ノンフィクションはこれを読め!

書店員のこれから売る本

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12月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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12月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

「フィクション」と「ノンフィクション」の境界線上にある本、いわゆる自伝や書簡集、日記などに昔から心を惹かれます。事実は小説より奇なり!という面白さはもちろんですが、それ以上に、いつもの日常や無名の人生といった平凡な題材が言葉の力で磨きあげられ、唯一無二の物語として成立するところに魅力を感じます。「私小説」というジャンルに当てはまるものの、暗さは全くなく、読む

12月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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12月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

今回で私の担当が最後となる。HONZと出会えた感謝を込めて丁寧に言葉を紡ぎたいと思う。 ミシマ社の営業さんと話をしていると、真剣に本の良さを伝えようとしているのが分かる。こちらも自然と届けたいと思える雰囲気になる。本書を読み、三島さんの考え方が同じ会社で働く人々に伝わっているのだと感じられた。自由が丘の拠点、城陽から京都へとオフィスを移転させるまで、「感覚」

12月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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12月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

作家の故丸谷才一さんは、書評を書くとき「最初の3行で読む気にさせる」ことを目指したそうです。私のものはまだ書評という芸域に達してませんが、ついつい皆さまに「読んでいただく」ことを忘れ、冒頭部分をダラダラと書いてしまいます。 先日亡くなられた高倉健さんの手記の言葉が、胸に響きました。「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」私はこのコーナーの原稿を書くとき、

12月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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12月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

一年の終わりが近づいています。振り返ると、いつも周りの方々に助けられ、励まされ、支えられてここまでこれたなぁとしみじみ思います。とりわけ仕事関係の方々には大変お世話になりました。 「ビジネスライク」という言葉があるように、ともすると利害関係が最優先事項になりがちなものですが、私は幸いにも公私ともに仲良くしてくださる方も多くて、本当に幸せな時間を過ごさせて頂き

11月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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11月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

本を通して、現実には会ったことも話したこともない相手を、ずっと以前からの懐かしい知り合いのように感じることはないでしょうか。あるいは、その人が書いたことに影響されて自分の人生の大事な決断を行ったり、本に書いてあった言葉を何度も心の中で繰り返して励まされたり。私にとっては、翻訳家・エッセイストの須賀敦子さんがそんな存在です。この秋、1998年に69歳で亡くなっ

11月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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11月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

社会に出ると「もっと儲けたい」という月並みな思いが、多くの人の心の中心にデンと居座るようになり、私は本当にもったいないと思ってきました。最近、世界的な経済学者の宇沢弘文氏が亡くなり、経済学に幸福という観点を持ち込んだ氏の著作に再びスポットが当たるようになりました。私は勤労学生でしたが、大学4年生の頃、氏の名著『 自動車の社会的費用 』を読んで「自動車は運転し

11月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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11月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

本書に書かれていることは、きっとすぐには改善しないだろうし、簡単ではないだろうと思った。思い返したのは「遠くに行けない年寄の私にとって、お散歩の帰りに、こちらの書店で本を買って読むことと、お店に来て話せることが唯一の楽しみだ」と伝えてくれる何人かのお客様の言葉。気持ちだけで良くはならないと分かっている。けれど、私は、そうしたお客様の声がある限り、当店が存在す

11月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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11月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

サブタイトルは「生き方の手本としたい十賢人のメッセージ」。 「15歳の寺子屋」という全13巻のシリーズから10作品が選ばれ、1冊にまとめられており、うまみ成分がぎゅっと濃縮されたような、大変味わい深い1冊に仕上がっています。15歳向けという事で、難しい言葉を多用することはないものの、目の前にいる若者に語りかけるような文体で、人生の岐路に立った時、励まされるメ

11月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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11月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

今年も『ノンフィクションはこれを読め!』が発売されました。そこで、発売を記念して昨年版の読者の購買層と購入商品を分析してみることにします。 下記が購買層クラスタです。サンプル数が少なめながら、40代・50代の男性を中心に読まれていることがわかります。これまで紹介させていただいた書籍から、もう少し上の世代に読まれている印象を持っていましたのでこの結果は意外でし

10月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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10月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

最近、同級生が立て続けに第一子を出産し、「お母さん」になりました。そう、28歳ともなると周りは出産ラッシュ。昨年のちょうど今頃『 私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな 』という本のレビューで自らの結婚できなさをネタに、HONZにデビューさせて頂いた私。相変らず結婚の予定も出産の予定もナシ。…無意識に同級生への引け目を感じているのでしょう

10月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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10月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

