ノンフィクションはこれを読め!

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531記事

『ノンフィクションはこれを読め!』 重版が決定いたしました! 書影

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『ノンフィクションはこれを読め!』 重版が決定いたしました!

10月下旬に発売された、HONZの初めての本。私のもとにも、「積ん読タワーがますます高くなった!」「買ったが、給料日前なので絶対読まない」「ポチりすぎて食料が買えない」「なんだよ、このメイワクな本は」「本というより危険物」など、数々の大絶賛の声が届いてます。 また、出版界の知人に見せれば、「こんなに書き手がいっぱいで、レイアウトが複雑で、文字が詰まった本、絶

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アート・スポーツ / ビジネス

過激なる常識論 『創造力なき日本』

創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」 (角川oneテーマ21) 村上隆は単なるクリエイターではない。「カイカイキキ」というアート集団をまとめあげ、そのサステイナビリティーを追求する経営者でもある。『芸術闘争論』で垣間見せたその一面を、若手を育てるという観点から論じた一冊だ。タイトルは『創造力なき日本』になっているが、『世界を相手にする芸

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教養・雑学 / 新刊超速レビュー

『世界珍本読本』 新刊超速レビュー

世界珍本読本―キテレツ洋書ブックガイド めったにないだろうが、ある本に出会ったがために、それまでの人生がガラガラと音をたてて崩れてしまうようなことがあるはずだ。時と場合と人によって、そのような本はさまざまであり、マルクスの『資本論』であるかもしれないし、デヴィ夫人や野村沙知代の写真集であるかもしれない。『世界珍本読本』、不用意に読んでしまうと、あまりの内容に

『オーケストラは未来をつくる』クラシック音楽界のイノベーション 書影

アート・スポーツ / おすすめ本レビュー

『オーケストラは未来をつくる』クラシック音楽界のイノベーション

サンフランシスコ交響楽団、今一番注目を集めているオーケストラだ。 楽団の自主レーベル「 SFSメディア 」が制作したマーラー交響曲全集は7つのグラミー賞を受賞。世界中から旬なオーケストラを集めるスイス・ルツェルン音楽祭にも近年継続出演。さらに昨年はクラッシック音楽の本場ウィーンにてアメリカのオーケストラとしては異例の四公演を行った(通常は二公演)。今まさに旬

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教養・雑学 / ビジネス

『さか上がりを英語で言えますか?』日本人の9割に英語はいらないーそれでも勉強したければ

小学校で習った言葉 さか上がりを英語で言えますか? 常々、日本人の9割に英語はいらないと言ってきた。9割の国民は数年に1回行くかどうかの海外旅行以外で英語を使う機会はない。自分自身、12年前にマイクロソフトを退職したあとは、海外への観光旅行以外で英語を使ったことはない。英語が必要なのは都心のホテルマン、外資系社員の一部、商社マンやメーカーの海外担当者などじつ

HONZ活動記  -ビジネスとプライベートの狭間で- 書影

ビジネス / HONZ活動記

HONZ活動記 -ビジネスとプライベートの狭間で-

新しくなったHONZのサイト。8月くらいから少しづつ作業を進め、ついに完成しました。これまでにサイト制作は何度も経験してきているのだが、今回の作業は感慨もひとしお。感極まって、HONZ活動記にまとめてみました。サイト制作を担当するようになるまでのこと、そして作業をしながら感じたこと。 プロ、アマ混成集団の中に身を置くと何が起こるのか? HONZのメンバー構成

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NEWS

HONZサイト・リニューアルのお知らせ

HONZサイトが、リニューアルいたしました。 2011年7月15日にオープンして以来、積み重ねてきたエントリー数はじつに約1200。この膨大なエントリーを、より探しやすく、より読みやすくするために、大幅にデザイン・サイト構成を見直しました。 ジャンル別、新着順、人気レビュー順、月別表示、レビュアー別、検索など、さまざまな方法で「こんな本が読みたかった!」とい

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人物 / 世界史

『スターリンのジェノサイド』のことを、知っておきたい。

スターリンのジェノサイド こういう著作を、良書というのかなと思う。 名著や傑作ではないかもしれない。HONZで紹介される多くのノンフィクションのように、キャッチーでもない。みすず書房らしい至ってシンプルな装丁は、版を重ねることを戦略的に狙っているとも思えない。原文で176ページとテキストも短く、ハードカバーにしては物足りないと感じる向きもあるかもしれない。

