
【NEWS&プレゼント企画】紀伊國屋ビル竣工50周年記念フェア「成毛眞の『面白い本』たち」が始まります!
素晴らしい音楽やアートに触れずに暮らしていけないように、人は面白い本を読まずに死ぬわけにはいかない。そんな思いを満たしてくれる、面白い本ばかりがズラリと勢ぞろい!『もっと面白い本』、そして前作『面白い本』で紹介された書籍の、全点フェアが始まります。(※一部現在入手不可能な商品を除く) 期間は4月24日(木)から5月末(予定)まで、場所は 紀伊國屋書店新宿本店
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素晴らしい音楽やアートに触れずに暮らしていけないように、人は面白い本を読まずに死ぬわけにはいかない。そんな思いを満たしてくれる、面白い本ばかりがズラリと勢ぞろい!『もっと面白い本』、そして前作『面白い本』で紹介された書籍の、全点フェアが始まります。(※一部現在入手不可能な商品を除く) 期間は4月24日(木)から5月末(予定)まで、場所は 紀伊國屋書店新宿本店

本書を読んで僕は、情報と経験の差を思い知らされた。僕たちは、津波の映像を見た。瓦礫の山の写真を見た。被災者たちの肉声を聞いた。他にも、様々な形で僕たちは、東日本大震災についての情報に触れた。しかし、当然のことながらそれは、経験とはまるで違う。 経験とは「共有できないものだ」と強く感じた。これは、被災者と被災者以外の人との共有の話だけではない。被災者同士であっ

この本は、週刊文春に連載されたコラム「言霊USA」をまとめたものです。一冊目『 教科書に載ってないUSA語録 』に続く二冊目で、2012年8月から2014年3月にかけて、カリフォルニア州バークレーに住んでいる筆者が目にした、耳にした言葉について書いたエッセイです。 で、念のために言っておくと、これ、英語の勉強の本じゃないですから。 前の本でも、そう書いたけど


キルリアン写真というものを、ご存知だろうか?今から約80年ほど前の1930年代に、旧ソビエト連邦で発明された不思議な写真のことである。発明家ニコラ・テスラの影響を受けた旧ソ連のキルリアン夫妻がその発明者。電気治療器の高周波によって生体から放電が起きていることに気付き、それを撮影しようと試みたことが発端であったという。 この鉄のカーテンの中で育まれたキルリアン

著者の加藤崇さんにはじめてお目にかかったのは、昨年10月23日 スルガ銀行d-labo でのイベントだった。二人ともビジネスモデルコンテストの審査員として参加していたのだが、イベントが終了してから一冊の本を手渡された。大手出版社から再版したいのだという。 手作りにしては装丁やレイアウトなどが良くできているその本のタイトルは『THINK BIG』。Amazon

人物 / HONZ客員レビュー
ブラームス派であるにも関わらず、昔からワーグナーは何故か気になる存在だった。一言で言えば、癇に障るのだ。完成までに4半世紀を費やした「指輪」を含めほとんどの作品も観た。それでも好きにはなれなかった。第1、よく分からなかったのだ。でも、僕の大好きなトーマス・マンやプルーストがワーグナーを評価しているのは何故だろう。著名な音楽学者マルティン・ゲックの新作を読めば

今月は本屋大賞の発表あり、村上春樹さんの新作短編集の発売ありと、文芸書売り場が元気です!文芸書担当としおすすめせずにはいられない話題のフィクションを今回はご紹介させて頂きます。どれも映像化作品の原作です。是非、ドラマや映画と合わせてお楽しみ下さい。 学生時代、たまたま『すいか』というドラマを見ました。東京の三軒茶屋にある一風変わった下宿屋が舞台の、とても地味

本書には、カエサル、コロンブス、マリー・アントワネット、アインシュタインといった、歴史にその名を刻む19人の偉人たちが登場する。しかし本書がスポットを当てているのは、その武勇でも、才能でも、豪勢な暮らしでも、壮絶な運命でもない。書かれているのは、偉人たちが具体的にどのように死んだのか、という死に際の物語だ。それが1人物につき1章で、大体10ページくらいでまと

