ノンフィクションはこれを読め!

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301記事

海外ノンフィクション全集を作ろう!@本の雑誌2021・9月号 書影

HONZ活動記

海外ノンフィクション全集を作ろう!@本の雑誌2021・9月号

本屋大賞ノンフィクション賞はじめ、ここ数年ノンフィクションを読む人が増えてきた。でもよくわからないのが海外ノンフィクション。いったいどんな作品があって、どんな風に面白いの?というわけで本の雑誌のノンフィクション好き代表の杉江由次が、HONZの東えりかと本誌でノンフィクション新刊レビュー担当の冬木糸一に声をかけた。無謀にもジャンル別50冊を語りつくすという。は

先月出た本 2021年11月 書影

併せて読まれたこの一冊

先月出た本 2021年11月

10月。ノーベル賞の各賞受賞者が発表されるノンフィクション業界にとっても注目すべき月でした。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に関する話題が増えて来たタイミングでもあり、北条家関連の書籍の動きが目立つようになっています。10月はどんな本が出て、売れていたのでしょう。 日販オープンネットワークWINから10月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノ

今週のいただきもの:2021年10月24日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年10月24日週

夕飯の献立を決める際、「飲みたいお酒」を起点に考えることが多いです。例えば、ワインを飲みたい日の献立は、北京ダックと柿の春巻き、あん肝とチーズのカナッペ、柿のサラダ、インゲンのオイル蒸し、しらすとマッシュルームのアヒージョ、ボンゴレビアンコ。あとは、使い切りたい食材を優先的に組み込みます(この日は前日の北京ダックをアレンジしたかった)。 家族に大好評だった北

『人体大全 なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか』当たり前の不可思議さ、身近なものの奥深さ 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

『人体大全 なぜ生まれ、死ぬその日まで無意識に動き続けられるのか』当たり前の不可思議さ、身近なものの奥深さ

本は速く読めるにこしたことはないと思っている。だが久しぶりに、1日1章のペースでじっくりと味わいたい1冊が現れた。人体のあらゆるパーツをさまざまな角度から語り尽くし、徹底的に不思議を思議する。一見、当たり前のことほど驚きは深く、身近なものほど奥が深い。こういう感覚を何日にもわたって感じることができるのは、まさに至福だ。 著者はビル・ブライソン。これまで数々の

『風の森を醸す』風の森と日本酒の歴史 書影

日本史 / おすすめ本レビュー

『風の森を醸す』風の森と日本酒の歴史

清酒発祥の地、奈良県に「風の森」という日本酒を醸す酒蔵がある。その名を油長酒造という。今年で創業300周年を迎えた酒蔵だ。300周年を記念して蔵元の山本長兵衛が日本酒と油長酒造の歴史、そして「風の森」の魅力を記した本を発売した。 コロナ禍になる前、私はイベントによく日本酒を持っていっていた。その時によく持っていっていた日本酒の一つが「風の森」だった。日本酒を

『差別はたいてい悪意のない人がする』特権という厄介で見えにくいことを考える 書影

教養・雑学 / 社会

『差別はたいてい悪意のない人がする』特権という厄介で見えにくいことを考える

差別はつねに、差別によって不利益をこうむる側の話である。差別のおかげで知らぬうちにメリットを得る側の人が、自ら立ち上がって差別を語ることはしない。ただ、よーく考えれば、差別される側になる可能性があるのであれば、差別する側になることだってあるはずということに気がつける。 「もうすっかり日本人ですね」 「希望を持ってください」 この2つの声がけは一見褒めていたり

10月の地震と噴火に驚いた人は『歴史のなかの地震・噴火』を読め 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

10月の地震と噴火に驚いた人は『歴史のなかの地震・噴火』を読め

10月7日に首都圏で震度5強の強い地震があり、75000台のエレベータが停止し28件の閉じ込め事故があった。東京23区でこうした強い揺れを観測するのは、2011年に東日本大震災を引き起こして以来である。また、10月20日には熊本県にある活火山の阿蘇山が噴火し、中岳火口から火砕流が1600メートル流下した。 今年は東日本大震災(日付をとり「3・11」と呼ぶ)の

