
2015年の記事
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科学の最重要未解決問題『意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論』
「意識のハードプロブレム」とは何かご存知だろうか。端的に言うと「物質である脳が、どのようにして非物質である意識体験を生み出しているのか」という脳科学の未解決問題のことだ。哲学者のデイヴィッド・チャルマーズによって1994年に提唱され、それまで神経科学的な分析によって意識に関する謎はすべて解けたと考えていた研究者たちに大きな衝撃を与えた。 彼らが解決済みだと考

『小林カツ代と栗原はるみ』『このレシピがすごい!』どちらも夜中に読んじゃいけません!
現代は、家庭で一番料理が作られる時代ではないか、と思っている。外食は当たり前だし、コンビニで弁当だろうが惣菜だろうがなんでも手に入るようになったから、かえって料理に興味を持つ人が増えたのではないか。手軽に作れるように、レトルトなどの調味料の種類も豊富である。 クックパッドの普及のすごさを思い知るのは、夕方のスーパーでのことだ。タイムセールの野菜と魚と肉を手に

今週のいただきもの(6月第1週)
5月があっという間に終わりもう6月。去る6月2日は横浜の開港記念日でした。 「横浜出身あるある」なのですが、大抵の人が市歌を歌えます。その一節に「むかし思へば苫屋の烟 ちらりほらりと立てりし處(昔を思えばこの横浜は粗末な家から炊事の煙がちらほらと立つ寂しいところでした)」とあるように、横浜はかつて小さな漁村でした。 日米修好通商条約 では当初、宿場町として栄

『漫画編集者』いかにして漫画は生み出されるのか
編集者が書いた本や、編集者が受けているインタビューが好きだ。 それはやっぱり「表にはあんまり出てこない部分」だからオモシロイのだろうと思う。本書も含めて我々読者は、最終的にパッケージとして提出されたものを完成品として受け取る。そうした本には大抵謝辞として編集者の名前が挙げられていたり、あるいは雑誌ならば最後に名前がクレジットされていたりするだけで、そこでどの

『日本スターバックス物語』とフォロワーの物語
「スタバ本にハズレなし。」と、ビジネス書界隈では昔からよく言われている。スターバックスの実質的な創業者であるハワード・シュルツが書いた『 スターバックス成功物語 』、『 スターバックス再生物語 』はどちらも名著と呼んでいいものだし、文庫化されたハワード・ビーハー(元スターバックスインターナショナル社長)の『 スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大

『シンプルに考える』新刊超速レビュー
発売を心待ちにしていた本がとうとう発売された。LINEのCEOだった森川亮さんの『シンプルに考える』である。期待していた通りおもしろい経営書だったので、ぜひ紹介したい。この本は森川さんがLINEをどのように経営してきたのかを綴った本である。 森川さんの経営手法はないないづくしでとても異質だ。 「戦わない」 「ビジョンはいらない」 「計画はいらない」 「情報共

『なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数』 知能の謎に迫る!
著者ジェームズ・R・フリンは1980年代に発表した論文で、アメリカをはじめとする工業国で、時代とともにIQ(Intelligence Quotient)が上がり続けていることを確かな証拠で示した。人類が過去100年にわたって賢くなり続けているという研究結果は大きな反響を呼び、このIQ上昇は著者の名前から“ フリン効果 ”と呼ばれるている。 フリン効果は、更な

『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』諸行無常の響きあり
今、日本全国には77,000にも及ぶ寺院が存在するという。コンビニの数が52,380店というから、その多さに驚かれる方も多いだろう。だがもっと驚くのは77,000のうち、住職がいない無従寺院の数が20,000を上回るという現実である。 昨年「地方消滅」という言葉が、世間を賑わせた。2040年までに人口が急減し、896もの自治体に消滅の可能性があると報じられて

今週のいただきもの(5月第5週)
暑い日が続いていますね。最近はよく風の通る日本家屋のひんやりとした畳に横たわって過ごす妄想ばかりしています。 部屋の広さを表す時に○畳と言いますが、地域毎に畳は規格が異なることをご存じですか?京間と関東間が有名で、京間は畳の大きさが一定(955mm×1910mmほど)、関東間は柱の中心から中心までの長さを基準にしているので、そこに敷く畳は柱の太さの分だけ小さ

『英国一家、フランスを食べる』日本版へのあとがき
NHKでアニメ化もされた 大ヒット作『英国一家、日本を食べる』『英国一家、ますます日本を食べる』。その著者、マイケル・ブースの原点ともいえる作品が、待望の翻訳。英国で「ミシュランシェフの包丁よりキレッキレの書き味!」などと大絶賛された本作の、日本版あとがきを公開します。 最近引っ越しをした。棚や屋根裏の片づけをするときによくある話だが、昔の写真や書類に気をと