『2100年の科学ライフ』科学者による未来予想図 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

『2100年の科学ライフ』科学者による未来予想図

1903年、『ニューヨーク・タイムズ』は未来を予測して、飛行機の開発は時間の無駄だと宣言した。ライト兄弟の初飛行のわずか1週間前だった。それに懲りずに同紙は1920年、ロケットの研究などナンセンスだと断じた。その49年後、アポロ11号が月に降り立ったとき、賢明にも同紙は予測が外れたことを認めて謝罪した。 かくも難しいテクノロジーの未来予測に挑戦してみたのが本

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サイエンス / おすすめ本レビュー

『ひとの目、驚異の進化』 エイリアンは黒人と白人を見分けられない

ひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけ 本書で進化理論神経科学者マーク・チャンギージーの論理展開を堪能し終える頃には、あなたの世界の見方は一変しているだろう。難解な科学的事実に対する分かりやすい解説と直観に反するファクト。大胆な仮説とその仮説を支える緻密なデータ。サイエンス本が持つべき美点の全てを兼ね備えているかのような本書を、『 錯覚の科学

『スタンフォードの自分を変える教室』≒意志力の科学 書影

医学・心理学 / ビジネス

『スタンフォードの自分を変える教室』≒意志力の科学

そんなことを言われなくても、シロクマのことなんて普段から意識したことないし、考えたことなんてないよ。と、読んでいる人の大半が思っているに違いない。それならなおのこと、シロクマのことを考えないで、この先のレビューを読み進めてください。 この本はスタンフォード大学の人気講座である『意志力の科学』をもとに作られた本である。この本が発売以来飛ぶように売れている。そん

本人非公認自伝がリークするもの - 『ジュリアン・アサンジ自伝』 書影

人物 / おすすめ本レビュー

本人非公認自伝がリークするもの - 『ジュリアン・アサンジ自伝』

ある意味、とびきりのリークだ。 「公開こそ正義」という強烈な信念を持った異端児の姿を、剥き出しにしたのだから。 この自伝が「本人非公認」、つまりリークとして刊行されることになったのは、運命の皮肉だろうか。 ジュリアン・アサンジ。言わずと知れたウィキリークスの創設者は今、ロンドンのエクアドル大使館に滞在している。2010年12月、スウェーデンでの婦女暴行容疑で

『中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい?』 新刊超速レビュー 書影

ビジネス / 新刊超速レビュー

『中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい?』 新刊超速レビュー

企業アカウントがユル〜いツイートで意外な一面を見せる、いわゆる「軟式アカウント」というものが話題を呼んだのは、もう3年ほど前のことになるのだろうか。 その時は脚光を浴びたアカウントの数々も、淘汰されていったものや、組織上の理由で存続を断念したものも、少なくはないことだろう。何と言ってもソーシャルメディアは、継続することに一番高いハードルがある。 そんな中で、

『邪悪な植物』新刊超速レビュー 書影

生物・自然 / 新刊超速レビュー

『邪悪な植物』新刊超速レビュー

文庫を一回り大きくし、紙質をザラ紙にしたような装丁の本だ。出版社は『週刊朝日』で話題となった朝日新聞出版社ではなく朝日出版社。案外知られていないのだが、朝日出版社は朝日新聞とは一切関係がない。社名は創業者が岡山朝日高校の出身者であることに由来するという。三菱鉛筆が三菱グループとなんら関係ないのと同様である。橋下市長が逆上、混同してツイッターで朝日出版社を名指

『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』薄一族の野望と挫折 書影

事件・事故 / おすすめ本レビュー

『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』薄一族の野望と挫折

2月6日、前代未聞の事件が起きた。中国重慶市の副市長の王立軍がアメリカ領事館に逃げ込んだ。地方政府とはいえ共産党幹部がアメリカに助けを求めたのだ。それも、女装姿で他人に借りたジープを駆って。 「薄熙来に殺される」。 ハリウッド映画もびっくりの展開だが、これは当時の重慶市のトップだった薄熙来とそのファミリーが世界を震撼させる序章に過ぎなかった。王立軍が薄熙来の

『アートでみる医学の歴史』 新刊超速大阪弁レビュー 書影

医学・心理学 / アート・スポーツ

『アートでみる医学の歴史』 新刊超速大阪弁レビュー

買(こ)うてや、買うてやぁ~! 安いで安いでぇ~。なんと、こんだけ大きいて立派な本が5千と7百円っ! 税金入れても、6千円で15円のおつり。え? 6千円もする本は高いて? アホなこというたらあかんがな。ものを買うかどうかは、値段で決めたらあかん。値打ちで決めなあかん。学校で習わへんかったんかいな。うそ言わへん。こんだけの本が6千円でおつりっちゅうのは、びっく