今週、HONZプレゼント企画『CREA』5月号の当選者様向け発送をいたしました。 一冊ずつセロハン袋に入れ、茶封筒に入れ、宅配便伝票を貼り、差出人スタンプを押す。入れる、貼る、押す、入れる、貼る、押す……。ひとり黙々と作業するうちに何だか頭の中が真っ白になってきて、ランナーズハイならぬ宅配便ハイになり、全部終わったときはさながらハーフマラソンを走ったあとのよ

その時代にその人物がいなかったら歴史はどのようになっていたのだろうかと思わせる人物たちが存在する。多くの場合、それは混沌とした世の中で強いリーダーシップを発揮した英雄的な政治家や軍人だ。本書の主人公二人がそのような人物であったという評価はこれまでなかったかもしれない。だが、冷戦という特殊な時代状況の中で20世紀中盤に超大国アメリカとその同盟国イギリスを率いた

「日本を知るには、明治維新前の科学を見るのがおもしろい。」雪の科学者、中谷宇吉郎が自身のエッセイの中で語っていた。日本の科学は、明治以後になって輸入され、模倣されたものが多い。だから中谷宇吉郎は、明治維新前の日本の科学を解釈し、独創性ある隠れた科学を堀り起こした。特に江戸時代は、自然科学に目覚め、数学を生活の中に取り入れ、医療も格段に発展した時期でもある。本

“芸は身を助ける”と言う。“好きこそものの上手なれ”の方が正しいか。ともかく、本書を読みながらそんな格言が頭の中をぐるぐる回っていた。 リアル「釣りバカ日誌」である。ハマちゃんならぬタケちゃんがユーラシア・北米・南米・オーストラリア・アフリカをところ狭しと駆け抜け、未だ見ぬ怪魚を狙う。魚類ばかりではない。時には爬虫類を、時には哺乳類を、そして時には美女をも釣

とうとう消費税が上がりましたね!増税前には買いだめに走り、増税後はできるだけ買い物を控えよう…と、3月末ごろは「本当に欲しいものは何か?」「欲しいものは無かったかなぁ?」とずっとモノに思いをめぐらせていました。そんな中で出会った、モノにまつわる本をご紹介します。 「最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをするための21世紀の幸福論」と謳われたこの本。 著者で

名作、「 生命40億年全史 」「 地球46億年全史 」の著者が、太古の昔から姿も変えずいまなお生き残っている生物を対象に、「いかにして生き延びたのか」を論じた本である。前作同様、本書も著者が現場に出向いた探求の旅をまとめた体裁をとっている。読み進むうちに、最高の旅ガイドに手をとられて、現地を旅しているような臨場感におそわれる。 本書は10章から成り立っている
本日4月15日より、NTTドコモのポータルサイトdmenuが監修するエンタメ情報ポータルサイト「 エンタメウィーク 」へのコンテンツ配信がスタートしました。 HONZでは、既にアクセス者の半数以上がスマートフォン・ユーザーになっておりますが、より幅広いユーザー層へ記事を閲覧いただくために、HONZ/マンガHONZの記事の一部を配信していきます。 ちなみにこの

つい先日IPOも果たしてビジネス的にもそこそこ好調っぽいツイッター。 その始まりは、ほとんど失敗に終わって破綻しかけていた「オデオ」というITベンチャー企業でした。そこで、社員をクビにしまくったあと、残った人たちで考えたプロジェクトが「ツイッター」でした。 本書は、いまや3億ユーザが使う世界的ツールになった「ツイッター」の創業秘話を追ったものです。 編集し終

『 背信の科学者たち 』、この刺激的なタイトルの本が 化学同人から出版された のは四半世紀前。1988年のことである。かけだし研究者であったころにこの本を読んだ。驚いた。捏造をはじめとする論文不正を中心に、科学者のダークな事件をあらいだし、その欺瞞から科学をとらえなおそうという試みである。最初におことわりしておくが、この本、後に講談社ブルーバックスとして出版

「イベリコ豚はスペインの黒豚だ」。ブッブー。「イベリコ豚はいつもどんぐりを食べている」。またまた、ブッブー。それじゃ、イベリコ豚ってなに? というわけで、実物を見たことのある日本人の紹介で、現地へと取材に……。 向かうはずなのだが、そうは問屋がおろさない。口蹄疫の発生である。そして、スペインへの取材がうまく行くようなら、この本はこれほど面白くはなかったに違い