『クマムシ研究日誌』研究で培われた、生きるための力
HONZが送り出す期待の新メンバー第3弾! 柴藤 亮介は、学術系クラウドファンディングサイト academist を運営する若き起業家である。先日も『 裏山の奇人 』で知られる小松貴氏が、このサイトで資金を集め、アフリカでの研究へと旅立ったことは記憶に新しい。そんな彼が最初に選んだのは、起業家スピリッツあふれる研究者・堀川大樹氏の一冊であった。今後の彼の活躍

『マシュマロ・テスト』誘惑をうまくやり過ごすために
保育園くらいの子どもが、1個のマシュマロと2個のマシュマロがそれぞれ置かれたテーブルに着く。脇の卓上ベルを鳴らして研究者を呼び出せば、すぐに1個のマシュマロを食べられる。しかし、席に着いて研究者が戻るまで待つことができれば、2個のマシュマロにありつける。 今すぐに報酬を得る方を選ぶか、少し我慢してより多くの報酬を得る方を選ぶか。欲求の先延ばしに関する有名な実

『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫
世界を震撼させたドキュメントには、失われたピースが存在した。行方不明になっていたクリックの書簡、そして貴重な資料写真や図版を加えて、「分子生命学の夜明け」が再び蘇る。なぜ今、『二重螺旋 完全版』なのか? その出版までの経緯を、翻訳者の青木薫さんに解説いただきました。(HONZ編集部) 1953年の2月28日、ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックは、

『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』30年間も友を裏切り続けた男
イギリスの上流階級に生まれた二人の男にはいくつもの共通点があったという。抑圧的で、権威主義的で偏屈、そして変人である父を持ち、確執を抱えていた。幼少期は虐待に近い躾を行う、寄宿舎学校でスパルタ式の教育を受け、権威に反感を抱き、長じてはケンブリッジ大学で学ぶ。イギリス紳士らしく、人を結び付けも、隔てもする礼儀正しさを常に失わない。自信に満ちた立ち振る舞いは、い

名作ノンフィクションの舞台裏『探検家の憂鬱』
チベットから富士山、北極までもっと行けるんじゃないか 極地における死の不安、水虫疑惑、性欲の不思議…極限の青春ノンフィクション この帯文だけで買ってしまった。やめてほしい。心惹かれる帯文で読者を釣るのは。だがしかし、本書に関しては、もっと煽っても文句はない。ノンフィクションの裏側を覗くことのできるこのエッセイ、とんでもなく面白い。もっと早く読めばよかった。い

『ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!』
その根底にあるのは、「分かりそうで、分からないもの」、という独自のコンテンツの定義かもしれない。なぜ「分かりそうで、分からないもの」に人は惹かれるのだろうか。それを語りだすときに、生物の「進化」や「順応」にまで話は飛び、分からないものを分かろうとする機能は生存競争の中で人間が獲得した特性ではないかと仮説立てる。理解の限度を超えたものは関係がなくなるが、微妙な

「ぐりとぐら」創作の原点 『子どもはみんな問題児。』
本書は、ミリオンセラー絵本『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんが書いた教育エッセイだ。著者は、17年間保母として勤務したのち、絵本作家になった。ここには、主にその17年間に著者が感じたことがまとめられている。子を持つ親たちにとって、子供たちが保育園でどのように過ごしているのかを思い浮かべるのは、文句なしに楽しいことだ。私も読みながら、思わずニヤニヤしてしまっ

『S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ』語り、それ自体が都市であるような
普段、線をぐりぐりと引きながら本を読む。あとで引用しようと思うぐっときた部分に、結論部分に、問題提起の部分に。概ねあとから読み返した時に、そこを起点として他の細部をずるずると思い出せるように引いている。というわけで、本書もいつもと同じように愛用のボールペンを片手に読み始めた。冒頭の畳み掛けるような問いかけから思っても見なかった都市観を提示され線を引き始めてみ

『クリミア戦争』by 出口 治明
出口 治明 ライフネット生命保険 CEO兼代表取締役会長。詳しくは こちら 。 *なお、出口会長の書評には古典や小説なども含まれる場合があります。稀代の読書家がお読みになってる本を知るだけでも価値があると判断しました。

今週のいただきもの(5月第4週)
七十二候 で今は「蚕起食桑」。蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する時期です。事務局周辺で蚕を見かけることはありませんが、先日アゲハチョウが飛んでいるのを目撃しました。 ナミアゲハ(一般的な黄色いアゲハチョウ)もクロアゲハも幼虫の見た目はほとんど変わらないのですが、威嚇の際に臭角という角のようなものを頭から出し、その臭角の色が異なります。ナミアゲハは橙黄色、クロ