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第4回:「この種」から何を学ぶか 書影

生物・自然 / 青木薫のサイエンス通信

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第4回:「この種」から何を学ぶか

山梨県西湖でクニマスが生きていることがわかった。でも、わーい、よかったよかった、チャンチャン、では話は終わりません。さあ、ここから先、どうすればいいのか。どうしたいのか。あなたならどうする? 少し話を戻しますと、絶滅魚クニマスの発見にからんでDNA解析が大きな役割を果たすだろうということは、わたしでも想像がつきました。実際、DNA解析の威力はすごい! ですが

役立たずだがおもろい研究!『いきもののカタチ-多彩なデザインを創り出すシンプルな法則』 書影

サイエンス / 生物・自然

役立たずだがおもろい研究!『いきもののカタチ-多彩なデザインを創り出すシンプルな法則』

研究にはいろいろな分け方がある。ひとつは、役に立つか立たないかという分類だ。よく議論になるが、これは落とし所はほぼ決まっていて、現時点では役に立たないかもしれないけれども、将来的に役に立つかもしれないからやるべき、ということになっている。極めて反対しにくい結論であるが、いささかの嘘が入っていると言わざるをえまい。実際にやってきた本人が言うのだから間違いない。

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第3回:絶滅魚クニマスの発見に至る道 書影

生物・自然 / 青木薫のサイエンス通信

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第3回:絶滅魚クニマスの発見に至る道

というわけで、田沢湖で生まれたクニマスは絶滅しました。あれれ、ほんとに絶滅しちゃったの? 絶滅した魚が「発見」されるってどういうこと? と思いますよね。 じつは、クニマスは、絶滅前にほかの湖に移植されていたのです。この場合の移植とは、水産上有用な魚を、他の場所に生きたまま放つことです。移植の例としてよく知られているのが、ヒメマスですよね。ヒメマスは現在、東日

選挙はこんなにも面白い!『コロナ時代の選挙漫遊記』 書影

社会 / おすすめ本レビュー

選挙はこんなにも面白い!『コロナ時代の選挙漫遊記』

このところ選挙でバタバタしている。11月だろうとタカをくくっていたら日程が前倒しになったためだ。政見放送や特別番組を編成するために枠を確保したり、スポンサーに連絡を入れたり、選挙報道の留意点を若手にレクチャーしたりと慌ただしい。だがその一方で、選挙にはちょっとしたお祭り気分もある。 さて、そんな選挙に異変が起きているのはご存知だろうか。 選挙といえば、かつて

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第2回:クニマス絶滅の背景 書影

生物・自然 / 青木薫のサイエンス通信

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第2回:クニマス絶滅の背景

田沢湖の起源については、辰子(たっこ)の物語が伝わっています。 むかしむかし、今日でいうところの秋田県仙北市田沢湖岡崎神成沢のあたりに、辰子という、ひなには稀な美少女があったそうな。秋田美人ですな。佐々木希のような顔を思い浮かべればいいでしょうか。辰子は、その美しさを永遠にとどめたいと強く願った結果として、あろうことか、見るも恐ろしい蛇に姿を変え、山津波を起

これから出る本 2021年11月 書影

併せて読まれたこの一冊

これから出る本 2021年11月

緊急事態宣言が明けるとともに一気に秋めいてきました。実りの秋、快晴の空を見るとぱーっと外に出かけたい気分になりますが、書店店頭も豊作です。これから、どんな本が発売されてくるのでしょう。これから出る注目ノンフィクションを紹介していきます。 2021年10月22日時点の予約受注実績からこの先発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキングを作成しました

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第1回:クニマスという魚 書影

生物・自然 / 青木薫のサイエンス通信

『絶滅魚クニマスの発見』を読む 第1回:クニマスという魚

久しぶりの青木薫サイエンス通信は、読了後の興奮冷めやらぬ超大作となりました。4回のシリーズでお送りします。 『絶滅魚クニマスの発見 私たちは「この種」から何を学ぶか』というタイトルを見て、わたしの最初の反応は、「クニマスっていったら、さかなクンだよねっ!」というものでした。そんな軽~い興味関心で手に取った本でしたが、実際に読み始めるとすぐに、もうそんなことは