今だけは、我が家のチャンネルの主導権を私が握っています。大変恐縮ながら、イチ阪神ファンとして胸の高鳴りが抑えられません。イチ野球ファンとしては、日本シリーズは優勝したチーム同士でやって欲しいという複雑な思いもあるのですが。さて、ファーストステージ初戦で福留選手が放ったホームランは、その後の良い流れを作る「値千金」の一発でした。この「値千金」という言葉、使い古

10月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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10月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

今月、私はほとんど本が読めていません。否、読めていないという表現は適切ではありませんね。何度も同じ本を読み返してしまっているのです。大手時代から今まで一度も読み返すということをしなかった私は、千早茜『男ともだち』文藝春秋を読んでから(一度ご紹介しています)読み返す面白さを知りました。同時に、何年も前に出版された本を読むことで、味わいを覚えました。「何故、あの

10月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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10月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

突然ですが質問。あなたは「お金」が好きですか?? あればある程いいもの、と単純には言えなくなってしまう、お金の本質について考えさせられる本をご紹介します。 「 お金と幸せの答えを教えてあげよう」と帯に大きく書かれた本書は、お金儲けのコツを書いたものでも、お金持ちの豪遊を書いたものでもありません。図書館司書の一男は、弟の残した借金を肩代わりし、仕事を掛け持ちし

10月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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10月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

出版業界にはノンフィクションに与えられる賞がいくつかあります。その中でも権威ある賞の一つ、大宅壮一ノンフィクション賞が今年から雑誌部門を新設しました。雑誌市場の低迷はすでに周知の事実ですが、ノンフィクション雑誌は中でも厳しい戦いを強いられています。 一方で、ジャーナリスト・作家にとっては「書く」場がなくなることは死活問題ですし、雑誌という場だからこそ叶えられ

9月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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9月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

ジュンク堂書店池袋本店の名物フェアに「作家書店」があります。各界の著作家の方に数百点の本を選書してもらう大規模なフェアです。現在行われているのは「柴田元幸書店」。翻訳家の柴田元幸さんによるおススメ本がずらりと並んでいます。また、ジュンク堂の公式HPで本のリストの一部を見ることができます。今月は、そんな柴田元幸さんおススメ本のリストの中から2点と、柴田さんの訳

9月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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9月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

先日、テレビで偶然、青いバラを目にしました。番組は、たしか・・・ドラマ「金田一少年の事件簿」でした。「じっちゃんの名にかけて」というアレです。その時、私の中で何かがカチリと音を立てて「今月のHONZの1冊目は、『美酒一代』でいこう!」と決まりました。 音楽の殿堂・サントリーホールには、ブルーローズというホールがあります。数年前に私が行ったときも、とても自由で

9月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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9月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

最近、生き方について考えることが多くなりました。切っ掛けをくれたのは、子どもを持つお母さんの一言でした。「子どもが熱を出してしまってお休みをいただいたの。でも、遠回しに急に休まれるのは困るから辞めて欲しいと伝えられたのよ。次の仕事を探しているけど、なかなか見つからなくて。」他人事ではない悩みでしたし、私もいつかは子どもを授かりたいと願っています。なので、女性

9月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

ビジネス / 書店員のこれから売る本

9月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

有事の時、正確な情報を知りたいと思ったら、あなたはどうしますか?私はテレビをつけてNHKにチャンネルを合わせます。見慣れた顔のアナウンサーが、美しい言葉使いで映像を交えながら伝えてくれるニュース。それは絶対的な安心感を与えてくれます。NHKのアナウンサーから感じ取ることができる、独特の信頼感。その秘密を余すことなく書いた一冊がこちら。 日本で最初に開局した放

9月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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9月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

パスタといえば、炭水化物の代表格といって良いような存在です。『男のパスタ道』購入者の併読ランキング上位に『炭水化物が人類を滅ぼす』を見つけ、ついつい笑ってしまいました。今月は、食欲の秋に向け、料理をテーマにした本2冊を分析してみます。 『男のパスタ道』併読本ランキング (WIN+調べ) 『男のパスタ道』は非常に変った料理本です。 ① 出版社が日本経済新聞社

8月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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8月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

本屋で棚の前を行ったり来たりしていると、「ふとした時に何度も目が合う」本が出現します。そういう本は、控えめでありながら強い存在感を放ち、何度も手に取って眺めてしまう。結局棚に戻す。また前を通りかかった時にやっぱり気になって手に取る。何日もさんざん逡巡したあげく意を決してレジに持っていき晴れて自分のものにしたあかつきには、なぜかホッとします。そういう本は、本の

8月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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8月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

ブラック企業や鶏肉の問題で、利益優先の法人組織から、食べ物を買うことに不安を覚えるようになりました。そういう店から少し足が遠のくようになりました。これらの事件の背後に、飲食チェーンが利益を獲得するためのフロンティアがなくなり無理をしている状況があり、問題の根っこが深いと感じたからです。 ことによるとそれは、資本主義全体の問題なのかもしれません。利益を投資にあ