『12月25日の怪物』  サンタクロース伝説を追う 書影

民俗・風俗 / おすすめ本レビュー

『12月25日の怪物』 サンタクロース伝説を追う

本書によれば、サンタクロースが日本に最初に登場したのは明治7年。裃(かみしも)を身につけ、大小の刀を腰に差し、大森かつらを頭にかぶった「殿様風」の装いだったという。その格好で一体何をしたというのか?善意かどうかはさておき、やっていること自体は忠臣蔵とほぼ同じだ。カマドから出てきてホウ!ホウ!などと言ったら怖いではないか。子供は喜ぶのか。その頃はきっと、サンタ

問題は何も終わっていない。 - 『ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った』 書影

ビジネス / おすすめ本レビュー

問題は何も終わっていない。 - 『ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った』

かつてニクソン大統領の経済顧問を務めたハーバート・スタインの言葉だ。アメリカが抱える双子の赤字が急増しているのは問題だとする論者達への返答として発せられたこの言葉は、現在でも語り草になっているそうだ。どのみちストップするのは分かりきっている。問題はどのようにストップさせるかだ。スタインがこの短い一節をもって示唆したのは、そういうことだった。 著者はこのエピソ

『電子書籍を無名でも100万部売る方法』 新刊超速レビュー 書影

ビジネス / 新刊超速レビュー

『電子書籍を無名でも100万部売る方法』 新刊超速レビュー

かねてより待ちわびていた日本向けの「キンドル・ストア」が、先日ついにオープンした。日米のアカウント統合とやらを行い、試しに何かダウンロードでもしてみようかなと思っていたら、偶然にもニュース・フィードに本書の案内が流れてきたのでとりあえず購入。読み始めたら意外にも面白く、そのままレビューを書き始めるという新しい読書体験になった。 ご覧のとおり、表紙にはいささ

「ユダヤ」を知るならこの一冊 『ユダヤ人の歴史』 書影

世界史 / おすすめ本レビュー

「ユダヤ」を知るならこの一冊 『ユダヤ人の歴史』

ユダヤ人のことを知りたいけれど、いろいろとありすぎてわからない。 どの本を読んだら、よいのやら。 そんなあなたが読むべきはこの一冊だ。そもそも、翻訳者の入江規夫さんがこの本に興味を持ったのも、同様の素朴な疑問からだった。 海外の出版社と仕事をしていた入江さんは、フランクフルト国際ブックフェアに参加する。毎年秋に開かれる、世界最大の本の見本市である。フェア開催

『出ない順 試験に出ない英単語』新刊超速レビュー 書影

教養・雑学 / ビジネス

『出ない順 試験に出ない英単語』新刊超速レビュー

世の中には真の意味で、役に立たない本というものがある。あらゆる本は役に立たない、という議論もあるが、そんな深遠なことじゃなく、見た瞬間に役に立たないとわかる本、ばかばかしさやくだらなさを乗り越え、「役立たずな方向」に、全力で、一生懸命、真剣に突き進む本たちのことだ。最近なら 『醤油鯛』 もすばらしいが、ここにまた一冊、そんな愛すべき本が誕生した。 試験に出な

究極のチンポロジー 『チンパンジーはなぜヒトにならなかったのか』 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

究極のチンポロジー 『チンパンジーはなぜヒトにならなかったのか』

なんとかオロジー=~ology というのは、「学問」を示す接尾辞である。したがって、タイトルにあげた「チンポロジー」は「ち◎ぽ」の学問。 という訳ではなくて、「チンプ」すなわちチンパンジーについての学問である。 われわれ人類と700万年前に枝分かれしたチンパンジーをめぐり、その生態、知能、進化、病気、言語能力、などなど、研究の歴史から最新の知見までをこれでも

『独裁体制から民主主義へ』 書影

新刊超速レビュー

『独裁体制から民主主義へ』

本書は非暴力闘争の研究家であるジーンシャープ博士の代表的著作である。初版は1993年に英語とビルマ語で出版された。現在ミャンマー(ビルマ)では民主化が進んでいるが、軍事政権下の2005年時点では本書を所持しているだけでも禁錮7年の刑に処せられた。本書の影響力はアジアに限らない。2000年のユーゴスラビアの青年運動「オトポール!」はミロシェビッチ政権を倒したが

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『ノンフィクションはこれを読め!』フェア開催中の書店情報