今週のいただきもの:2021年10月17日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年10月17日週

ここ数日関東はグッと寒くなったので、ポタージュを毎日のように作っています。ポタージュとはフランス語で汁物全般のこと。19世紀のフランスのレストランでは、メニューに10種類ものポタージュが並ぶことは珍しくなかったそうです。 我が家で最近一押しのナスのポタージュをご紹介しましょう。玉ねぎと少量の米を炒め、皮をむいて刻んだナスと少しの水を入れて蒸します。柔らかくな

『娘の遺体は凍っていた 旭川女子中学生イジメ凍死事件』無責任と人間性の欠落 教育現場の抱える闇 書影

事件・事故 / おすすめ本レビュー

『娘の遺体は凍っていた 旭川女子中学生イジメ凍死事件』無責任と人間性の欠落 教育現場の抱える闇

北海道旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩(さあや)さんは、2021年2月13日夕方に失踪し、38日後に市内の公園で雪の中に埋もれ亡くなっているのを発見された。享年14、早すぎる死だ。 彼女は中学校に進学した19年からイジメを受けており、PTSDに悩まされていたという。彼女の身に何が起きたのか。文春オンライン特集班が一連の事件を取材、公開した記事に加筆修正のう

この人を見よ!『修羅の花 山口組トップから伝説の経済ヤクザの息子までが素顔を見せた』 書影

人物 / 社会

この人を見よ!『修羅の花 山口組トップから伝説の経済ヤクザの息子までが素顔を見せた』

この人を見よ!。本書の紹介としては、それ以上、なにもいらない。 著者略歴から、映画がいくつでもできる。最終学歴は小学校卒業、13歳でストリートチルドレンに、奇病、二度の癌、4度の結婚離婚、と、経歴だけで圧倒される。1971年生まれの著者の半生は、2016年に出版した『 不死身の花 夜の街を生き抜いた元ストリート・チルドレンの私 』(新潮社)に語られている。

『ノーベル文学賞が消えた日』世界でいちばん有名な文学賞をめぐる醜聞 書影

社会 / 事件・事故

『ノーベル文学賞が消えた日』世界でいちばん有名な文学賞をめぐる醜聞

ある出来事が、後に振り返った時にあらためて歴史の大きな変わり目だったと気づくことがある。2017年10月5日という日付も、そのような歴史の分水嶺として後世に記憶されるかもしれない。 ニューヨークタイムズがこの日、ハリウッドのプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力を告発するスクープを放った。この記事をきっかけに#MeTooムーヴメントが爆発的に広が

『くらしのアナキズム』人類学者から学ぶ「国家なき社会」の叡智 書影

教養・雑学 / 民俗・風俗

『くらしのアナキズム』人類学者から学ぶ「国家なき社会」の叡智

2020年感染症のパンデミックのなかで、最初に声を上げたのは、中国・武漢の一人の医師だった。また、私たちの暮らしを守るのは、医療従事者や保健所の職員らの献身的な働きだったり、市民の自粛生活だったりする。はて、国は何をしてくれたんだっけ? 私が国に求めていることと、国がしてくれることには大きな乖離があると気づいた。 私の暮らしには、政治の影響はあまりないように

今週のいただきもの:2021年10月10日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年10月10日週

最近、きのこ鍋にハマっています。きっかけは、長野県産のおいしいきのこをたくさんゲットしたことからなのですが、鍋の最適解を見つけてしまったのでご紹介します。 鍋の味は、源豊行(横浜中華街にある中華食材店)の鶏ガラスープの素(源豊行のものが本当においしいのですが、なければその他の出汁でもOKです)に、醤油、オイスターソース、紹興酒で整えました。柚子胡椒を足しても