8月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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8月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

先月、私は『 立ちそばガール! 』をご紹介しました。そして、「どなたか一緒に立ちそばを!」と声をかけていたのです。(ご存じない方は先月をご覧くださいませ)原稿がUPされる数日前、B&Bという書店での トークイベント がありました。 一緒に登壇する前日に新潟のツルハシブックス店主さんからご連絡をいただき「これからお勧めの立ちそば屋があるからお昼に行こう」と誘わ

8月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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8月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

HONZに参加させていただいて以降、新しい言葉に触れる機会が増えていて嬉しいことです。最近知った言葉の一つが「エピジェネティクス」。今回は仲野徹さんの『エピジェネティクス』をテーマにしてみます。 まず読者層です。 85%以上が男性読者という圧倒的な男性率で、60代がボリュームゾーンとなっています。他の生命科学の書物は50代がボリュームゾーンになっている銘柄が

8月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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8月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

デザインには無限の可能性がある、と最近強く思うようになりました。想像力で課題を克服するというテーマで今回は3冊ご紹介します。 著名な芸術家やクリエイティブディレクターが、デザインや広告の世界にとどまらず、建築、舞台演出など幅広い分野で活躍されているのをお見かけするようになりました。今、デザインのスキルが高い方々の活躍の場が広がっています。優れたデザインとは、

7月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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7月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

「面陳」と言って、本の表紙を見せて棚に並べる展開方法があります。面陳はお客様に手に取って頂きたい新刊や話題書が中心です。しかしジュンク堂書店では、棚での回転率は悪くとも(すなわち、飛ぶようには売れなくとも)、個性的な本、マニアックな本を「これはウチ向きの本」「ジュンク向き」などと言って、売れ筋や定番の隣りに堂々と面陳することがしばしばあります。今月は、そんな

7月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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7月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

若い頃は、正しさに近づきたいという想いが強く、何かを断定するような本が好きでした。でも年を重ね、より考えるようになったのは「正しさ」よりも目の前の「相手」のこと。最近、私が心を揺さぶられるのは、決まって、少し優しかったり曖昧だったりする本が多いです。「相手」が何を考え、何を求めているのかを本気で考えている本。今月は、そんな定義で私なりの「優しい本」をいくつか

7月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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7月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

7月といいますと、まだ梅雨が続きます。じめじめして雨ばかり降って洗濯物が乾かない。普通なら好きではない季節なのでしょうけれど、私は結構好きな季節だったりします。 とは申しましても、正直、じめっとした中で食欲が減少してしまうときもあります。本は、本当に必要な人の元へと寄り添う。そう!寄り添うのです。 どなたか私の願いを聞いていただけますか?実は、私・・・「立ち

7月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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7月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

少し前の話になりますが“CIAが ツイッターを開設 した”というニュースが流れていました。開始2時間でフォロアーが10万人を超えるなど注目度も高いようです。スノーデン氏による情報リークはCIAがこういった情報開示に向かうきっかけの一つになっているのかもしれません。 惹句に「世界24ヵ国同時刊行! 未公表の最高機密文書、多数収録!」という賑やかな言葉が踊る『暴

6月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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6月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

HONZをご覧の皆様こんにちは。梅雨の最中ですがいかがお過ごしですか?ジメジメしたこのシーズンから夏にかけて、私の目下のお悩みはお弁当が腐りやすくなること。私の勤務する大垣書店烏丸三条店はビジネス街の真ん中で、おしゃれなお店がいっぱい、お弁当屋さんもいっぱいなのですが、私はほぼ毎日休憩室でお弁当を食べています。食べている最中にスタッフの皆さんとお話ができて楽

6月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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6月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

今日も、外は雨。でも、私の心の中は晴れています。ネットから書店様の担当に変わったとき、心の中に朝日のような光がありました。それは、ITよりもお客様への敬意を中心にして仕事を進めたい、という希望の光でした。たとえ全体がITを武器に進むとしても、私はそのハンドルの「あそび」として存在していたいと思ったのです。長い間、システムの開発と運営に携わりながら、お客様個々

『ヤンキー経済』を買った人は、他にどんな本を読んでいるのか? 書影

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『ヤンキー経済』を買った人は、他にどんな本を読んでいるのか?