『ストーム・チェイサー 夢と嵐を追い求めて』ヤンキーの国・茨城県からオタクブランドへの挑戦
ストームチェイサーとは、直訳すると「嵐の追跡者」という意味だ。竜巻やひょう、雷などの激しい気象現象を追い、観測データの収集や映像を捉える人達を指す。本書の著者も、そんなストームチェイサーの一人だ。 茨城県下館市(現・筑西市)の写真屋の3代目として生まれ、茨城県内を中心に活動してきた青木豊。本書は、そんな彼のライフストーリーを数々の写真とともに紹介した一冊だ。

『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』 20世紀最悪のスパイは友情を武器にした
キム・フィルビーはすべてを手にしていた。英国上流階級出身、ケンブリッジ大学卒業、愛する妻子と多くの気が置けない友人。仕事においても、上流階級出身の特別なコネクションを持つ者だけが所属できる英国スパイ組織MI6の出世の階段を誰よりも早く駆け上っていたのだから、足りないものを探すほうが難しい。1940年に28歳でMI6入りした彼は、イスタンブール勤務などを経て、

『ジハーディストのベールをかぶった私』IS幹部にプロポーズされた女性ジャーナリストの話
たとえるなら、巨大掲示板サイトに「IS幹部だけど、何か質問ある?」といった書き込みがされていたとする。それが本物かどうかは分からない。だが仮にそれがネタであったとしても一体どのようなリアクションを返してくるのか、試したくなっても無理はない。それがジャーナリストなら尚更のことだろう。 本書の著者アンナ・エレル(仮名)も、初めはそんな軽い気持ちに過ぎなかったのだ

中国権力中枢の最深部に迫る『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』
これは凄い本だ。大手新聞紙の発行部数が下落し始めて久しいが、本書で描かれるような記者の情報収集能力の高さを目の当たりにすると、新聞社というシステムが持つリソースの潤沢さを思い知らされる。 著者は朝日新聞の北京特派員として、6年弱にわたって中国報道の最前線に立ち、共産党内部の権力闘争を追い続けた。体を張って共産党員とのパイプを築き上げ、 当局による幾度のもの取

『ナポレオンに背いた「黒い将軍」』革命に咲いた黒い薔薇
18世紀、有色人種とりわけ黒人がその肌の色のみで差別され、奴隷として働かされていた時代に、ヨーロッパで一兵卒から将軍にまで上り詰めた有色人の男がいた。180センチを超える体躯(当時としてはかなり大きい)とハンサムな容貌の持ち主であったという。そして、その美しい肉体の中には常人では及ぶことの出来ない勇敢さと情熱を、また公正で高潔な精神を宿していた。男は自らを

SmartNews「読書チャンネル」へのコンテンツ配信がスタートしました
本日5月18日より、SmartNews「読書チャンネル」へのコンテンツ配信がスタートしました。 「読書チャンネル」は、各出版社や取次が提供する新刊本情報、書評サイトなどのコンテンツを集約し、本に関するさまざまなニュースを提供していくチャンネルです。 本日現在、「読書チャンネル」に配信しているのは、以下の出版社・メディア運営社様になります。 ・翔泳社(提供元:

『メモリアル病院の5日間』カトリーナの被害がもたらした教訓
2005年8月末、巨大ハリケーンのカトリーナがアメリカ南東部を襲い、1800名以上の命が失われた。中でも被害の大きかったルイジアナ州最大の都市ニューオーリンズは、堤防の決壊により市中の8割が水没する壊滅的打撃を受け、死者の大半を出している。 そのニューオーリンズにあるメモリアル病院で、安楽死の疑いがある患者の大量死が発覚し、医師と看護師3人が殺人罪で逮捕され

『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』 アメリカでもっとも愛されたファーストレディ
500ページ二段組み。ひさびさにガッツリ読み応えのある自伝である。2001年から8年間、第43代アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュと共に歩んだファーストレディ、ローラ・ブッシュ。原題は『 Spoken from the Heart 』。直訳すれば「心の中を正直に吐露する」とでもなろうか。堅実な人柄から「アメリカでもっとも愛されたファーストレディ」と評される

今週のいただきもの(5月第3週)
立夏。夏の始まりの時期で、一年のうちもっとも過ごしやすい季節ですね。 陽気な気候に誘われて最近、休日にはよく街歩きをしています。 台東区の谷中辺りに行くことが多いのですが、明治、大正時代の町家が残り、下町風情のある魅力的な場所です。一口に「町家」と言っても江戸風と京風で違いがあるのをご存知ですか?1階の外壁面が2階より手前にあれば江戸風、1、2階の外壁面が上

『東京都セレブ区福祉部』普段見えない世界
「ハチ公」「センター街」「109」「スクランブル交差点」といったランドマークが多く、ファッション誌のストリートスナップや情報番組の街頭インタビューの名所である若者の街、渋谷。 衣類・書籍・楽器の販売額が都内でダントツの一位でもあり、 街全体が流行を発信する国内でもユニークなエリアだ。 そんな「若者の街」渋谷は、本書のタイトル通り「セレブ区」としても有名。区内

