー軍の少尉は偵察隊をアルプス山脈に送り込んだ。その直後降り始めた雪は2日間にわたって止むことはなく、少尉は「彼らを殺してしまったのでは?」という不安に苛まれていた。しかし、3日目に奇跡が起こる。彼らは全員無事に帰ってきたのだ。驚く少尉に調査隊のメンバーがその経緯を話し始めた。 「地図もコンパスもなく自分がどこにいるかも分か

『オーバーフローする脳 ワーキングメモリの限界への挑戦』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『オーバーフローする脳 ワーキングメモリの限界への挑戦』

いわゆる多読というものを初めてから、それほど年月を重ねていないのだが、多読以前と以後で全く変わらないものがある。それは全体に占める、未読本の割合だ。年間50冊程度しか本を買っていなかった時も、年間500冊近く買うようになった今も、およそ30%が本の山に積んだまま、もしくはパラパラとめくっただけなのである。 未読が発生するメカニズムについても、自分なりに、かな

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医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『「上から目線」の構造』

著者 : 榎本 博明 出版社 : 日本経済新聞出版社 発行日 : 2011/10/12 前々回に「 夫婦ゲンカ 」についての本を取り上げたが、今回は上下関係。やっぱり人間に興味がある。上から目線についての本だが、最近の大学生の動向が描写されており、そちらのほうが興味深い。つい5年前まで大学生だったぼくですら目から鱗、信じられない現象が大学で起こっていることを

『死にたい老人』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『死にたい老人』

日曜日の朝っぱらから、なんて本を紹介するんだ!とお叱りを覚悟でこのレビューを書いている。休みの日はアクセス数が少ないのでお許しいただきたい。それにしても、タイトルがいいのだ。思わず手に取りたくなる。発売半月で、すでにベストセラーの仲間入りを果たしたことは、著者にとってうれしいのかどうか、そのあたりを聞いてみたい気がする。 作家・木谷恭介の名前を聞いたことがあ

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『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』

著者 : タラ・パーカー=ポープ、古草秀子 出版社 : NHK出版 発行日 : 2011/9/23 この本のタイトルを見たとき、「あっ、自分もそうだ~」とタイトルに共感して、衝動買いしてしまった。僕はタイトルと同じように黙るほうである。そして、女性はけんかの際に沈黙を保たないほうがよい。研究成果によれば、けんかの際に感情を口に出さない女性は、思ったことをいつ

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医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『こころの免疫学』 週刊朝日9月30日号 「ビジネス成毛塾」掲載

うつ病と双極性障害(躁うつ病)を含む、気分障害患者数がとめどもなく増加しつつある。厚労省の調べでは1996年の患者数は43万人あまりだったが、2008年には100万人を突破した。とりわけ30代のうつ病が増えてきているというのだ。団塊の世代と役割を交代するべき世代がダメージを受けている。会社組織だけでなく国家をも危うくする事態だといってもよいかもしれない。 そ

『死のテレビ実験 人はそこまで服従するのか』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『死のテレビ実験 人はそこまで服従するのか』

芝居じみた仰々しいタイトルである。『死のテレビ実験』とはどんなホラ話が始まるかと思えばあにはからんや。看板に偽りのない内容に驚かされる。 本書の内容を一言で表せば「人はどこまでテレビの言いなりになるか」である。視聴者参加番組に応募してきた人の行動を観察するために、2009年にフランスで行われた実験の詳細な報告書でもある。 基礎になっているのは1960年代にア

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『なぜ意志の力はあてにならないのか -自己コントロールの文化史-』

爆発まじかのチョコレート・ドーナッツが原書の装丁だ。意志と行動の矛盾を表現しているのだろう。 なぜ意志の力はあてにならないのか―自己コントロールの文化史 太るとわかっていても、食べてしまう甘味。(アメリカの4700万人が メタボ症候群) 体に悪いとはわかっていてはやめられないタバコ。(2030年に800万人が毎年煙草が原因で死ぬ予想がある)ついつい仕事の時間

『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』

著者はサイエンス系のフリー・ジャーナリストである。ふだんは『ナショナル・ジオグラフィック』誌などに向けた記事を書いているが、思いつきから記憶術の取材を始めたところ、自身がそのトレーニングを受けることになる。本書では、トレーニングを重ねつつ、記憶術のメカニズムを探るべくその背景の歴史・科学を取材し続け、ついには全米記憶力チャンピオンにまで登り詰めてしまったとい