最近「マイルドヤンキー」というキーワードがメディアを賑わしています。これからの消費の主役とも言われ熱い視線が注がれていますが、このマイルドヤンキーという定義を提唱した原田曜平さんの著作『ヤンキー経済』が今回のテーマです。 まず、読者層を見てみましょう。 圧倒的に男性層が多く、80%は男性読者でピークは40代・50代がボリュームゾーンとなっています。女性読者も

5月のこれから売る本 山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

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5月のこれから売る本 山下書店南行徳店 髙橋佐和子

今月、私は、女性の魅力と恐さを感じ取る本との出会いが多く、自分を受け入れるためのコツであったり、女の人の目線で書かれたエッセイであったり、恋愛についての極意や綺麗になるためのポイント、仕事など、読むと興味を持ちます。その中で、鳥肌が立った本たちをご紹介していきたいと思います。 この作品には、女性が自分の中に持っていて、なるべく見ないようにしている面が目白押し

5月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

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5月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

五月病、という言葉がありますが、前向きに忙しく生きるのを一休みして、新緑が目を洗うこの季節、のんびりゆっくり過ごす。これはとても理に適っている。いや、それどころかそうする権利がある!とさえ思ってしまうのは5月生まれの私だけでしょうか。今月は、そんなより良い、より積極的五月病(そんなものがあるとすれば)を求める方にぴったりの珠玉のエッセイをたくさん見つけました

5月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子 書影

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5月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子

HONZをご覧の皆様こんにちは。GWいかがお過ごしでしたでしょうか?盆暮れ正月、GWやらクリスマスなどなど、人が休んでいるときこそ稼ぎ時で休めないのが接客業の寂しさであり……。ご他聞に漏れずわたくしも期間中のお休みは1日でした……。まとまった休みも欲しいけれども、それ以上に今私がイチバン欲しいのは……。センスです!!センスがいい人って言われたい!!そんな思い

5月のこれから売る本-トーハン 吉村博光 書影

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5月のこれから売る本-トーハン 吉村博光

14年前、 オンライン書店e-hon の商材担当になり、毎日100冊を超える新刊を1点1点、手にとって吟味するようになりました。30代始めの5年間。とても貴重な経験でした。そこから、自分のキャリアは始まったようなもの。当時の上司には、心から感謝しています。以来、本と読み手の幸せな出会いを生み出すため、仕事を続けてきました。 人前に出て恥ずかしくない知識は蓄積

5月のこれから売る本-東京某書店 田中大輔 書影

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5月のこれから売る本-東京某書店 田中大輔

3月、4月と、気がつけば2ヶ月もこのコーナーをお休みしてしまいました。その間にもたくさんおもしろそうな本が出ているので、今月売りたい本を紹介する前に、まずはその間に発売された本で注目のものを紹介していきたいと思います。 いま一番勢いがあるのがこの2冊です。去年あたりから、“外資系”や“世界のエリート”というような言葉がタイトルに入っている本がよく売れています

5月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂 書影

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5月のこれから売る本-日販 古幡瑞穂

初めまして。 日販(日本出版販売) の古幡と申します。このコーナーでは先輩にあたるトーハンの吉村さんと同じく取次に勤務しております。今はマーケティング本部というところでスタッフ的な仕事をしておりますが、その前はMD担当として全国の書店さんに注目本のご案内をしておりました。さらに遡ると、産声をあげたばかりの楽天ブックスにいた時代もありまして、そこでは多くのお客

4月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子 書影

書店員のこれから売る本

4月のこれから売る本-山下書店南行徳店 髙橋佐和子

HONZをご覧の皆さまBonjour!『万能鑑定士Qの事件簿シリーズ』映画公開に向けてミニフェアを作りダン・ブラウン著作を再度並べ、モナ・リザの笑顔を見つめている内にフランスへ旅立ちたい気持ちが高まっております。 マグダラのマリアが眠るとされている例の場所で祈りを捧げ、ベルサイユ宮殿で例の言葉を叫ぶ・・・夢です。そうそう、夢の国も忘れてはいけませんね。ディズ

4月のこれから売る本-中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士 書影

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4月のこれから売る本-中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士

本書を読んで僕は、情報と経験の差を思い知らされた。僕たちは、津波の映像を見た。瓦礫の山の写真を見た。被災者たちの肉声を聞いた。他にも、様々な形で僕たちは、東日本大震災についての情報に触れた。しかし、当然のことながらそれは、経験とはまるで違う。 経験とは「共有できないものだ」と強く感じた。これは、被災者と被災者以外の人との共有の話だけではない。被災者同士であっ

4月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧 書影

書店員のこれから売る本

4月のこれから売る本-ジュンク堂書店大阪本店 持田碧

今月は本屋大賞の発表あり、村上春樹さんの新作短編集の発売ありと、文芸書売り場が元気です!文芸書担当としおすすめせずにはいられない話題のフィクションを今回はご紹介させて頂きます。どれも映像化作品の原作です。是非、ドラマや映画と合わせてお楽しみ下さい。 学生時代、たまたま『すいか』というドラマを見ました。東京の三軒茶屋にある一風変わった下宿屋が舞台の、とても地味