全国各地の書店でHONZフェアが開催されます。店頭でHONZがおススメする本に触れてみてください。豊かな秋のお楽しみ。かならず面白い本が見つかります。 八重洲ブックセンター八重洲本店 150点全点フェア(10/23~11/24) フェアの様子 ジュンク堂書店広島駅前店 150 点全点フェア(10/24~12/31) フェアの様子 三省堂書店名古屋高島屋店 H

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事件・事故 / おすすめ本レビュー

『アルゴ』  CIA史上、最もあり得ない救出作戦

アルゴ (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) (ハヤカワノンフィクション文庫) 1979年11月4日、イランの過激派学生がテヘランのアメリカ大使館に乱入・占拠し、66人を超えるアメリカ人を人質にして立てこもった。当初、女子学生を先頭にして侵入してきたデモ隊は“怖がらないで。我々はセットイン(はまりこみ)したいだけ”と書かれたプラカードを掲げ(のちにこれはシット

『ピカソは本当に偉いのか?』新刊超速レビュー 書影

アート・スポーツ / 新刊超速レビュー

『ピカソは本当に偉いのか?』新刊超速レビュー

ピカソの代表作とされる絵画の前に立たされた時に多くの人が持つ疑問、 1.この絵は本当に美しいのか?(どこが上手いのか?) 2.見る者にそう思わせる絵が、どうして偉大な芸術とされるのか? 3.かりに偉大な芸術としても、その絵にどうしてあれほどの高値がつくのか? さらに 4.ピカソのような絵であれば、誰でも描けるのではないか? 5.そういう絵を偉大とする芸術とい

『ルリボシカミキリの青』科学の楽しさ再発見 書影

生物・自然 / おすすめ本レビュー

『ルリボシカミキリの青』科学の楽しさ再発見

======== HONZの『ノンフィクションはこれを読め! - HONZが選んだ150冊』本日発売です。おかげさまでAmazonで販売開始即刻品切れ!街の書店で是非手にとってみてください。 ======== 本書を読み進めていると何歳か若返った気分になる。人気科学者である著者が生命のセンス・オブ・ワンダーを次々と紹介し、読んでいるとなんだかワクワクするのだ

著者インタビュー『第三次産業革命』ジェレミー・リフキン氏 書影

社会 / 著者インタビュー

著者インタビュー『第三次産業革命』ジェレミー・リフキン氏

世界を前に前に推し進めようと理想を掲げ、社会を煽動し、時代を先導しようと自ら行動する活動家、そんな印象をジェレミー・リフキン氏の これまでの著作 を眺めていると感じる。そして、今回はその集大成とも言えそうな『第三次産業革命』と銘打った書籍を出版、日本でもつい3ヶ月前に出版されました。 書評はこちらから 。 第三次産業革命は世界中に散在する課題を解決するために

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HONZ活動記

HONZで紹介した本の全点展示を開始しました!

六本木ミッドタウンのd-laboでHONZが紹介した書籍全点!(古書店でも入手できない絶版本を除く)が展示されています。d-laboは年中無休(年末年始を除く)コア時間帯11:00ー18:00(入館無料) http://www.d-laboweb.jp/event/space.html d-laboでは夜7時からイベント(参加無料)も行なっています。是非、イ

『一揆の原理』 Facebookのルーツは一揆にあり? 書影

日本史 / おすすめ本レビュー

『一揆の原理』 Facebookのルーツは一揆にあり?

「一揆」は不遇を託っている。教科書で習い、多くの人がその言葉を知っているのにもかかわらず、一揆が好き、という人にはお目にかかったことはない。信長がどうとか、明治維新がどうとか、語る人はいっぱいいるのだから、「やっぱり正長の土一揆が最高だよな」とか「尊敬する人は、三河国賀茂郡で一揆を指揮した辰造です」とか「延暦寺の僧徒が日吉社の神輿をかついで朝廷に迫ったときは

『測って描く旅』新刊超速レビュー 書影

アート・スポーツ / 新刊超速レビュー

『測って描く旅』新刊超速レビュー

書名には、著者や編集者たちの色々な思いが込められているのだろう。その思いの丈は、ハッと驚くタイトル、ついつい手に取りたくなるタイトル、そして、二匹目どころか五匹目くらいのどじょうを狙ったタイトルが書店に溢れていることからもうかがい知れる。 本のタイトルは様々であるが、その最も大切な役割は、その本に何が書かれているかを伝えることではないか。「書籍の内容を伝える

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NEWS

メールマガジン、はじまりました。

無料メールマガジン「HONZの『今週はこれを読め!』」を毎週水曜日の正午にお届します。 前週の木曜日から当日水曜日までの1週間に更新されたレビュー情報がまとめて届きます。時間があるときの一気読み&大人買いのお供にぜひ、ご活用下さい。 なお、このメルマガには、レビュー予定の本の書名をこっそりお知らせする「今週の『読むカモ!』」というコーナーもあります。 買書家