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『私には女性の排卵が見える―共感覚者の不思議な世界』

新書の刊行点数が毎月凄い。 正直、すべての書名をチェックできないので、記憶に残るような過激なタイトルに目がいってしまう。 そうだとしても、これはかなり挑戦的なタイトルだ。 (2011/05) 岩崎 純一 「排卵が見える男」なんて少なくとも女性は気持ち悪くて近づきたくないと思うだろう。 しかし著者の名前に見覚えあった。 (2009/09/16) 岩崎 純一 共

『すばらしい人間部品産業』 週刊朝日7月8日号 「ビジネス成毛塾」掲載 書影

医学・心理学 / おすすめ本レビュー

『すばらしい人間部品産業』 週刊朝日7月8日号 「ビジネス成毛塾」掲載

著者のアンドリュー・キンブレルはアメリカの市民運動家にして弁護士である。どこかの国の総理大臣と官房長官のイメージが重なり、胡散臭さを感じてしまう。企業や官僚は悪ときめつけ、大衆の漠とした不安を煽り、ことが成就すると権力の亡者となる、という印象が強い。 実際、本書『すばらしい人間部品産業』では最先端科学であるバイオテクノロジーなどに対し、無責任な科学界や強欲な

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『子どもの頃の思い出は本物か』 カール・サバー著 越智啓太・雨宮有里・丹藤克也訳

(2011/05) カール サバー ふとしたきっかけで子どもの頃の思い出が津波のように押し寄せ、自分が幼少期に大きな犯罪の被害者・目撃者であったことを思い出す。 映画やドラマで一度は目にしたことのあるシーンではないだろうか。あまりに大きなストレスから逃れるために、記憶を意識の奥底へ追いやる、という方法は合理的であるようにも思える。 しかし、本当にそれほど強烈

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なにを信じる?なぜ信じる? 『宗教を生み出す本能』 ニコラス・ウェイド著 依田卓巳訳

世界の宗教に興味のある人はもちろん、それらを信じる人間に興味のある人にもおススメ 「氏か育ちか」。IQ、スポーツ、音楽、様々な分野についてこの問いは問われ続けてきた。遺伝子工学や進化生物学の急速な進歩により、特定の分野では解の糸口が見え始めている。『 黒人はなぜ足が速いのか―「走る遺伝子」の謎 』では、長距離、短距離の一流選手にはアフリカのそれぞれ異なる特定

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上岡陽江 大嶋栄子『その後の不自由 「嵐」のあとを生きる人たち』(医学書院)

毎週土曜日の朝のお楽しみに 週刊ブックレビュー があります。 私も毎年出演させていただくが、意外な人が意外な本読みでとても面白い。 ときどき大議論や徹底批判が行われたりして、ちょっとはらはらさせられるととてもお得な気分が味わえます。 次回の放送、2月12日は、松田哲夫(編集者)信田さよ子(臨床心理士)明川哲也(作家)の3人が合評ゲスト。 松田さんはともかく、

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赤ちゃんのような大人になれ! 『哲学する赤ちゃん』 アリソン・ゴプニック 青木玲訳

採点:★★★★☆ 子育てに悩む人だけでなく、イノベーションを生み出す発想法に興味のある人にもおススメ 本書を読んでいると、 大人げない大人になれ! のことを思い出した。赤ちゃんは我々が従来抱いていたイメージ(泣くニンジン)とは大きく異なるものの見方、考えをしている。ある部分では大人と同じであり、ある部分では全く異なる。これまでに聞いたこともないような実験や事

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相関と因果関係 『なぜうつ病のひとが増えたのか』

採点:★★★★★ 「科学的にものごとを考える」ことに興味のある全ての人におススメ。なぜ「うつ」のCMが多いのかよく分かります 本書は2009年7月に幻冬舎ルネサンスより出版されたものの文庫版(一部加筆アリ)であるが、文庫化されるまでその存在を知らなかった。1人の医者が世の中で起こっていることに対する素朴な疑問を様々なしがらみを越えて、科学的な視点から解き明か

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非合理性の良いところ 『The Upside of Irrationality: The Unexpected Benefits of Defying Logic at Work and at Home』 Dan Ariely

採点:★★★☆☆ 行動経済学の分かり易い、かつ役立つ実例が沢山。直感に頼らず行動したい人におススメ。 様々な類似本を産み出した「予想通りに非合理」の続編。まだ邦訳は出ていないので、原著にチャレンジ。日本語の本の5倍以上時間がかかった・・・。それでも取り上げてある事例が面白いので何とか読了。 副題にもある通り、本書は「仕事での非合理性」と「私生活での非合理」2