昨日、本業の勤め先で足掛け三年取り組んできた事業がやっと一山越えました。 上司、同僚の度重なる無茶振りに、ゴミ箱を蹴り倒したこと数知れず。でもみんなで祝杯をあげながら互いの労をねぎらううちに、(そっか、みんなも大変だったんだ)と優しい気持ちになれました。 ……酒の力、恐るべし。これだからお酒はやめられないのだ! それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。

いきなりですがクイズです。「M2M」とは何のことでしょうか?そして「IoT」とは? 実はいずれもITに関する専門用語で、「M2M」とは「マシンツーマシン(Machine-to-Machine)」を略したもの。文字通り機械同士が(ネットワークを介して)情報をやり取りし、様々な制御を行うことを指します。例えば自動販売機に通信機能を持たせ、商品の売り切れを感知して

いい本を読んで感銘を受けた時はつよい読後感でしばらく呆然となったり、新しい世界観を獲得して人間としてひと皮むけたような気になったりするものだが、私はこの本を読んでもそういう前向きな気持ちにはならなかった。 もちろんいい本だとは思った。それに面白さという点でも群を抜いており、一気に読み終えたことも事実だ。この本は冒険を扱ったものではあるが、ほかの冒険本とはちが

絶対に真似をしてはいけないーーなんと甘美な誘い文句だろうか。 前著『 Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54 』では、「 シャボン玉爆弾 」、「 オレオクッキーを燃料にしたロケット 」等、数々のエクストリームな実験で話題になったあのシリーズが、さらにパワーアップして帰ってきた! だが、本書の”真似をしてはいけない”度は、針が振り切れるほどのMA

昔から、信仰やスポーツ、健康維持のため老若男女を問わず山と親しんできた日本人にとって、遭難事故はめずらしいことではない。これまでも山行記や遭難記録が多数刊行され、そうした何冊かは私も読んでいた。だから本書で、「サードマン現象」(原文はThe third man factor)の記録を読んだときも、驚きはしなかった。人はたまらなく孤独になったとき、とりわけ過酷

初めに言っておく。超ド級のトップ・インテリジェンスにして「月産原稿量千枚超」を誇る怪物のごとき作家・佐藤優の知性と筆力には、どんなにがんばったところで私は到底かなわない。ゆえに、この解説では少々ふざけたことを書く。けれど、ここまでフルスピードでページをめくってきた読者に読み飛ばされないように、細心の注意は払いたい。 本書の解説にまったくの畑違いである私を指名

有次。「ありつぐ」と読む。京都市中京区のど真ん中、1200年以上の歴史を誇る錦市場にある庖丁と料理道具を販売する店だ。創業は永禄3年、西暦1560年。桶狭間の戦いがあった年である。8年後に織田信長が上洛し、戦国時代は終焉を迎えた。その時すでに有次は「日本鍛冶宗匠三品家門人藤原有次」として鍛冶を営んでいた。 本書はその有次と、有次の庖丁と、その庖丁を使う料理人

赤提灯を「ニッポンの文化」と声高に叫ぶ男がいる。男は自分をこう呼ぶ。「赤提灯国粋主義者」。昭和51年から延べ20年以上、日本で暮らし続けたマイク・モラスキー早稲田大学教授こそがその男だ。

映画になるな。本書を読み終えて、ただちにそう思った。 オープニング・シーン。人品卑しからぬオジサマが、道を行く。正体不明だ。時折り、かがむ。その動作が何回か繰り返される。何をやっているのか。手元にぐっとカメラが迫る。お、なんと。空き缶を拾っている。釘を拾っている。紙切れを束ね集めている。 次第にフェードアウト。そして、森林が、山脈が、大地が、里山が画面一杯に

世界三大瀑布の1つ、イグアス滝。それをブラジル側から擁するパラナ州の州都、標高900mの高原に位置する人口180万人の都市 クリチバ は、都市計画の成功例として世界的に有名な街だ。先導した市長の レルネル は1971年の就任当時33歳、市のマスタープランのコンペで最優秀賞をとった建築家であった。クリチバは、「醜くて、おどおどして、魅力がなく、そして貧しかった