『戦争とバスタオル』湯けむりの向こうに見える「あの戦争」と私たちの姿 書影

日本史 / おすすめ本レビュー

『戦争とバスタオル』湯けむりの向こうに見える「あの戦争」と私たちの姿

異質なものを掛け合わせると新しい何かが生まれることがある。「いちご大福」はその好例だ。では「戦争」と「バスタオル」はどうか。この異質な言葉を掛け合わせた先に現れるものは何だろう。 著者の安田浩一は長年、差別の現場を取材し、「ヘイトスピーチ」という言葉を世に広めるきっかけをつくった硬派のジャーナリスト。金井真紀は、抜群の観察力とユニークな視点で世界の多様性を伝

『東京の生活史』重さ1425g 150人がそれぞれの東京を語った前代未聞の試み! 書影

社会 / おすすめ本レビュー

『東京の生活史』重さ1425g 150人がそれぞれの東京を語った前代未聞の試み!

150人の聞き手が「東京にいる人、いた人、いたことのある人」150人の語り手から話を聞き、それぞれ一万字にまとめて本を作る。上下二段組、1216ページ、重さ1425グラム。前代未聞の試みだ。 聞き手が誰かはクレジットされているが語り手の多くは不明。読み進めていくと性別、年齢、聞き手との関係性が少しずつ判明していく。家族、親族、友人、仕事場の同僚など間柄が分か

脱・脱成長 『世界を変える5つのテクノロジー』 書影

ビジネス / おすすめ本レビュー

脱・脱成長 『世界を変える5つのテクノロジー』

良い本を読んだ。得した気分だ。本書は、食糧問題、教育格差、医療介護、気候変動など、現代の諸問題に対して、正しい形でファイティングポーズがとれるようになる本だ。未曽有のコロナ禍による疲労。その蓄積により、私たちは闘う気持ちが削がれつつある。でもここで「脱成長」に逃げ込むのは「他国から取り残される未来」を選ぶのと同義である。 本書が目指すのは、テクノロジーを加速

『愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年』歴史に翻弄された夫婦愛の物語 書影

人物 / 社会

『愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年』歴史に翻弄された夫婦愛の物語

日本ではあまり知られていないが李仲燮(イ・ジュンソプ)は韓国の国民的画家で「韓国のゴッホ」とも呼ばれている。39歳で夭折した天才画家の妻は日本人の山本方子(まさこ)。今年100歳になるがお元気だ。 新聞記者である著者はソウル特派員時代に李仲燮の存在を知る。彼の絵に惹かれ、日本で方子とのインタビューを重ねた。 李仲燮は1916年に日本統治下にあった朝鮮半島の平

今週のいただきもの:2021年10月3日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年10月3日週

焼肉の締めに何を食べるか、というのは無限の食欲があればビビンバもクッパも冷麺も食べたいのですが、たいていの場合、すでにお腹はいっぱいなので冷麺を食べることが多いです。 冷麺といえば盛岡冷麺が有名ですが、ルーツは朝鮮半島にあります。朝鮮半島出身の青木輝人氏が、盛岡で焼肉屋を開店した際に、冷麺を出したのが始まりです。朝鮮半島の冷麺は2タイプあり、汁なしの咸興冷麺

『六方よし経営』「三方よし」を拡張する作り手・地球・未来への配慮 書影

ビジネス / おすすめ本レビュー

『六方よし経営』「三方よし」を拡張する作り手・地球・未来への配慮

本書は東京から長野に移住した経営エッセイストで、「地方移住×起業×事業承継」を支援する巴創業塾の藻谷ゆかり氏による、「六方よし経営」の勧めである。 「六方よし」とは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の「三方よし」に、「作り手よし、地球よし、未来よし」を加えた新たな経営理念である。これは、元国連職員の田瀬和夫氏により、SDGs時代の理念として

『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』 書影

サイエンス / 生物・自然

『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』

ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の著者である橘玲氏が、最新の心理学と脳科学の観点から「わたし」とは何かを説く一冊だ。 人の性格は無意識のうちに決定され、あらゆる行動の基盤となる。それらを「内向的/外交的」や「楽観的/悲観的」など8つの項目に定義していく。 たとえば経済的に成功者が多いのは内向的な人種である。人には最適な覚醒度があり、それぞれの