『裁判百年史ものがたり』 日本をつくった12の事件 書影

事件・事故 / おすすめ本レビュー

『裁判百年史ものがたり』 日本をつくった12の事件

1891年5月11日、2週間前に長崎港から来日したロシア皇太子のニコライは、鹿児島、神戸、京都を経て大津にやって来た。昼食をすませた彼は心地よく人力車に揺られながら、今夜の芸妓との楽しい時間に想いをめぐらしていた。少しずつ、だが確実に、死の危険に近づいていることも知らずに。 異国の皇太子目当てに詰めかけた人の群れの中に、鬼の形相でニコライを睨みつける男がいた

『思い通りの死に方』 新刊超速レビュー 書影

医学・心理学 / 新刊超速レビュー

『思い通りの死に方』 新刊超速レビュー

医療ミステリー作家・久坂部羊の本はすべて読んでいる。熱烈なファンなのである。かというと、そいういう訳でもない。久坂部羊こと久家義之クンは、阪大医学部時代の同級生であり、いまでもしょっちゅう飲みに行く友人である。出版のたびに恵送してくれるので、礼儀正しい私としては、ついすべて読んでしまっているだけのことである。 しかし、久坂部羊の本がたくさん売れたところで、私

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NEWS

出版記念トークイベントのお知らせ

『ノンフィクションはこれを読め! – HONZが選んだ150冊』の出版記念トークイベント 「HONZ夜会デラックス」 のお知らせです。 11月2日20:00からビール片手に本が読める下北沢の本屋さん「B&B」で開催いたします。第1部の高村和久によるHONZをMBA的に分析するプレゼンテーションでは、HONZの「今まで」と「これから」について、楽しくざっくばら

すべらない授業 - 『これが物理学だ!』 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

すべらない授業 - 『これが物理学だ!』

大量のアクセスとともに「Webスター」の称号も手に入れた、あの名物教授の講義がついに書籍化された。 MITの物理学者ウォルター・ルーウィン。彼の講義は、まるでロックスターのように教壇上をところ狭しと駆け回り、大教室をまるでサーカスのような興奮のるつぼと化してしまう。決め台詞は「その目で見ただろう?これが物理学だ!」。 その熱狂は、学内のみに留まるわけもない。

『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ 書影

日本史 / ビジネス

『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ

本書を読みながらまず思ったことは「おいおい、日本は太平洋戦争からまったく何も学んでいないじゃないか。」という一点だった。 もちろん、この歴史に学ばない日本については、様々な時局で指摘され続けていることは判っている。無責任きわまりない年金行政や、革新性を失い戦力を逐次投入し、衰亡する家電業界などがその代表例だろう。しかし、福島の原発事故とその事故処理を目にし、

『ガレキ』 思い出の別名 書影

事件・事故 / おすすめ本レビュー

『ガレキ』 思い出の別名

私が東京で暮らし始めたのは予備校の寮に入った時で、服が詰まった大きなバッグ1つでやってきて、机とベッドが置かれた小さい部屋に入った(本は郵送だ)。あれから何年も、いや何十年も経ったけれど、この前あの建物がなくなったと聞いた時、やっぱりちょっと寂しかったのだ。当たり前だけれど、過ごした場所は思い出の一部になる。自宅はもちろん、学生時代のアパートとか、旅行先で泊

『ヒトはなぜ眠るのか』 24時間、戦エマセン。 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

『ヒトはなぜ眠るのか』 24時間、戦エマセン。

眠るという行為にはどうしてもサボる・不謹慎といったマイナスイメージが付きまとうようだが、はたしてそれは正しいのだろうか。眠りとは、自分が生産的であり続けるための創造的行為なのだと、今こそ声高らかに叫びたい。そんな私の心境に科学的見地から応えてくれる一冊が見つかった。 睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があることは広く知られている。レム睡眠というのは、閉じ

『ワンクリック』新刊超速レビュー 書影

人物 / ビジネス

『ワンクリック』新刊超速レビュー

いまや、地球最大の書店であり、世界最大のオンライン通販業社となったアマゾン。その創業者であるベゾスにもこんな時代があった。あのベゾスが、街の書店を開業しようとしている人達に混じって、書店開業セミナーに参加している光景を思い浮かべてみてほしい。とても微笑ましい光景になんだか笑いがこみあげてくる。 この本はアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスの半生を数多くのエピソード