私は、犬嫌いです。犬の存在を初めて意識したのは、小学生のころでした。「タスケテーッ!」と叫ぶ妹の声が、私と母の耳に届きました。声のほうに急ぐと、犬に追われてガケ下に落ちた妹の姿がありました。幸い大事には至りませんでしたが、以来犬のことを憎々しく思って過ごしてきたので、良い想い出がないのです。ある年の桜のきれいな季節のサイクリング中に、赤信号で停車しました。そ


「1985年のクラッシュ・ギャルズ」というタイトルを見た時に懐かしいと感じる方は、きっとこの作品を読み始めたら止まらなくなるでしょう。私もその一人でした。 一方、クラッシュ・ギャルズを知らない世代の方々にとっては、本書は楽しめない物なのでしょうか。いえいえ、きっと読み始めたら止まらなくなるから読んでみてと、私は自信を持ってお薦めします。 女子プロレスと聞いて

まず一冊目は 『現代アートの舞台裏』 。 モノ・カネといった人間の欲が動きまくり、かつ秘密主義のアートの世界を暴きます。その中でタフに生きる人達を取材し、生々しく描写している点で、国内本にない魅力ある内容です。アート・バーゼルといった世界最大のアートマーケットの話もありますが、世界中の著名人・芸能人がステイタスとして美術品を購入するのは事実のようです。ちなみ

フランスのアンジェ城で、薄暗い光の中、壁一面にかけられたアンジェの黙示録を初めて見た時の、摩訶不思議な感動は、まるで昨日のことのようによく覚えている。聖書の最後に置かれた、わずか35ページ(新共同訳)のヨハネの黙示録(アポカリプス)。「イエス・キリストの黙示」で始まるこの両義的でおどろおどろしい不思議な物語のまたとない解説書が現れた。それが本書である。 著者

本日発売の『CREA』5月号は、「たのしいガクモン」がテーマ。その特集の一つとして、 HONZが推薦する「オンナのためのお勉強本100!」 の記事が掲載されています。 CREA5月号 特集「たのしいガクモン」 【主な企画】 ●わたし×ガクモン インタビュー 黒柳徹子「学び続けるトットちゃん」 対談 糸井重里×阿川佐和子「人生にガクモンは必要か!?」 ●伝説の

二〇一一年三月十一日に勃発した東日本大震災にさいして、地元紙・河北新報が、震災にいかに対応し、何をどう伝えたか……を克明に記すドキュメントである。 河北新報は、宮城・仙台を本拠に、東北各県をエリアとするブロック紙である。震災で本社の建物は持ちこたえたが、沿岸部にある支局や販売店は軒並み被災した。販売店でいえば、店主が死亡した店が三店、全壊が十九店舗。配達員な

入学式、入社式と4月の頭は世の中に新人が溢れています。ほんのちょっとした、例えばラッシュの電車に乗った時の位置取りとか、ランチの並び方とか、仲間内でのおしゃべり声の大きさとか、社会のルールともいえないことですが、慣れていない新人に対して軽い憤りを感じてしまいます。心の狭いことであります。入社式を終えたばかりの刀根明日香はどうしているでしょうか?心配です。 さ

本日最終回のOAを迎える NHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険」 。HONZでは同時発売された書籍『 人体 ミクロの大冒険 』(角川書店)の一部を、放送内容に合わせる形で連載してきました。 (※過去の記事: 第1回 、 第2回 、 第3回 ) 第4回のテーマは老化。バイオイメージングにより、私たちの体内には、いち早く老化する細胞があること、そして、それが周

今週水曜日は朝会でした。年度始めであり、また桜も満開ということで、前夜は午前4時まで飲んでいた者を筆頭に、「ボクも2時まで」「ボクは12時」……と、殆どのメンバーが二日酔い状態。みな死んだ魚のような目をしていましたが、いざ始まると一様に目が輝き出し、結局いつものバトルとなりました。 それにしても、前夜12時まで飲んでいて朝4時半起きだったというあるメンバーが

23歳の京大大学院生が、自らキャバ嬢となって潜入捜査!と帯に書かれている文言に惹かれて購入したらこれが大当たりだった。著者が自らキャバ嬢となって体験したことを、社会学のフィールドワークとしてまとめた作品なのだが、普通の女の子がキャバ嬢になるプロセスや、男性がなぜキャバ嬢にいれこんでしまうのか?ということが書かれていて非常に興味深い。著者は1年あまりキャバクラ