『家族不適応殺』無差別殺人犯の「頭の中」をのぞく 書影

事件・事故 / おすすめ本レビュー

『家族不適応殺』無差別殺人犯の「頭の中」をのぞく

無差別殺人のニュースを目にするたびに、怒りという言葉だけでは言い表せない感情に襲われる。穏やかな日常生活を送っていた市民が突然凶行に巻き込まれるのだ。強い怒りや憤りをおぼえるのは当然だが、それだけではおさまらない感情がある。 いまから20年前、ラジオの生放送中に、大阪教育大付属池田小学校に男が侵入し児童を切りつけたという一報が入ってきた。その後、細切れに続報

先月出た本 2021年10月 書影

併せて読まれたこの一冊

先月出た本 2021年10月

9月に入り、そろそろノーベル賞受賞者が誰になるのか、どんな本が出ているのかという話題が聞かれ始めました。最新技術に迫れるのもノンフィクションの醍醐味。9月はどんな本が発売になっていたのでしょうか。 日販オープンネットワークWINから9月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキングを作成しています。(2021

今週のいただきもの:2021年9月26日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年9月26日週

先日、天気がよかったので、お弁当を作って公園へ行きました。ピクニックは、ヨーロッパ貴族の狩猟遊びで栄えた風習です。貴族たちは使用人も同行させ、ピクニックの場で配膳させるなど、戸外での食事を楽しみました。 貴族ではない私が作ったのは、唐揚げ、ナスのマリネ、アボカドのオーブン焼き、ゆで卵のバーニャソースです。アボカドのオーブン焼きは、ツナマヨケッパーを種のあった

『部活動の社会学 学校の文化・教師の働き方』「保護者の期待」も影響 過熱する部活動の問題を分析 書影

社会 / おすすめ本レビュー

『部活動の社会学 学校の文化・教師の働き方』「保護者の期待」も影響 過熱する部活動の問題を分析

中学校の部活動は多くの人が経験する。それだけに個人の体験から語られがちな領域でもある。地獄のような日々の思い出しかない者もいれば、青春の美しい1ページ、いや青春そのものと捉えている人も少なくない。 評者自身は典型的な前者で「なんで土日も部活三昧なんだ」「別にプロになるわけではないし」と毎日の練習が苦痛でしかなかった。当時は周りを見渡しても、誰もが部活動に有無

『嫌われた監督』「揺るぎない個」はなぜ嫌われたか 書影

アート・スポーツ / 人物

『嫌われた監督』「揺るぎない個」はなぜ嫌われたか

週刊誌の発売日を指折り数えて待つことなんて久しくなかった。 発売日には文書砲そっちのけで、まずこの連載のページを開き貪り読んだ。 スポーツノンフィクションの傑作といえば、誰もが山際淳司の『江夏の21球』をあげるだろう。もちろん異論はない。ただあの作品は「永遠のマスターピース」というべき傑作だし、ぼちぼち新しく語り継がれる作品が現れてもいいのではと思っていた。

今週のいただきもの:2021年9月19日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年9月19日週

最近、果物を使った料理にハマっています。秋は梨、ぶどう、無花果、りんご、柿などおいしい果物がたくさんありますよね。今日は、りんごと柿を使ったレシピをご紹介します。 ・りんごとモッツアレラ りんごはバターとシナモンでソテーして、常温に戻したモッツアレラと交互に並べ、ほんの少しの塩と胡椒を振ってできあがりです。 ・柿とスモークチーズの春巻きは、柿のジャムとスモー

『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』は、こわいもの知らずのぶつかり稽古だ! 書影

人物 / 社会

『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』は、こわいもの知らずのぶつかり稽古だ!