おもろすぎっ!!『本当にあった医学論文』
学会の書籍売り場で愕然とした。私としたことが完全に見落としていた。HONZの医学担当(そんなのないけど)として失格である。こんなおもろい本があったんや。それも、昨年11月発売以来、3ヶ月で三刷りと、専門書にしては爆発的な売れ行きだ。 発刊から半年なので、HONZで紹介するには時間がたちすぎているしなぁ、と思ってふと横を見ると、『前作「本当にあった医学論文」大

日本語って、深い 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』
『舟を編む』 (三浦しをん著)が本屋大賞を受賞したのが2012年。そのころだろうか、「辞書ブーム」が来たのは。本書は、その立役者のひとり、 三省堂国語辞典 (「三国」[さんこく]とも呼ぶ)の編纂者が語る、人間関係をスムーズにすることばの作法集。ちょっとした一言で伝わり方が違う。絶妙だ。 NHKの「 どうも!にほんご講座です。 」や Twitter でもおなじ

小説 / HONZ客員レビュー
『アルタイ』by 出口 治明
ルネサンスの工房を彷彿とさせるルーサー・ブリセット・プロジェクトの4人組が傑作「Q」を世に問うて10年。本書は、後継ユニット(ウー・ミン)の4人組が、「Q」のいわば続編として構想したものである。一般に、傑作の続編は退屈なものが多い。しかし、「アルタイ」はそうではない。全く独立した物語として、極上のエンターテイメントに仕上がっているのは、さすがという他はない。

『キューバ危機 ミラー・イメージングの罠』 誰も望まない核戦争が、なぜ現実の恐怖になったのか
1962年10月15日から10月28日は、史上もっとも人類滅亡の危機が高まった13日間だった。なにしろ、アメリカとソ連という超大国同士の全面核戦争が、ハリウッド映画のストーリーとしてではなく、現実的なオプションとして両国首脳に議論されていたのだ。アメリカ大統領ジョン・F・ケネディもソ連第一書記ニキータ・フルシチョフも、決して望んではいなかったはずの破滅的な結

『メディア・モンスター』黒川紀章、この微妙な人物の絶妙な人生
黒川紀章という建築家には、過小な評価と過剰な評価が共存する。ある特定の世代には、2007年の都知事選へ出馬した際の泡沫ぶりが印象深いことだろう。またある世代においては、日本初の建築運動「メタボリズム」を颯爽と牽引した先進性が記憶に残っているかもしれない。いずれにしても彼には、毀誉褒貶という言葉がよく似合う。 だが彼が打ち出した「共生」という概念を今一度振り返

『捏造の科学者 STAP細胞事件』は、どんな人に読まれているのか?
4月7日、大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作が発表されました。書籍部門は須田桃子さんの『捏造の科学者 STAP細胞事件』、雑誌部門は安田浩一さんの「ルポ 外国人『隷属』労働者」(G2掲載)。特に、このSTAP細胞事件はこの1年の科学界をいろいろな意味で揺るがした事件でした。後々も時代を代表する1冊となることでしょう。 今回は『捏造の科学者』の読者を分析してみ

『原子・原子核・原子力-わたしが講義で伝えたかったこと』
さすがは 山本義隆 、と唸るしかない一冊だ。これが予備校での講演録だというから恐れ入る。原子とは何か、原子核とは何か、が、アリストテレスにはじまり、発見の歴史的経緯を追いながら丁寧に説明されていく。多少の数学と物理の知識は必要かもしれないが、古典力学から説き起こされる原子や原子核の話は直感的に捕らえやすく、決して難しくない。 そして、最後は原子力について。核

大人も楽しめる『14歳からのケンチク学』
まともに読んだことがない、未開拓のジャンルに手を出してみる。それはワクワクすると同時に、危険なことでもあると思う。選書を大きく間違えれば、その経験がトラウマになってしまうかもしれないからだ。無理矢理背伸びをして買ってはみたものの、結局面白さが分からず積読行き、という本が重なると、期待を膨らませていたぶん反動がきて、むしろそのジャンルを避けるようになることさえ

今週のいただきもの(5月第2週)
連休が終わり、私の周りでは五月病を訴える声が多く聞こえてきます。 かく言う私も羅患したようなのでお酒の力を借りて克服しようと奮闘中です。 お酒と言えば、いつ頃からお猪口を使う様になったのかご存知ですか?実は江戸時代、アルコール度数の高いお酒が造られるようになってからのことで、それまでは大きな盃を用いてアルコール度数の低いお酒を大量に飲んでいたとのこと。時代劇