自民党総裁選のニュースが連日報じられている。前回に比べれば、四人が立候補して政策論戦が交わされているのは望ましいことだ。しかし、報道はいつもどおり、政治内容そのものよりも政局に偏っている。政治は何のためにあるのか。それこそが重要問題であるはずなのに、真っ正面から問われることはあまりない。 ライターの和田靜香が、立憲民主党の衆議院議員である小川淳也にそれを問う

天才的科学者の華麗なる研究『猫が30歳まで生きる日』 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

天才的科学者の華麗なる研究『猫が30歳まで生きる日』

世の中に猫好きが多いのは知っていたけれど、ここまでとは思わなかった。猫の腎臓病の治療薬開発をめざす東大のクラウドファンディングに1カ月で約1億7600万円もの寄付が集まったというのだ。大口の寄付もあるだろうけれど、申し込み件数が約1万3400というのもすごい(朝日新聞より)。 その開発者である東京大学大学院医学系研究科の宮崎徹教授が自ら書かれた本である。鍵と

これから出る本 2021年10月 書影

併せて読まれたこの一冊

これから出る本 2021年10月

読書の秋到来!先月ここで紹介した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』が発売されベストセラーとなっているほか、注目の本が続々発売されています。これからはどんな本が発売されてくるのでしょう。これから出る注目ノンフィクションを紹介していきます。 2021年9月21日時点の予約受注実績からこの先発売になるタイトルを抽出しノンフィクションの予約ランキングを

『猫が30歳まで生きる日』ネコの寿命が2倍に? 「偶然」から活路を見いだす 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

『猫が30歳まで生きる日』ネコの寿命が2倍に? 「偶然」から活路を見いだす

ネコ好きの人はもちろん、そうでない人にとっても朗報だ。ネコを飼った経験のある方はご存じかもしれないが、ほとんどのネコは老齢になると腎臓病にかかり、その多くは長く苦しんだ末に死んでしまう。しかし今、この腎臓病を治すための研究が進んでいるという。 もしこれが実現すれば、ネコの寿命は現在の2倍、30歳程度まで延びる可能性がある。それだけでなく、ネコを対象としたこの

世界を「長尺の目」で認識するため絶好の科学書『生命の惑星』 書影

サイエンス / おすすめ本レビュー

世界を「長尺の目」で認識するため絶好の科学書『生命の惑星』

地球は「生命の惑星」と呼ばれ多種類の生物が生息している。これは厳しい環境の宇宙空間では極めて稀なことで、生命の維持に必要な安定した環境があったからだ。 宇宙の中で生命が生きられる場所を、「生命居住可能領域」(ハビタブルゾーン)と呼ぶ。実は、生命にとって最も重要な物質は、熱しにくく冷めにくい水の存在である。地球は表面の7割を海が占めるが、ここに貯えられた大量の

自分の人生を輝かせる「スーパーボランティア」の生き方――『お天道様は見てる 尾畠春夫のことば』 書影

人物 / おすすめ本レビュー

自分の人生を輝かせる「スーパーボランティア」の生き方――『お天道様は見てる 尾畠春夫のことば』

2018年8月、瀬戸内海に浮かぶ山口県の島で、2歳の男の子が行方不明になった。警察や消防が150人体制で3日間探しても見つからなかったその男の子を、大分県から駆けつけたボランティア男性が捜索開始からわずか20分で無事見つけ出したニュースを覚えておられる方も多いだろう。「スーパーボランティア」と呼ばれたその男性こそが、尾畠春夫さんである。 5万5千円の年金暮ら

今週のいただきもの:2021年9月12日週 書影

今週のいただきもの

今週のいただきもの:2021年9月12日週

秋鮭。なんともおいしそうな響きですよね。鮭は産卵のため9~11月に川に上ることから、主に東北・北海道沿岸によってきた鮭を「秋鮭」「秋味」と呼びます。秋鮭は脂が少ないため、バターを使用したムニエルやホイル焼き、フライ料理などがおすすめです。今日は秋鮭を使ったジャガイモガレットを紹介します。 鮭は冷蔵庫から出し、塩を振って15分ほど置き、水気をふきましょう。ジャ